miyako

本の中身にできる著作権フリーのサイト

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パブリックドメイン(著作権が切れて、自由に利用できる状態になった文章や絵)のサイトを紹介します。

    ◆パブリックドメインとは(Wikipediaの説明)


◆プロジェクト・グーテンベルク(西洋文化圏の文学作品が主)
http://www.gutenberg.org/

「レミゼラブル」「グリム童話」「人形の家」「不思議の国のアリス」「ハックルベリーフィンの冒険」「シャーロックホームズの冒険」「ガリバー旅行記」など


◆青空文庫(日本文学。パブリックドメインのものと、そうでないものがある)
http://www.aozora.gr.jp/

夏目漱石、芥川龍之介、宮澤賢治など、明治期~昭和初期の作品
古事記も


私は青空文庫をよく利用しました。(豆本がちゃぽんなどに)

小さな本工房さんは、プロジェクト・グーテンベルクのサイトから本の中身にする素材をダウンロードして、本を作られているんですよね。


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返信(18)

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  • 小さな本工房です。
    私は創作系ではなく、製作系の方なので外国語系の便覧や例文集、活用表などの類以外はネット上にあるデータを利用しています。

    ◆テキストデータの場合は、グーテンベルクのサイトをおもに利用しています。

    プレーンテキストをダウンロードして、引用符などの約物を正しい形に変えてからスタイルを設定して・・・って感じです。

    正規表現をうまく使いこなせなくて、試行錯誤の連続です。

    ◆洋古書のミニチュアはInternet Archiveのサイトにある"Ebook and Texts Archive"を利用しています。

    PDFファイルをダウンロードして、1ページ単位に分割します。それを印刷して折った時に本になるように配置するのです。

    PDFファイルを分割するときはAcrobatを、配置するときはAdobeのInDesignというソフトを使っています。

    小さな本工房で作った洋古書ミニチュアに関する記事です。よろしかったご覧くださいませ。
    http://waldsteig.net/folder100/folder103/post-1.html

    • プロジェクト・グーテンベルクは、テキストばっかりですよね。
      英文テキストの文字組は『フォントのふしぎ』という本を読むとfの優雅な扱いなどが書かれていて、そこまでできたらいいなあなんて思いますが。
      約物がデータそのままではいかないんですね。

      そうか、私が好きなFlower Chirdrenは、Internet Archiveからなんですね。
      ページのサイズまで、元の本と同じようで、古本の紙の風情が既にあるのが興味深いです。

      Acrobatにそんな機能があったっけ? と思って、私のAcrobatが古すぎたことに気づきました。4.0でした。レーガン政権以前だったりして?

      最新無料体験版をダウンロードして、やってみました。分割はたしかに一瞬でやってくれますね。
      ただ、pdfファイルになっているのを直接画像として取り込むのが、私のソフトではできないようです。イラストレーターは、このpdf解析できませんエラーを、Abobe同士の癖に返してきて…。
      InDesignってプロのデザイナーさんが使うソフトのイメージです。
      私はページ数が多い時はPageMakerを使うので、使い慣れたこれで、どうできるかやってみました。
      Acrobatでスクリーンショットを取って、1ページずつ画像として貼り込むことができます。
      まあ、それなら、AcrobatでなくてもPCのスクリーンショットでも可能だけど、縁を切り落とすのが手間すぎるか…。
      これを一枚ずつ、ちくちくと配置していくことになりますね。
      In Designでもやはり、最初のテンプレート造りは、地味に一枚ずつちくちく画像を貼って作るんですよね?

      ちなみにWordでもAcrobatのスクリーンショットは貼れました。でも見るからに画質が落ちた気がします。

      後は、上コメント内URL先記事に書かれているとおり、画像やプリントの質が仕上がりに左右しそうですね。

  • 挿絵が入った絵本などは画像データをそのまま使うのですが、あまり小さくしてしまうと、読めなくなってしまいます。
    私がやっている「洋古書ミニチュア化」は、基本的には文字も読めるようにしているのですが、サイズ優先で小さくしてしまうこともあります。

    欧文テキストの約物処理は結構面倒だなって思っています。専門的に勉強したわけではないので、見よう見真似なのですが。その処理が面倒だから、あえて画像データをそのまま使うってテもありますね。
    ↓の記事に、同じ内容の本を画像データで作ったものとテキストデータで作ったものについて案内しています。
    http://waldsteig.net/2011/09/post-88.html

    欧文約物で直しているのは、引用符やアポストロフィ、それからEMダッシュなど。あとは、テキストデータの中で、イタリックであることを示す"_"で挟まれた部分などです。

    PageMakerは、InDesignが出る前に使っていましたが、今は使っていないので忘れてしまいました。画像データを「配置」する機能があればもしかして楽になるかもしれません。

    InDesignのテンプレートは試行錯誤の末にようやく使えるものができました。テキスト用と画像用があって、テキストを流し込むだけだったらそれほど手間はかかりません。画像の場合は、フレームを作っておいて、そのフレームに一枚ずつ貼りつけて(配置して)いく感じです。
    あとで配置した状態のものをご案内します。

    • 引き続き、ご案内のサイトや最近の記事などを読ませてもらいました。
      画像から作ったものは、やはり可読性が悪く、雑貨扱いなんですね。
      でも物としてかわいいですよね。
      どうせ読めないのなら、文庫半分サイズ「はん・ぶんこ」よりさらに小さく、ドールサイズにしてしまったら、どんなかんじになるんでしょう。

      インターネットアーカイブだけでなく、所持されている洋古書をミニチュア化したものもあるんですね! 素敵です~。

      テキストから作ったものは、合字まで組んであってうわ~と思いました。
      話がちょっとそれますが、最近、アルバム製本やノート製本と、書物の本との、製本上の違いを考えます。
      書物としては、背固めしたほうが持ちます。サイトの写真ではかがったところまでに見えたので、背固めしたものがあると良いなーと思っています。

      テンプレートは、私はこれまで一冊ずつ特殊なかんじに作っていたので、とりあえずActobatが無料で使える30日間のうちにでも、一般的なテンプレ作りに挑戦してみます。

  • はん・ぶんこのさらに半分、A8ベースでミニチュア化したものをシリーズ化しています。豆本フェスタ3の時に作ったヴィクトリアン絵本をはじめ、今のところ7点。長辺が70ミリ程度なので、さすがに小さいです。

    手元にあるオリジナル古書を豆本化したものは19世紀の花言葉の本、ヴィクトリアン絵本のことですね。どちらもクロモリトグラフの挿絵がとてもきれいです。家庭用のスキャナーやプリンターではどうしても再現できません。

    背固めの件ですが、背表紙をつけて上製本に仕立てるときはしていますが、日常使いの簡単な便覧や作業ノートの場合は特に何もしていません。

    かがり糸が弱すぎては問題なのですが、今のところかなり酷使したものでも切れたものはありません。万一糸が切れたとしても、かがりなおすことができるので、あまり気にかけていないのです。

    糊を入れたり寒冷紗や和紙で固めてしまうと、壊れた時に修理しにくいのではないか、という理由もあります。全部が全部というわけではなく、どのように装幀するかによって臨機応変に対応しています。

    「使う」ことを目的にしているものに関しては、上等な作りにする必要もないし、それによって使い勝手が悪くなってしまっては手づくりの意味がないと思うのです。

    「使い勝手」と「使い心地」がよければ、その他の部分についてはあまりこだわりがないのです。

  • 赤井先生、小さな本工房さん、とっても勉強になります! ありがとうございます。まだ難しいことは分かりませんが、手製本であることの魅力を活かした本づくりを目指したいです。今後とも、よろしくお願い致します。

  • A7やA8サイズの場合、紙が軽いので大丈夫になっているのかもしれません。
    ただ一般的な想像ですが、背固めしていなくて折丁が動きやすいと、かがり糸に負担がかかると思います。背固めしていないことで、糸が切れやすくなり、壊れやすい本になっているのでは。かがり直せるとはいえ、かがり直すのは、手間では? かがり直せない人は、壊れた本を持っていることになりません?

    でも、小さいと壊れないのかな。実際に酷使しても切れた例はないのですね。
    観察期間は何年ですか?
    一定期間、手元で頻繁に使う物、として考えられていて、使った後で取っておく物としては考えられていないかもしれませんが、物って意外な所で元の作り手の思惑を離れて、物だけで生きていくこともあるので、その可能性を最初から限ってしまうのはちょっと勿体ないような気もします。

    たしかに、背固めした物が壊れると修理はしにくいです。が、機械製本や大量生産本と違って、壊れないように作れば壊れないと思います。
    だから、小さな本工房さんが手で作れば、背固めしても壊れないと思います。
    背固めして、背が硬くなるとか、開きが悪くなることも、糊の量をコントロールすれば大丈夫だと思います。(がまだこれはちょっと自分では研究中の身での弁。)
    裏打ち寒冷紗よりも、和紙が背が柔らかく仕上がるかも。

    とはいえ、むしろ、折丁が動くところを、小さな本工房さんは楽しんでいて、その小さな動きに慣れていっているのかなーとも想像します。
    Ryo_Cyborgさんおっしゃるところの「手製本であることの魅力を活かした本づくり」
    背固めしてない帳面って売ってないからこそ、作って使っているのかなと思ったりします。

  • 「誰が」「どのように」使うことを想定しているかによるでしょうね。

    A7、A8だから可能というのは確かにあると思います。
    A5サイズで160頁とか192頁とかであれば、確かに不安ですし、その場合は和紙で補強します。

    自分で使うための本は、文庫本サイズか「はん・ぶんこ」のA7判です。テキストを入力し、製本したものをチェックしたり、書き込んだりするためのものなので、使い勝手が良ければそれで十分なのです。逆に、使い勝手が悪ければ、手作りする意味がないと感じています。

    酷使した本ですが、韓国漢字音便覧を作った時の事例では、4888字を144頁、あるいは96頁に流し込み、日本の常用漢字表との照合作業をするために、2136字分(国字もあるのでちょっとだけ違いますが)をひたすらページをめくり、書き込みをして・・・という作業をしました。日本語と韓国語とでは並び順が違いますから、それこそページを行ったり来たり、です。文芸作品のように1ページずつ順番に捲っていくのではなく、辞書のような使い方です。

    ↓これに関する記事を探してみました。
    http://waldsteig.net/2010/08/post-34.html
    http://waldsteig.net/2012/07/post-92.html
    http://waldsteig.net/2012/01/post-79.html

    どちらにしても、これは自分が使うことが前提なので、誰かが手にするというわけではありません。なので、万一、糸が切れても自分でかがりなおすだけの話、ということになります。

    以前、無線綴じで製本された本を糸かがりで修理した時は、和紙でページをつなぎ、麻ひもを支持体に使い、太目の木綿糸でかがって、背固めをして寒冷紗で補強して、というようにしました。比較的大きな料理の本だったので、開いた状態で使えるように使い勝手が良いように仕立てました。

    http://waldsteig.net/2012/06/post-86.html

    それぞれの目的にあっていれば、それでいいのではないかなと思います。

    かがり糸について、
    通常はレース編み用の木綿糸(#40)を使っています。このくらいだとそれなりの強度があると思うのですが、うんと小さな本を作るときは、本とのバランスが悪いようなので、さらに細いものを使ったり、刺繍糸を3本どりでかがることもあります。

    刺繍糸の場合は、どの程度の強度なのか不安があります。

    • 私の手元に、小さな本工房さんの豆本が一冊あります。
      二折のリンクステッチで、洋古書をミニチュア化された上製本。
      本文紙のパールの風合いといい、その厚みやしなり、かがり糸のぴんと張ったかんじ、ビクトリア朝の絵、読みづらいとはいえけっこう読めてしまう文字、見事な本です。
      この本をいただいたイベント時に、いろいろお話はお聞きしましたが、パソコンの前だと、制作時の記事も読めるし、改めて、こういう場で理解が進む話もあるなあと思っています。
      トピック表題からずいぶん離れてしまいましたが、おつきあいいただきまして、ありがとうございます。

      >「誰が」「どのように」使うことを想定しているかによるでしょうね。

      本は利用のためにある。本を使う人の「もうちょっとここがこうなってほしい」という欲求を叶えてしまうのが、自分自身による手製本、ということですね。

      たしかに、どんなに柔らかく仕上げても背固めをしたら別物になるでしょう。そうじゃない物に、書き込みしたりして使いたい、ということですね。
      そういう物が売ってないから、手作りして、作る。
      作るのは、自分の利用のため。
      いつでもそれ以外の形に自分の手製本でまた持って行けるわけですし。
      あえて不躾な質問を投げかけ、答えていただいて、本は利用のためにあり、利用は一人ずつの形になるのだな、と私に気づきがありました。
      (むしろ180度以上開いて困るために上製本にしたりして。)

      「だからね、君は、やり方は一つだって思わないほうがいいよ」と
      全く別件ですが、昨日、修理と保存の師匠に言われてもしまいました。
      電車の中で読んだ、最初の頃のノートに「本の利用のために行う」とも書いてありました。
      どう考えるかによって、形は変わってきて、やり方も違ってくる、と。


      かがり糸、
      木綿糸は一般に元々の撚りが弱く、経年変化も受けるので、酷使するとある時点で一気にあちこちが切れ始めるか…と想像されるのですが、
      レース編みのサイトなどを見ると「レース糸」は素材が木綿とはいえ、丈夫さや撚りの面で違う性質を持った物らしく見受けられますね…。

      経年変化の丈夫さや糸の引きやすさで、私は麻糸、細い色糸にはポリエステルのボタンつけ糸、ポリエステルのミシン糸などを使っています。
      話はまたちょっとそれますが、絹糸で中綴じした洋古書上製本もあるらしいですが、そういう物が存在するからといって、それを是として真似するかは別。絹は経年変化で切れてしまうし虫も食う。どう考えるかで形が変わってくる例かと。
      麻糸を避ける理由はあるのですか? 微妙な色がないのが嫌、でも自分で染めるほどでは…とかですか? もし麻糸食わず嫌いなら、麻糸の細いの(浅草橋でキロ単位でしか売ってないもの)をキロ買いして、豆本では使い切れないくらいたくさんあるので、小さな本工房のファンの一人として、差し上げますよ。今度お会いした時にでも。
      定期でいらっしゃる場所もあるのですよね? 定期でいらっしゃる場所やイベントなど、よかったら「アーティストホームページ」のカテゴリーの中にでも、書き込んでいただけたら嬉しいです。

  • 私が手製本を作りたいなと思って始めたのはおそらく10年ぐらい前だったと思います。その時は16ページで、PageMakerで作ったテンプレートにテキストを流し込んだだけのとってもシンプルなものでした。

    中身のテキストが長くなったときは16ページではなく、24ページとか32ページにむりやりおさめて(その代り文字が小さくなったり行間が狭くなったりしました)、週刊誌のような綴じ方をしていました。

    折丁が増えても対応できるようになったのはそのあと数年が過ぎてからでした。といっても3折か4折程度でしたが。
    そのころは指南書にしたがって麻ひもを支持体にしてかがるやり方をしていました。もちろん背固めもして、本文がそんなにあるわけでもないのに栞紐をつけて花布もつけてハードカバーの表紙もつけて・・・って具合で。

    それはもちろん大切なことだし、そうしたものを何冊も作った後でそこから自由になるものだと思うのです。芸事や習い事だけでなく、「本を作る」ことにも「守破離」はあると思います。

    だから、私も誰に対しても背固めは必要ないとは言いませんし、まずはオーソドックスなものから始めるように勧めると思います。いま某所でやっているワークショップはリンクステッチでかがっただけのシンプルなノートですが、時間の制約があるのと、「製本」そのものよりも、「紙素材を使って何かを作る」ものと割り切っているからでもあります。

    ただ、せっせと本を作るなかで、自分が欲しているものはこれでいいのか?って考えるようになりました。たとえば3折、32ページの花言葉の絵本に本当に花布が必要なのだろうか、とか、ハードカバーで背表紙がある本が本当に「使いやすい」のだろうか、とか。

    私の場合、製本するといっても、ばらばらのコピー資料をきちんと整理する(これは大学の時に教授の研究室でコピー資料をひたすら四ツ目綴じで製本した経験が生かされています)とか、書き込むためのノートのようなものが必要だったというのが大きな理由なんだと思います。

    もし私が創作系の方だったら、コンテンツに合わせて本の形を考えたり作ったりすることに夢中になったと思うのですが、それとは別の形でこの世界に入ったためなのか、ある部分では割り切った見方をしています。それは単純に手仕事だから特別というようなものではなく、一般に流通しているものがスタンダードでなくてもいいのでは?という反発心のようなものかもしれません。

    ちょっと話題がそれてしまいましたが、
    本の中身に使えるサイト、リンク集のような形で整理できたらいいですね。

    いまイギリスの作家のエッセイを一篇一冊のはん・ぶんこに仕立てるために利用しているサイトです。

    http://www.readbookonline.net/

    • >「本を作る」ことにも「守破離」はあると思います。
      >だから、私も誰に対しても背固めは必要ないとは言いませんし、まずはオーソドックスなものから始めるように勧めると思います。
      >ただ、せっせと本を作るなかで、自分が欲しているものはこれでいいのか?って考えるようになりました。

      その言葉が聞けてよかったです。
      「守破離」かぁ~
      私は本の定型の形や、それを作る技術は、人間の経験や要求の結晶だと思っています。それは一人の力ではたどりつけない、長い経験や観察の結果の、人類共有の財産みたいなもの。
      そこから、新たな自分の表現をしたくて、やっています。
      ところが私のような本作りのアプローチは、けっこう特殊みたいです。
      最初は、豆本だから特殊みたいなのかな? と思っていましたが、
      実は、そういうわけでもなくいつまでも特殊っぽい。
      豆本の裾野が広がって、豆本人口も増えましたが、
      伝統そのままで綺麗に作るとか、その中に名作を入れるとか、
      そっちのほうがやっぱり主流っぽい。
      私のような立場は、知名度はあるかもしれませんが作っているものは一般受けしない物です。なので、私を主流だと思われるのは違っています。

      小さな本工房さんに私がぐいぐい突っ込んでいったのは、おそらく、小さな本工房さんが、自分が欲している物を作るその姿勢に、ピンときたんだと思います。
      部分読みしかしない早とちりな初心者が素材や何かを真似すると大変だなあと思いながら、でも一人の要求からは、筋が通ってる作り方だと思います。
      美的じゃない実用一辺倒のように書かれていますが、本文紙や本のバランスなど、本好きのベースがあって、自然に美的に作られていると思います。
      実用のノートも、機能美で。

      リンク集ありがとうございます。
      アクロバットはちびちび動かしています。

  • グリム童話に特化したサイトですが、ドイツ語のほか英語やフランス語などヨーロッパの10の言語で読むことができます。
    http://www.grimmstories.com/

    素材としてはなじみがあるものですし、西洋の古書のイメージで作ると面白いかもしれません(組版のルールは言語によって微妙に違うようなので、そのあたりはどこまでやるかは問わないことにして)。


    私は手製本に対しては、ある程度自由であって構わないと思っています。
    それは完璧なものを目指すもよし、敢えて逆らうもよし、というような意味で。
    皆がみんなおんなじものを作る必要はないわけだし、違いがあるから面白いのだと思うのです。

    私はコンテンツ作家ではないので、ありきたりの普通の本しか作れませんし、そういう意味では、やっぱり目立たない部類に入ると思います。別に目立ちたいわけでもないし注目されたいとも思いませんが。

    自分自身のことを振り返ってみると、本を作る動機や目的が今の形に結びついているのだと気づきました。

    私は専攻が語学系だったので、日々語彙を暗記して文法規則を頭に入れて、それからはひたすら読解(あるいは解読)作業・・・ということをやっていました。学生の頃は自分で本を作ろうなんてことまでは考えませんでしたが、あのころ手製本を始めていたらもっと成果を出せたかもしれないって思うこともあります。いま自分のためにせっせと作っているものも同じ流れなのです。

    喩えとして、なのですが、外国語とのかかわり方だっていろいろあってかまわないわけですよね。やるからにはパーフェクトを目指すのもあり(実際にはそんなことは現実的ではないのですが)、とりあえず読みたいものを読めれば良しとするのもあり、旅先でちょっと用が足せれば十分というのだってあるわけですし。

    それと同じように、本の作り方も美術工芸品のような一点ものを作るのを目標にすることもできるし、とりあえず間に合えばそれで十分ってものもある。その中間に様々なかたちがあるって考えれば良いのではないかって。

    だから、こうしなければならない、とか、こうではいけない、みたいにギチギチに縛ってしまうこともない、むしろそこから自由になった方が多様な作品が生まれると思います。もちろん、守破離の「守」があってのことですが。

  • グリムのお話って短くて、小さい本にすんなり入ってくれそうですね。
    ふつうサイズの本なら、絵をいっぱい入れてページを増やした「絵本」か、「童話集」になるけれど、豆本なら文章と扉絵だけで、一話で一冊として作れそう。いいですね。

    手製本は、自由ですね。特に豆本は紙の重さからも離れて自由。
    本と語学とのたとえ、よいですね。服にもたとえたいです。いろんな服の着方があるみたいに、人と本との関わりもさまざま。

  • ところで、このスレッドの途中で小さな本工房さんに教えていただいた、
    化粧裁ちしないレイアウトにして、紙の端まで利用するという方法。
    私は、エコにというよりも、むしろ省力化のために、今回二つ三つ、紙端まで利用するレイアウトをやってみました。
    縦長に紙の目を通していないとうちのプリンタは詰まってしまうので、裁ち落す部分は一辺はありますが、全体に大変に省力化される結果となっています。
    私は折丁にしてから前小口を化粧裁ちするので、ページの切り出しと化粧裁ち、二重に手間がかかると常々思っていました。
    縁までは印字できないので、縦10cmくらいの、マクロミニチュアサイズに適用しています。
    良いアイデアをいただきました。ありがとうございます。

  • 私が「はん・ぶんこ」サイズにこだわる理由は、もちろん手になじむ大きさであること、つまり使い心地が良いからなのですが、ほかに理由があるとすれば、手間がかからないこととゴミが出ないことでしょうか。

    A4用紙を8等分した大きさで、単純に紙を4分の1に切り分けて半分に折ればそれで折丁ができます。あとは穴をあけて糸でかがるだけ。

    私が印刷するときに使っているのは家庭用のインクジェットプリンターです。自動両面印刷ができることが条件で、あとは特別なものではありません。

    縁なし印刷もできるのでしょうが、その機能は使っていません。印刷原稿を作るとき、紙の縁の部分が約5ミリ程度印刷されないので、その部分にはテキストも画像も配置しないようにしています。テキストが中心であれば全く気にすることはありません。

    16ページのシンプルな出力見本です。PDFファイルなので、保存して印刷してみてください。印刷するときに、拡大・縮小せずに100%で印刷します。あとは1/4に切って折れば冊子になります。
    本のサイズと文字のバランスは悪くないと思っています。

    http://waldsteig.net/books/storm.pdf

    印刷した後で、正確に切り分けるコツや折るときに便利な道具、その他製本に役立つあれこれについてはまた別のトピックスを立ててご案内します。

  • pdfを印刷してみました。
    これ、きれいですね。
    私のプリンタではページ番号がちょっと切れましたので、小さな本工房さんがお使いのプリンタよりも余白が多く必要なプリンタだったようです。
    楽しいです。

    • これとは別の、文芸作品の「はん・ぶんこ」原稿があるのですが、著作権の問題もあるので、こういった場でご案内するのは控えます。串田孫一さんの「雑木林のモーツァルト」です。16ページの小冊子ですが、フォントサイズはこれよりも大きくて、行間もゆったりと組んであります。

      一般的な文芸書よりもゆったりした感じに作ってあるので、本のサイズは小さくても、読みにくさは全くないと自負しています。

      私は、読むための本というのは、内容がすんなり入ってくるものであるべきと考えています。
      確かに、本の手触り(表紙は本文の紙の質感)や見た目(表紙のデザインや組版、書体、サイズ、文字色等々)も重要な要素ではあると思いますが、究極は「書いてある中身」だと思うのです。

      だから読んでいて「あれっ?」って思うようなフォントはNGだし、文字が小さかったり余白が少なかったり、そういうのは極力「気にならない」ようにしなければならないって考えています。

      それが「はん・ぶんこ」で成功したかどうかはわかりません。でも、いつも考えなければならないと思います。だって、書物は作る人のものではなく読む人のものですものね。

  • >究極は「書いてある中身」
    それは、そのとおりだと思います。
    読むための本は、プレーンじゃない物でも
    子供用の本のように、ちゃんと読めて楽しいのかもしれませんが。

    「はん・ぶんこ」は、私は四六版や文庫などの規定のサイズ以外での
    一つの読書(本への書き込みも含めた、本と人とのつきあい関係)の
    実証事例としてこれから見ていくでしょう。

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