Feb 09, 2018

立春と豆本と手製本と活版と

 Le Petit Parisienでの展示、盛況に終了しました。ありがとうございました。明日は同じ場所で本の修理イベントをします。こちらも順調に参加者が増えているようで、ご関心ありがたいかぎりです。
 さて、ここしばらく、どう過ごしていたかというと、アリス特装版のオーダーをいただいて、製本をしていました。集中力を要する時は、脳内に静けさが必要で、インターネットは断っていました。
豆本生活
 もちろん、豆本を作ると私も肩が凝ります。ストレッチの本を、ハンズフリーで見られるように、製本し直しました。ページをばらして、和紙でページの間をつなぎ、折丁の形にして、針と糸で真ん中を綴じれば、快適に使える、私のための本が出来上がりました。本の改装は、その本を作った人たちに申し訳ない気もして、これまであまりやらなかったのですが、本の利用者として一冊の本に向き合った時、これもありだなと実感しました。
本の改装
本の改装
本の改装
本の改装
本の改装
 お茶の間にあっても違和感のない、インテリアとして見られるようにと思うと、本のタイトルは表紙に入らなくてもかまわなくて、無地の茶色の革や、緑の布がいいなと思いました。
本の改装
 リア充で写真をためてしまいました。『大人の科学マガジン 小さな活版印刷機』に豆本『雨ニモ負ケズ』が掲載されています。
本の改装
本の改装
 そして、3月17日午後の東京都人権プラザでの豆本ワークショップのチラシができてきました。お申込みは東京都人権プラザへの電話、またはホームページで2月13日から3月2日までの間にどうぞ。豆本は、活版印刷の人権宣言からの一文に、お好きな色紙を数枚重ねて、真ん中を針と糸で綴じます。開きやすく丈夫な、洋本の基本スタイルの中綴じという形で作ります。お子様でも大丈夫なように、オリジナルキットを準備しています。昨日、『大人の科学』にも掲載の弘陽さんに行って、金属活字版印刷の打ち合わせをしてきました! 良い本ができそうですよ。
本の改装
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