2015年4月20日

白い表紙のハードカバー豆本

河出書房新社一階カフェふみくらでの、金曜夜の豆本ワークショップ、19冊の豆本が見事2時間で完成しました! 手を動かした参加者さんたちへ拍手パチパチ。このたび作った『クレナイヨモギと二人の夜』は、豆本の奥付にも記したとおりロングセラーです。作品ページで見ても、いろいろ思い出します。雑誌に紹介されたりもしましたね。このキット、実は累計500部で、もうこれ以上手では作れない!と音を上げたところで、ちょうど河出からキット集の話が来て、出版したのが『そのまま豆本』です。このところ絶版にしていたのですが、今回、復刊で、数十部印刷し、ところがなんと用紙のストックがこれで終わりになりました。豆本を作る前は、大判の全紙とか、A4カット紙100枚とか、そんなのとても使いきれないだろ!でも販売単位がそれだから、と購入するのですが、使っちゃうものでした。
ワークショップで作った豆本
照ったり降ったりのお天気ですね。ふみくらへの入口や壁には、話題の本が並んでいて、私は打ち合わせの際に訪れた時、たくさんの本に引っかかりました。銀色夏生のムックや、池澤夏樹の全集、片付け本、いろいろ。こういうたくさんの本の中で、豆本を皆で作るのかー、とちょっと不思議な気分になりました。こんな楽しいことが、まさか現実に実現するなんてね。 『クレナイヨモギと二人の夜』は、このあと、5月に名古屋のイベントへ出て、それで販売終了の予定です。紙を使い切ったから。
もっと豆本を作りたい、自分も小さな本を作りたい、という方は、私の小さな本の教室予定はこちらです。こういうのが作りたい、と皆さん作りたい本がそれぞれなので、自宅なら材料も道具も揃っているので、一人ずつお聞きして、一人ずつ作りたい本を作っています。

2015年4月13日

豆本読書茶会で何しよう?

豆本読書茶会のご案内

2015年5月7日~27日 10時~19時(最終日16時まで)
「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶」
名古屋市中区栄3-3-1 丸栄百貨店8階茶道具売場あーと・すぽっと
http://sottomamehonfuwattokappan.com/
出展者:赤井都、Bird Design Letterpress、協力:活版工房
5月9日(土)、10日(日)活版ワークショップ 随時受付・予約不要・所要時間30~40分・1620円 5月17日(日)豆本読書茶会 随時受付・予約不要・2000円

以前、名古屋市立名東高校で、豆本や仕事について話しました。一昨年の秋のことです。その講演にいらっしゃった中のお一人に、茶道具屋さんがいました。なんとなく和アートな世界に惹かれて、名古屋出品に向き合い、去年は4月に私一人で出ました。今年は、活版も交えてもう少しイベントを大きくして5月に出ます。
本ギフト
私は17日に会場に行きます。豆本を作ってみたい人も多いかもしれないですね。ただ、豆本ワークショップだと、規定の品を作り上げるというミッションのため、それしかできない一生懸命になりますが、今回はどなたがいらっしゃっても自由にお話できるようなのんびりした会にしたく、「豆本読書」と「ほっこりお茶」、そしておみやげ付の「豆本読書茶会」を計画しました。豆本製本のようすは、でも生で見られます。おみやげ豆本を、その場でオーダーを聞いてくるくると手を動かしてお作りしますので、かぶりつきでご覧下さい。「豆本読書茶会」で何をするか? それは、豆本読書とお茶会と製本オーダーと製本パフォーマンスだ。うわあ盛り沢山。
じゃあ、「ほっこりお茶」ってどんなお茶? うん、それは当日のお楽しみ。
母の日父の日付近の開催となります。ギフトになりそうなものも会場で何かしら見つけていただけるでしょう。おみやげ豆本の一つカードホルダー(上写真右)は、診察券入れにもなるサイズですが、手作りなので、どうあっても折れない紙などは使っていないので(だって手で折れなければ手で折って作れない)、絶対折れない超頑丈な工業製品に比べたら作りが繊細ということになります。診察券入れのような物が、手作りであったかみがあったら楽しいだろうなあ、ギフトにも使ってもらえたら嬉しいなあとは思うけれど、紙もの好きなお母さん限定と、相手を選ぶかもです。
そして、これまでこのブログを見てくれていた人のために、あえて深くつけ加えると、『楽しい豆本の作りかた』の作例のようには見返しを貼っていません。ワークショップで作った「蒐集帳」よりは小さいサイズで、あのように両端を貼りつけるのではなく、背と接する一つの折山を縫ってつけて、両端はこの場合かっちりとつけると壊れるので一点だけでファジーに留めています。つまりこれまでのデザインをアレンジした新デザインになります。縫った背がデザインであるといいなという発想で、構造としてはこれまでので完成しています。
おみやげ豆本や豆本読書茶会の詳しいご案内は、こちら。