2016年12月21日

個展においでいただき、ありがとうございました

中野のギャラリーリトルハイでの赤井都個展「手のひらの中のアリス」は、大変好評にて、無事19日に会期終了しました。その間、中野経済新聞、Yahoo!ニュース、NHK総合テレビ「おはよう日本 関東甲信越」生中継、Excite Newsなどに情報掲載されました。「とても、気になって」といらっしゃったお客様、初めての方、いつも来てくれる方、久しぶりの方、スタッフの皆様、ありがとうございました。おかげさまで、ぬくぬくと暖かいお正月が迎えられそうです。
私はこのあと、来年2月の、目黒と京都でのグループ展「東京製本倶楽部国際製本展」に3作品ほど出品予定です。
ショッピングカートの数を変更しておきましたので、通販お買い物いただけます。アリスは今なら在庫があります。東京堂書店にも納品予定があります。ホームページは徐々に更新していきます。なお、「赤い鳥1号 Twinkle, Little Star」は限定50部中最後の2冊が、タコシェにあります。タコシェでは通販もできますので、気になる方はタコシェをチェックしてみて下さい。

2016年12月12日

中野で個展開催中

 今朝は、NHK「おはよう首都圏」がアトリエに来て、生中継で関東甲信越地方へ豆本の魅力を紹介されました。真っ赤な革表紙で天金の7cmの豆本、一円玉にすっぽり入るようなサイズの青い革表紙の豆本、今年の世界コンクールの受賞作、宮沢賢治のふるさとを旅したスケッチ、活字組版そのもの、製本作業のようす、世界の歴史ある豆本、現代のカプセルから出てくる豆本など、さまざまな豆本の魅力が、5分間という短いながらも長い時間にぎゅっと凝縮されて伝えられました。朝のひととき、きれいな物たちに癒された時間になっていたら幸いでした。
 中野のブロードウェイ4階ギャラリーリトルハイでの個展は、先週土曜からオープンし、ただいま好評開催中。12~19時、水曜休廊、19日(月)まで、最終日は17時までです。おいでいただきました方々には、ありがとうございます。会場には、豆本がちゃぽんを設置し、活版や製本のビデオも流しています。
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ

ギャラリーリトルハイ 赤井都個展 展示販売作品一覧

作品詳細データはこちらからご覧ください

新作豆本
『雨ニモ負ケズ 特装版』

既刊豆本
『雨ニモ負ケズ 未綴じ』
『雨ニモ負ケズ フランス装』
『雨ニモ負ケズ ハードカバー二冊組ブックシュー入』 展示のみ
ミニチュアブックコンペティション2016受賞作『月夜のまひる』
『Alice's Adventures in Wonderland 特装版』
『Alice's Adventures in Wonderland 通常版』
『Loneliness 孤独』
『航海記 たとうなし』
『航海記 たとう付』
『航海記 特装版』 展示のみ
『Greetings from Here寒中見舞』
『魔法日記 特装版』
『魔法日記 通常版』
『稲垣足穂『一千一秒物語』抄 『どうして酔よりさめたか?』』
『Small Gift』
『ぴょん』
『恋ぞ積もりて』
『Twinkle, Little Star』 展示のみ(タコシェに在庫有)
『第一の手紙』
『第二の手紙』
『第三の手紙』
『Spiral』
『Book』
『和綴じノート』
『赤井都 言壺 カタログレゾネ 2002-2010』

通常サイズの本
『豆本がちゃぽんの10年間 直径48ミリカプセルの中の「ブックアート」』
『楽しい豆本の作りかた』
『豆本づくりのいろは』 増補新版
『そのまま豆本』
『凪のゆくえ』 未綴じ

赤井都個展限定 豆本がちゃぽん
豆本がちゃぽんの中は、
『製本道具豆帳』
『切手の豆カード』
『Book and Sweets』
『中原中也文学カプセル』
『イタリア語の練習』他

セミオーダー実演
『2016』 所要40分程度

本以外
航海記はがき
豆本がちゃぽん活版はがき
孤独抜き刷り
原画

アリス、ずっと品切れだったのが入荷すると予告されていたけれど、できるのか? と、ご心配いただいていたかと思いますが、仕上がりました! 表紙にはやすりかけをしてまるみを出し、フランスの山羊革でくるみました。革を引き立てるのは箔! 熱した金属の型で金色を押してあります。
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ

2016年12月11日

放送予定です

12日(月)朝7時45分からのNHK総合「おはよう日本」生中継に出ます。

受付始まりました。 2017/2/19(日) 13:00-15:00 朝日カルチャーセンター千葉
宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』フランス装を作りましょう。
公開講座 はじめての豆本 詳細・お申込みはこちら
写真

2016年11月25日

Ame ni mo Makezu Special Edition 『雨ニモ負ケズ』特装版

朝、和紙のけばだちを抑えるためのCMCを塗りながら、きれいだなと思って写真を撮りました。光線の向きによってグレイが強く見えたり、黄色が見えてきたりするのは、和紙をレイヤリングした効果。紙の中に、竹の繊維の雨も降っています。だんだん深くなっていく三段の寸法の比率はフィボナッチ級数。
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ

2016年11月24日

Making of Ame ni mo Makezu Special Edition 『雨ニモ負ケズ』特装版

作りながら、まにあうんだよね? いいものになるよね? これで? と心配になる瞬間がありました。これまで学んできた技術の引き出しを探りつつ、ひらめきと工夫とを加えて、その不安をなくす方法を探りました。それは、伝統を踏まえたうえで、創意工夫によって新しいものを作るということをしたことになりました。誰も見たことがなかった、でも見た瞬間に、これが見たかったんだよ! と思われるような本を作りたい。それが、既に何億冊も本が存在しているこの世界で、私が新しく一冊の本を作る意味になってます。ひらめきと手仕事を重ねていくうちに、おのずと、自分にしか絶対に作れないという本になっていきます。でも私だけの力じゃない。今回の本『雨ニモ負ケズ』特装版は、活版と和紙に関わる、日本の職人さんたちの良質な仕事に支えられています。私は和紙と活版が好き! それと箔が好き! 革も好きだけれど賢治さんには似合わないから今回は使わなかった。
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
特装版で活版印刷した本文紙は、厚手の手すき和紙です。麻を使って本かがり綴じをして、本の背には、開きを助けるようにコの字クータを入れました。表紙はやすりかけをしてやさしい丸みを持たせました。本になった時、これらは見えない部分になりますが、実はこれだけの下準備をしてあります。
豆本雨ニモマケズ
本ができると、本の出来上がり寸法を計測して、函の制作に取り掛かりました。函のパーツも全て定規とカッターで手切りしました。函を組み立て、マグネットを埋め込みました。縁はやすりかけをして、なめらかにしました。それから和紙に水をつけて分ける「くいさき」でテープを作って、函の合わせ目を補強するために貼っています。そのあとさらに軽くやすりかけで仕上げました。これも、函になった時には見えない部分です。紙を貼り合わせる時、「水の力」を感じました。水で接着剤を溶くことで、均一に厚みも出ず接着します。和紙そのものがとにかくすばらしい素材で、薄くて丈夫なのでシビアに小ささを追及できます。
豆本雨ニモマケズ
函の外側の色染め。頭ではこうすると思っていても、出来上がりがかなり成り行きに左右される、この工程が終わってほっとしました。こういう作業をやるのは朝一に限ります。
豆本雨ニモマケズ
ふたの裏や、函の内側の底になる部分には、かきおろしの絵をつけました。飛び立つ水鳥と、ベルフラワーのメメントモリです。和紙は、竹やすすき、こうぞ、みょうがなどの、日本の自然の風物の優しいほのかな色合いです。下地も透けていてグレイがかった緑みが感じられます。
豆本雨ニモマケズ
一番下の段には、活字が入ります。今回、「活字で印刷したことをアピールしたい」との活版印刷の方の希望で、それなら、と特装版に組版の一部をつけることを考えました。冒頭部分「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ」と、ラストの部分「サウイフモノニワタシハナリタイ」を、使用済みの活字で組んでもらいました。
豆本雨ニモマケズ
染めた紙の上から、銀の雨をイメージした箔押しした紙を貼って仕上げました。この細い線描とレイヤリングが私としては最大の技術革新的な創意工夫です。二冊の本と、組版が、一段ずつに入る、三段重です。函全体がきれいなシルエットになるように、だんだん深くなっていく三段の寸法の比率はフィボナッチ級数です。完成品は個展でごらんください。
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ

2016年11月19日

Making of Ame ni mo Makezu Case Binding 『雨ニモ負ケズ』上製本2冊組ブックシュー入

活版印刷をしてくれた三木さんが『雨ニモ負ケズ』豆本を人に見せると、「絵は誰が描いたの」とかなりの頻度で聞かれるんだよ、と教えてくれました。「それはつまり、絵が相当いいんだよ」と。絵はスケッチから起こした樹脂凸版で、字は金属活字で、これを一回で刷ってしまうなんて技をやってくれるのは三木さんしか知らない。印刷動画も公開中です。
豆本雨ニモマケズ
天をパステル色染めにして、この上製本を作っていたのは9月上旬のことでした。しおりひも、花布をつけて、前小口はカッターで化粧裁ちしてます。
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
竹と楮を混ぜて手漉きされた京都の和紙に、雨のイメージで「水玉」と「縞」を手染めしました。これで本がぴったり入る寸法のブックシューを作りました。
豆本雨ニモマケズ
本は、黒っぽい活字組版の写真の本と、白表紙に活版印刷された本と二冊組です。
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ
本とブックシューは控えめな水玉のイメージで銀色箔をつけました。たくさん作ったんですけど、このあと9月の「そっと豆本、ふわっと活版5」で売れて、それから東京堂書店と、三省堂の池袋店いちのいちに納品したので、手元に在庫が残っていません。12月の個展には間に合うようには作れないだろうと今の時点で思うので、これはおそらく個展では予約販売にすると思います。今は、『雨ニモ負ケズ』特装版を作っています。
豆本雨ニモマケズ
豆本雨ニモマケズ

2016年11月14日

赤井都個展「手のひらの中のアリス~小さな宝物・豆本アートの世界~」ご案内

会 期 2016年12月9日(金)~12月19日(月) 12:00~19:00(最終日17:00まで) 12月14日 水曜休廊 入場無料
会 場 GALLERY リトル・ハイ 中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ4F南階段となり JR・東京メトロ「中野」駅北口よりサンモール商店街を通り徒歩3分
豆本個展 豆本個展
手のひらに収まる小さなアート~美しくて楽しい「豆本」の世界~
今回の個展では、今年のコンクール受賞作「月夜のまひる」をはじめ、品切れが続いていた人気作「不思議の国のアリス」など約30点以上の豆本作品を展示・販売します。会期中の12/10(土)、11(日)、17(土)、18(日)には在廊し豆本セミオーダー実演販売を行い、また赤井作品を気軽に楽しめる個展限定の「豆本がちゃぽん」も設置する予定です。
ぜひ皆様に豆本アートの楽しさにふれていただき、自分だけの宝物アートを見つけていただきたいと思っています。
今は、個展会場にちゃんと物を並べられるように、一生懸命、切ったり綴じたり貼ったり寝かせたりしています。

2016年11月10日

日本デザイナー学院で『そのまま豆本』

豆本
渋谷にある専門学校日本デザイナー学院の授業にゲストとして呼ばれて、『そのまま豆本』を合同授業で作りました。ミニチュアブックソサエティ受賞作や、他のアートブックも見せて、クリエイターとしてのお話もいろいろ。そこでも出た話ですけど、豆本サイズのような「規格外」の物に気づくっていうのがまず自由な発想ってこと。規格外を作ろうとすると、マニュアルどおりのオーダーではできないから、自分の手を動かしたり、誰かできる人の力を借りてコラボするなど人脈と知恵を絞ることになりますね。素材選びも大事。物を見た時に、手に取りたいと思う、中を開けて見たいと思う、というのは重要だよね。フリーペーパーを作るなど社会に直結していくカリキュラムはうらやましい実践力が身につきそうーと思いました。
アートとして、人に影響を与えることができて、それが国境や世代を超えても伝わる物。それってつまり時代を超えて生きのびてきた良い古本や、自分の好きな作家さんの物と並んでも負けないということなので、ガラス扉の本棚に自分の豆本と見比べたい豆本、いろいろ並べています。手前は作業空間です。
豆本展示

2016年11月5日

『雨ニモ負ケズ』活字写真の本の製本

豆本展示
『雨ニモ負ケズ』が書かれたのは1931年11月3日でした。ちょうど今くらいの季節。去年の今頃、岩手に行った時は、『銀河鉄道の夜』を作るつもりだったので、SLなどを時間をかけてペンでスケッチしていました。岩手山も描きました。夕食に入った所で、賢治さんの自筆の『雨ニモ負ケズ』がカウンターの後ろに掛けてあり、それが正に文化の日だったので、今日書かれたんですねーと驚き、そこの大将が、今年は米取れるんかなあとか心配しながら書いたのかなあとお国訛りで答えてくれました。それが印象的で、『雨ニモ負ケズ』なら文章が短いから全文、金属活字で組めるなーと考えて、今回のこの本。
豆本
「小さい本を見ている気がしない」と言われる、白地に黒で印刷した本と、印刷の版である黒っぽい本、二冊をブックシューに入れたセットにして、神保町の東京堂書店と、池袋の三省堂書店に置きました。委託店詳細はこちら。ブックシューは竹と楮を混ぜて漉かれた手すき紙で、アクリル絵の具で「水玉と縞」を染め、和紙がけば立たないようにCMCを塗り、小さなしずくのような箔押しを施してあります。作品データや印刷動画はこちら
豆本展示
豆本展示
豆本
豆本
豆本

2016年10月29日

都立工芸高校で豆本『雨ニモ負ケズ』と組版が展示されています

豆本展示
豆本展示
東京都立工芸高等学校の文化祭へ行ってきました! 正門からすぐの記念館に、豆本『雨ニモ負ケズ』と組版が展示されているのです。弘陽の活版整版家の三木さんは、工芸高校の出身で、ここで教鞭も取っていました。グラフィックアーツ科出身者の展示が、この場所でこれから6カ月間続きます。(※文化祭の間は誰でも入れますが、それ以外の期間は一般は入れないそうです。)美術展のポスターなどの清刷(きよずり)も、三木さんの仕事です。他には、原弘さんや、最近話題の、平らに開く方眼ノート、広重の復刻に関わった最年少の浮世絵彫り士、またグラフィックの作品などが展示されています。9階から1階までの文化祭もとっても見ごたえがありました。広いので迷うということで、三木さんと活版印刷に興味のある方々とご一緒させていただきました。
豆本展示
豆本展示
ここでは、印刷技法ではオフセットやエッチングなどと、活版印刷が学べます。初号の活字が贅沢に並んでいました。古い活字を変えずに使っているそうですが、初号活字って高いけど、かっこいいです。基礎力がありそう。秋の文化祭の雰囲気を堪能しました。
豆本展示
豆本展示
豆本展示

2016年10月28日

アートブック『孤独』の中の松葉

豆本
『孤独 Loneliness』の挿画のためのスケッチは、南会津で描いて来ました。目の前に物がないと描けないタイプなんです。山頭火の俳句集のタイトルは『草木塔』で、句は突き詰めれば「ママ、ママ」と言っているものもあり、当初は卒塔婆のような形を函に対してイメージしました。山頭火が歩いた野山は西南辺りなので、竹をモチーフにしようと思っていました。ところが、山道で松葉を見たとたんに、私はこれでいこう、と思ってしまいました。尖っていて、他の葉たちとは全く違う形をしている。でもありふれている。表紙には、松葉のリースを。王冠を。背表紙と前小口とが似た形状なので、表紙の左右どちらから開くかわかりにくいと思い、ホワイトゴールドの小さな丸を、熱したツールと定着液を使って刻印しました。函はぐっと和洋折衷な、しゃれた雰囲気で、自意識たっぷりでありながら率直て飾らなくもあり、鎧のようでもあるような形に。古い紙がちょうど散り紅葉と松葉の絵だったので、それを見返し紙にしました。綴じは隠さずに見える形に、麻の蝶のように、見返しのそばに現れます。
豆本
足元に散った松葉を見るうちに、松葉をモチーフにした日本の文様を思い出しました。子供の時の記憶もよみがえりました。松葉を互い違いに組み合わせた形で描いてみたり、松葉を30度ずつ回転させて組み合わせた形に描いてみたり、山道の風景そのままよりも、もっと様式化して描いてみました。なにしろ小さな画面なので、凝縮しないと、入りきらない。薄い雁皮紙に刷ったので、裏からも鏡文字が楽しめます。この本は、通販をしていて、実物は12月の中野の個展に出品の予定です。
豆本
豆本

2016年10月27日

小さなアートブック『孤独』の1ページ

豆本
体調を整えるために朝夕、散歩しています。蝶が秋の花の周りをよく飛んでいます。頭をよぎるのが、「ひらひら蝶はうたへない」という種田山頭火の俳句です。五七五ではなくても、俳句になっています。この句を口ずさむたび、孤独を感じます。飛べても、歌えない、と。『孤独 Loneliness』では、真ん中付近にこの句を配置しました。この豆本では、私は編集の立場で、山頭火の句を選び、並べました。そして挿絵を描き、ドライポイントの版にして刷り、活字を組んで刷っています。ブックデザインと製本、製函、伝統手法による初の金箔押しをしました。絵は、倒木と二匹の蝶です。ドライポイントで刷ると、もやもや~んとした「バア」によるにじみが生まれました。駒井哲郎さんが『銅版画のマチエール』で、それが大事なマチエール(物質的な現れ方)なのだと言っている、版の表面を尖った金属の道具で引っかいてできるバア(これもフランス語で、ささくれ)。雁皮紙に載ったバアの効果は、刷った本人にも意外な現れ方で楽しく、見ているととても奥深い、インクによるもやです。新しいけれど古いような本をイメージして作りました。見返しに使っている紙は、山頭火がいた時代に重なっていそうな紙です。マグネットを埋め込んで、かちっと止まる表紙と函、その反面、ふわっと柔らかい函の側面が、ぞわぞわ、と何かの記憶を誘う、ちょっとお菓子の函のような郷愁のある、かっこいい黒革と強い金線の函です。
豆本

2016年10月17日

豆本『BOOK』を製本しました

豆本制作中
通販品切れになっていたアートブック『BOOK』を、製本しました。実は『BOOK』とラベルを貼った整理函を10カ月間ずっと取ってあって、その中には、表紙をつけさえすれば完成する状態になった、作りかけのミニチュアブックが4セット入っていました。ここに至るまでに、本文紙データを作って、紙を準備して、レーザーカットカフェまで行ってカットして、紙を折り畳んで、表紙の革を一枚の革から切り出して、表紙ボールも切り出して、やすりかけして、貼って、箔押しして、そして革ひもを切って、革ひも用の穴を表紙に開けて通して、と、ここまでに一体どんなに手間がかかっていたことか。それなのに、完成目前で、あと4冊の見返し貼りの時間がどうしても取れなくて、4冊残して他を完成させ、続きをする時間が10カ月間なかったという状態でした。ようやく、表紙と中身をつけて、見返しを貼って、完成させました。この『BOOK』は通販と、12月の個展に出ます。常設店にも置いています。山羊革の手触りが手の中ですべすべとして、クラシックな外見の本を開くと、思いがけない驚きの中身が現れる、ギフトにもぴったりの小さな本です。
豆本制作中
豆本制作中
豆本制作中

2016年10月14日

原宿に行ってきました。

デザインフェスタギャラリーWESTで、編ZINE展が始まりました! MBS受賞作『月夜のまひる』に収録中の一作『やわらかな鉱物』は、豆本にする前に、編ZINEにも提供していて、こちらでも読めて、雑誌の1ページにできます。左の下の方にあるよ! 10枚のモノクロページと、1枚のカラーページを選んで、好きな順番にして自分の雑誌を作れます。綴じは、今年は「とじ太くん」の登場で、参加者は「製本指示書」を書いて、まさに編集者の立場に。小説、実用、漫画などのジャンルミックスが自然にかっこよく見えるのが雑誌の不思議。私の書いたものが、思いがけない人に読まれ、思いがけない順番で綴じられる。新たな出会いにわくわくします。
豆本販売店舗
豆本販売店舗
豆本販売店舗
WEST館の廊下を進むと、そこにネガパン。8年記念だそうです。やっぱりかわいいし豆本おもしろいし。丁寧な造りで量産できなさそうな豆本じゃなくて、ポストカードのほうがたくさん売れるかもしれないなんて。ネガパンのかぶりものが、デザフェスっぽいと思いました。秋のおしゃれ町の散歩を楽しみました。
豆本販売店舗
豆本販売店舗
豆本販売店舗

2016年10月8日

池袋でお取り扱い開始です。そして残り僅かな品について。

池袋西武本店の別館にある三省堂書店池袋本店一階いちのいちでも、豆本のお取り扱いが始まりました。池袋という新しい場所で、新しい出会いがたくさんありますように。今の品揃えは、『BOOK』『2016』『雨ニモ負ケズ』フランス装と、ブックシュー入り二冊組、『第一の手紙』『第二の手紙』『第三の手紙』「切手のミニカード」です。雑貨とカフェと本とが交差する位置。とても便利だと思います。私も月二回のコミカレの行き来に、立ち寄ってはいろいろ発見しそうな所です。私は特にどこかの本屋さんの社員とかでもない自由な身分なので、呼んでくれる先々で、あちこち少しずつ違うところを楽しんでいます。
豆本販売店舗
豆本販売店舗
豆本販売店舗

さて、ところで今、通販で在庫僅少になっている作品は、こちらにあります! 『赤い鳥1号 Twinkle, Little Star』は、タコシェに2つ、神保町いちのいちに1つあります。これが売れたら限定50部完売になります。今年のミニチュアブックコンペティション受賞作『月夜のまひる』は、通販であと2冊あります。東京堂書店神田神保町店に5冊くらい、ギャラリーみずのそらに3冊くらいあります。みずのそらは、オープン日をウェブサイトでチェックして下さい。素敵な場所で展示企画も良いので足を運ぶといいことあると思います。『BOOK』は、東京堂書店神田神保町店と、三省堂書店池袋本店いちのいちにあります。数冊作り足すつもりです。『Alice's Adventures in Wonderland』は、東京堂書店神田神保町店に1冊入れました。これから作り足します。品切れの際はご容赦下さい。行けないから通販でという場合は、メール下さい。今日までがんばってきて山を越えたので、明日から少し人間らしい暮らしが待っています。少しずつ対応させていただきます。12月の中野での個展に向けて、作りためていきます。


2016年10月7日

『雨ニモ負ケズ』未綴じのパッケージは二冊組にしました。

活版印刷の豆本一冊分と、組版写真の豆本一冊分をセットにしました。それぞれ、本文紙と表紙がついています。豆本はトンボで切れば本文天地70mmです。余白は数ミリ切ることができます。東京堂書店に納品しました。通販は、カートは動くけれどお届けまで少しお待ちいただきます。このシートから、二折り中綴じの構造で、ハードカバーにしたり、フランス装にしたり、好みの装丁に仕立てられます。表紙ボールや見返しや花布は、お好みのものをご準備下さい。「そっと豆本、ふわっと活版5」でも好評で、このまま飾っておいてもいいよね、という見方もありました。催事は終わったけれど、お店への納品などで今、働きすぎなくらい忙しいです。教室もいっぱいだし、一人の手でできることとして大変充実しています。あえて一人の手で、クラフトマンシップを追求します。
活版豆本
活版豆本

2016年10月3日

「そっと豆本、ふわっと活版5」と豆本レッスン

「そっと豆本、ふわっと活版5」、お越しいただいた方々、どうもありがとうございました。今回も多くの初めての出会い、再会があり、秋雨に負けず楽しい7日間でした。この場を借りて御礼申し上げます。
そっと豆本、ふわっと活版5
そっと豆本、ふわっと活版5
そっと豆本、ふわっと活版5
そっと豆本、ふわっと活版5
新作の活版豆本『雨ニモ負ケズ』は、とても評判がいいです。他にもいろいろと品薄のものがあり、忙しくなっています。通販ショッピングカートの品数を、在庫数と揃えておきました。もしも買いたいものがあって、カートに入れた時out of stockになっていたら、ご相談下さい。店舗に在庫が1つだけ残っているものもあります。作ればそのうちカートに入れられるものもあります。
そっと豆本、ふわっと活版5
教室も休みなくやっています。土曜にお出ししたお菓子です。自宅レッスンは満席が続いていて今キャパかなり一杯です。日曜の朝日カルチャー千葉公開講座では、「イタリア語の練習」を皆で作りました! 小さいけれど本気にならなけば作れない、そして見事に完成しました。

2016年9月2日

そっと豆本、ふわっと活版 5

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会 期 2016年9月20日(火)~9月26日(月) 10:00~20:00
会 場 「神保町いちのいち Creator'sTABLE(シーズテーブル)」 (三省堂書店 神保町本店 内 1階)

出展者 赤井都(毎日10~18時在廊予定)、Bird Design Letterpress
協力 弘陽、andantino
読書の秋、神保町いちのいちCreator'sTABLEにて、豆本と活版印刷の展示販売会を開催致します。会場には、Miniature Book Competition 2016 受賞の赤井都による豆本作品と、Bird Design Letterpressによる活版作品とステーショナリーが並びます。同時開催のワークショップでは、活版豆本の手製本、そして金属活字と手動活版印刷機を用いた活版名刺印刷(活版SNSカード)を体験していただけます。豆本と活版の深く歴史ある世界を楽しめるような作品、そしてギフトにも最適な商品を取り揃えて、皆様のお越しをお待ちしております。

豆本ワークショップ
『雨ニモ負ケズ』フランス装を作りましょう。予約不要、随時受付(毎日10~18時)、所要時間30~50分程度、2700円(税込)。ご希望の方は、カッター作業を講師が代行しますので、初心者やお子様にも安心して取り組んでいただけます。
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活版ワークショップ
欧文活字を使用した活版名刺(活版SNSカード)を作ります。印刷内容を活字で組版させていただいた後、活版印刷機にてご自身にて印刷できます。予約不要、随時受付(毎日13~19時)、所要時間約15~30分程度、ローマ字名1行SNSアドレス2行、印刷枚数 25枚、3,240円(税込)カルタヴァレーゼの化粧箱付
>>「そっと豆本、ふわっと活版」公式ページ

2016年8月24日

授賞式や、ミニチュアブック大会について

ちなみに、FAQなので、こちらにも。授賞式のイベントは、8月7日にMcKinney, Texasで行われました。
『月夜のまひる』がコールされる動画をMBSのfacebookメンバーでシェアしています。私は日本から動画を見ています。Miyako、あなたへだよ、と、友達がコメントをくれるまで、作品名がコールされているの聞き取れてませんでした。名前呼ばれてないなーと思っていた。

ミニチュアブック大会参加者は、シェラトンホテルに宿泊し、会場もそこでした。
大会プログラムは、
1日目金曜 チェックイン、午前に役員会議、夕方にテキサスバーベキューとビールとワイン、生演奏、本交換会、サイレント・オークション(出品物の中から欲しい本の値段を紙に書き、一番高く値をつけた人の物になる。出品や売上の一部は協会への寄付になる。)
2日目土曜 朝食、9-10時半毎年恒例の総会、ワークショップ2つ、McKinneyの歴史地区へバスで行って散策、4時半ホテルに戻ってデザートビュッフェとオークション7時半から(出品や売上一部は寄付。)
3日目日曜 朝食、ブックフェア(売り手は8時からブースをセットアップし、9-11時がメンバーに先行販売、11時以降は一般入場、4時まで。受賞発表は午後6時から、ディナー7時から、特別講演つき(豆本をキャラバンに積んで全米を回って2年目になる2人の先生が話した。)
4日目月曜 別れの朝食

ミニチュアブックソサエティ(本拠地アメリカ)は
豆本の面白さを追及し情報交換するため1983年に設立されたNPOで、会員はアメリカ、カナダ、スペイン、フランス、オランダ、日本などにいます。 毎年、国際的な豆本コンペティションを開催しています。
http://www.mbs.org/

コンペティションは、3インチ以内の、ここ2年以内に3部以上発行された本で争われ、3作品が受賞します。3作品の間に優劣はつけません。 審査員は3人で、出版、販売、収集、著述やアートの分野のエキスパートで、すべてのエントリー作品を順番に送り、審査員は毎年交代します。 エントリーした作品は、カタログに写真が掲載されて、全世界の会員に送られます。 エントリー全作品は大会中ガラスケース内で展示されます。 寄付された本は、その後、ミニチュアブック展として1年間全米を巡回し、図書館、大学などで展示され、その後はインディアナのリリーライブラリーに収蔵されます。


2016年8月18日

アメリカから賞状が届きました!

ミニチュアブックソサエティ展示2016優秀賞
赤井都『月夜のまひる』

審査評
『月夜のまひる』は手すき和紙、活版、そしてデジタルプリントを組み込んでいて、三つに折り畳まれた多色グラデーション活版印刷のページを含む、詳細な挿絵も取り入れている。32ページという長さでありながら、本がすらっとエレガントなのは、赤井の素材選択ときれいに整えられた構造の賜物だ。ここに、文章と絵が驚くべき方法で相互作用している。描画がページの縁に迫り、本ののどにまたがり、また文章の両脇に平行に落ちている。けれども単色による優美な線画で、よく考えられた配列は、バランス感覚とリズムをもたらす。

ミニチュアブック賞
ミニチュアブック賞
和風な家に飾っています。大会に参加して全作品を見ているアメリカの友人たちから、今回も良いジャッジだ、当然の受賞だ、世界に知られたアーティストだ、共にあることができて嬉しい、などと祝福されて幸せです。


2016年8月11日

Miniature Book Competition 2016

Miniature Book Competition 2016で『月夜のまひる』が受賞しました。
赤井都(言壺)は、2006、2007年に続く9年ぶり3度目の受賞となります。
コンペには毎年、3インチ以内のすばらしいミニチュアブックが世界各地から出品され、どれもため息の出るような力作ばかりです。審査員は毎年交代します。
長くて短い9年。この間、作り方本の出版が3冊あり、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌などさまざまなメディアからの取材や作品紹介、教室があり、そうしたことも大きな勉強になりました。大きな豆本イベントも次々に開催されました。かつ新しくスキルを学び続け、一時期忙しすぎてダウンした時もありながら、作り続けて今になります。これまでに関わって下さった皆様に感謝します。先のイベント『漂流線』で、久しぶりに見てくれた人から「『寒中見舞』を見てうわーっすごいと思ったものと同じようなものが出ている」と評され、方位磁石の先がぐるっと一回転してまた北を指すように、戻ってきたかなと思いました。作りながら考えていることは、私の独創性、手で実現する工程と造形、そして本の美(my originality, craftsmanship and the beauty of books)です。本一冊ずつにつき手探りで変わるような答えです。

『月夜のまひる』は2015年9月の「そっと豆本、ふわっと活版4」(三省堂書店本店Bookaman’s Gallery)で初売りしました。限定50部で、現在、以下の4か所で販売しています。

 東京堂書店神保町店1階
 インターネット通販 言壺
 ギャラリーみずのそら ※オープンは展示会期のある時のみで、8月は12~14日、17~21日「鉱物Bar vol.9」(鉱物Barは、前回、整理券配布など非常に混雑した人気イベントです。)
 8月2日~21日 The nano World! 小さな世界の大きな魅力! マークストーキョー 表参道ヒルズB3階

アメリカから賞状が送られる手筈です。賞状が届きましたらその画像をアップします。小さな世界をいつも見ていただいてありがとうございます。


2016年8月3日

「小さな世界の大きな魅力」マークスタイル トーキョー表参道

マークスタイル トーキョー表参道
表参道ヒルズの「MARK'STYLE TOKYO」でのギャラリー展示「小さな世界の大きな魅力」が始まりました。
マークスタイル トーキョー表参道

マークスタイル トーキョー表参道

マークスタイル トーキョー表参道

マークスタイル トーキョー表参道

マークスタイル トーキョー表参道

マークスタイル トーキョー表参道

マークスタイル トーキョー表参道
B3Fですが解放感のあるショッピングモールで、外国からのお客様も、バリアフリーを生かしたファミリーも多いような環境です。
マークスタイル トーキョー表参道
こんなにかっこいい空間に、私も大好きなナノブロックと一緒に出させていただいて、心底ときめいています。
マークスタイル トーキョー表参道
小さなものつながりということで、8月2日から21日まで、展示販売しています。店奥レジ横に、小さく作りこんだ豆本コーナーがあります。小さいだけに、見つけてもらえれば嬉しい!
マークスタイル トーキョー表参道
モールの真ん中がキラキラした吹き抜けになっています。
マークスタイル トーキョー表参道
かつて建築学生だったころ、「同潤会アパート」は、見ておいた方がいいよ~と先輩に言われて、わざわざ見に来ました。それがリノベーションでこんなふうになっていたとは。そしてそこに出品するとは。驚きです。
マークスタイル トーキョー表参道
表参道側から来たら、このエスカレーターが近いみたい。けやき並木に面しています。8月21日までです。


さて、みずのそらの「漂流線」は無事終了しました。実は建築学生だったころに、2か月西荻窪に住んだことがあります。そこから青山の設計事務所へ、実習で通いました。いろいろ予想もつかないですね。おいでいただいた皆様には、どうもありがとうございました。ゆっくりと読める環境なのがよかったです。かき氷は3種類とも次々に売り切れ。ライブも盛況。ワークショップも、「こんなふうに本を作ったことがない」と新鮮さが好評でした。ありがとうございました。さて、これから8月の間、私は、夏休みの宿題をやります。
アリス豆本作り
品切れになっているアリス豆本を、秋冬に向けて作ります。時間を決めて取り組むことで、必ず完成すると思ってます。通販でもご注文をいただきました。鋭意製本中です。メールが戻ってきてしまいました。お待たせしてすみません。

2016年7月22日

「漂流線」みずのそらで、開催中。7/24日曜18時まで

暑かったり涼しかったりしていますが、連日お客様に来ていただいています。ありがとうございます。

赤井都による「漂流線」を作るワークショップ開催
7月23日(土)13~20時
7月24日(日)13~18時
受付は終了時刻の約30分前まで
所要時間30分~ 3000円
予約不要・随時受付

印刷の過程で出たヤレ紙を用いて、ご自分の「漂流線」を作っていただく製本ワークショップです。

みずのそら
みずのそら
一見、複雑に見えますが、製本の構造としては、簡単な折本です。
堅い台紙(5cm四方にカット済み・これも製本の過程で出た紙です)を、丈夫な紙(寒冷紗と貼り合わせ済)で継ぐだけの、簡単な構造です。大きさが決まったパーツをボンドで貼る作業です。最初に作業のコツを伝授しますので、初心者でも20分くらいで組み立てられると思います。使う道具もシンプルです。

簡単な折本ですが、考え始めると、いくらでも時間をかけられる奥行のあるデザインでもあります。
基本の構造を、斜めにずらして貼った例と、途中で一度向きを変えた例が、写真の作例になります。
たったこれだけのことでも、複雑さが増します。
ご自分の「漂流線」は、どんな向きに進むでしょうか?
ちなみに「漂流線」とは、今回の展示の造語なので、決まったものはありません。

ストラクチャー部分を組み立てたら、その上に、ヤレ紙を好きなようにペーストして、本の中身を作ります。
作例では、本の中身も折りたたんで、本の中にもう一つ小さな本があるような作りになっています。
スクリューポンチで両端に穴をあけて、糸で絡めれば出来上がりです。

今回は、私の考える「漂流線」のイメージそのままにいきました。
製本で、おもしろいことができるよと言いたくて。
立体になるだけで、見える角度が違ってきます。
今回、メンバーからヤレ紙を提供していただきました。
紙を破ったり折ったりすると、紙がどんな紙か、芯まで見えるし、やり方によってはきれいでない見え方もするので、いいのかなあ……と思いながら、力を抜きながら遊んでみたものがこれになります。いいのかなあ……。
15セットくらい準備しました。
作業スペースは、展示スペース壁奥のソファと丸椅子で、一度に4人取り掛かることができます。カフェではお飲物とかき氷をお楽しみいただけます。お友達とも、お気軽にどうぞ。

みずのそら(撮影橋目)
展示のようすです。水の庭に対面する展示室です。
みずのそら(撮影橋目)
雁皮紙に3回刷って、枠に貼ってあります。インクの透け感と、薄い和紙のぴんとした張力を感じて下さい。
みずのそら(撮影橋目)
新作のページです。1ページだけの販売もしています。
みずのそら(撮影橋目)
新作『孤独』は、革と12金、古和紙などでできていて、マグネット内蔵の表紙とケースが鎧のように開閉します。
みずのそら(撮影橋目)
1月の個展で出した『航海記』も、漂流線のイメージそのものです。
みずのそら(撮影橋目)
たとう付か、たとうなしか、お選びいただいて、その場でお持ち帰りいただけます。
みずのそら(撮影橋目)
『月夜のまひる』も手に取れる見本を出しました。
みずのそら(撮影橋目)
びんに入って漂流するイメージで、一千一秒物語も見られます。
みずのそら(撮影橋目)
一緒に出している活版メンバーの新作がまた、いいです。
みずのそら(撮影橋目)
活字を使った新境地が見られました。
みずのそら(撮影橋目)
限定かき氷は果物たっぷりな雰囲気で。
みずのそら(撮影橋目)
カフェスペースに、参加メンバーによる漂流線参考図書も並んでいるので、お見逃しなく。
みずのそら(撮影橋目)
展示壁奥スペースで、ワークショップを行います。


2016年7月14日

「漂流線」出品予定一覧

「漂流線」
2016年7月16日(土)~7月24日(日)13:00~20:00
※18日は17時半まで、最終日は18時まで、19日(火)休み
GALLERYみずのそら(杉並区西荻北5-25-2)

赤井都出品予定作品リスト

『孤独』
種田山頭火『草木塔』より
金属活字印刷、ドライポイント
和紙、山羊革、12金
限定4部
マグネットを埋め込んでいます。心臓ペースメーカーに近づけないで下さい。
Book size: height 62mm, width 74mm, depth 27mm

『孤独』抜刷
金属活字印刷、ドライポイント
1ページだけの販売もします。
薄い雁皮紙を使用しています。破らないようにご注意下さい。

『航海記』
特装版(完売) 参考作品

『航海記』
たとう付、たとうなし
金属活字グラデーション印刷、ドライポイント
和紙、レジン、プラスター、砂

『月夜のまひる』
表紙と見返し金属活字印刷、半革装

稲垣足穂『一千一秒物語』抄 『どうして酔よりさめたか?』
凸版印刷、総革装

18日閉場後、朗読ライブイベント有「漂ふ鳥・迷ふ鳥」
23日、24日 赤井都による「漂流線」を作るワークショップ開催
期間中、カフェにてあゆみ食堂の特製かき氷をご用意しております(数量限定)

2016年7月7日

東京工芸大学で

『孤独』制作はまだまだ続いていますが、革を貼って乾かしている最中に、中野へ行って東京工芸大学で、特別講義とワークショップをしました。きれいな校舎で、クリエイティブな環境。学生さんたちさすが優秀で、こちらの説明を理解されて、みごと基本の中綴じを作られました。私も楽しかったです。ありがとうございました。
このホームページの中にメールマガジンもありますので、(時々発行が不規則ですが)常に見に来るのは忘れそうとかなら、よかったら登録利用してみて下さい。
違う色や順番の組み合わせで、世界に一冊の本が28冊できました。
豆本製本ワークショップ
豆本製本ワークショップ
豆本製本ワークショップ

2016年7月1日

『孤独』制作中です

FAQである、「この本を作るのにどれくらい時間がかかるんですか?」を、今回の作品に関して、まとめてみました。まだ途中経過ですが、十分長くなったので、ここまでのぶんを。

2015年8月30日 『月夜のまひる』の試作を見せた後で、「私が次の次に作りたい本のタイトルは『孤独』、内容は種田山頭火からの抜粋」と、みずのそら展示企画の集まりで言った。展示タイトルは『漂流線』。
4月8日 それまで2年かけて描き溜めたデザインスケッチを元に、『孤独』の試作を「手で作る本の教室」で行った。今回の造形は比較的容易に思われた。
3月9日 ノンブル用欧文数字活字を発注した。
4月14日 収録句の選定。短冊に手書きして並べ替えて決めた。
4月19日20日 前の活字作品(『航海記』)を解版して、『孤独』の文選、文字組をした。
4月22日 和文活字の足りない文字を借りに印刷所へ行った。
4月25日 欧文活字の足りない文字を発注した。
5月5日6日7日 旅先でスケッチ、松葉と草木、雲、たき火。
5月31日 使用紙を選定しつつ、印刷方法を考え、ページの中への文字と絵の配置を模索するうちに、4月8日の試作から全く離れることを決めて、新しいデザインの1ページを作った。
6月2日 ページレイアウト試作。
6月3日 ページレイアウト試作の直し、挿絵ラフスケッチ。
6月7日 革、フェール、金を発注。
6月14日 束見本制作。活版色校刷(青、金)をして、透明感のある緑青を使うことに決めた。
6月15日 たとう試作。
6月16日 12~18時 活版組版解版しながら印刷 和文8ポイント。各20枚。
6月17日 9~19時 活版組版解版しながら印刷 欧文6ポイント。各20枚。
6月21日 枠の手裁断。
6月22日 枠を切る続き。
6月24日 まだ枠を切って、ようやくフレームは終わった。これ以上枠を切れないので、制作部数は4部に決めた。
6月29日 ドライポイント 彫11種 刷り3種各7枚。
6月28日 ドライポイント 刷り4種各7枚、マグネット発注。
6月29日 ドライポイント 彫3種 刷り9種各7枚。
6月30日 足継ぎ。
7月1日 製本開始。綴じ、表紙ボールと函ボール裁断、見返し紙と函の紙の選定、古い紙を和紙で裏打ちした。ネル染め。

これ以降、7月15日の『漂流線』会期前日まで、製本、製函予定。

2016年6月13日

「漂 流 線」

漂流線DM
会 期 2016年7月16日(土)~7月24日(日)13:00~20:00
※18日は17時まで、最終日は18時半まで、19日(火)休み
     18日閉場後、朗読ライブイベント有「漂ふ鳥・迷ふ鳥」短歌:石川美南、音:津田貴司、みずのそらWEBサイトにて要予約1500円
     23日、24日 赤井都による「漂流線」を作るワークショップ開催 参加費3000円 予約不要・随時受付
     期間中、カフェにてあゆみ食堂の特製かき氷をご用意しております
会 場 GALLERYみずのそら (杉並区西荻北5-25-2)
出展者 赤井都、阿部真弓、尾田美樹、ヒロイヨミ社、山羊の木/海岸印刷
「水の手紙/空の余白」「机上の灯台」「蒐集記」につづくブックアート/銅版画/木版画/冊子/短歌etc.+活版印刷の作品展

制作のようすは、facebook, twitterで#makingminiaturebook #漂流線 などで少しずつ上げていきます。制作の合間に上げる余裕があれば…。小さな黒いキューブのような本を『孤独』というタイトルで作ろうと当初考えていましたが、今は1ページずつが幻燈のような雰囲気の、不思議で、豪華感もある本になりそうです。

2016年5月24日

夏になってきた

 名古屋からの荷物が、目に見えて減って戻ってきて嬉しいです。皆様ありがとうございました!
 豆本がちゃぽん10周年の展示は今月末まで、残り日数わずかとなりました。奥階段のパネル展示に圧倒されたという声を聞きました。小さな物に圧倒されてくれて嬉しいです。
 このところの作業は、新作『雨ニモ負ケズ』のレイアウト。原稿をテストプリントしては組み立ててみて修正するということをえんえんと繰り返しています。活版印刷を、「ベテランと呼ばれたくない真の実力で自分の仕事を見てほしいベテラン」にオーダーする予定です。出来上がりは9月の予定です。
豆本を作る日々
 もう一つの新作『孤独』は、自分で刷るつもりで、まずは活字をそろえました。本の形は、心の中では決まっているけれど、絵と併せた刷りがどうなるかはやってみなければわからず、それ以前に紙を決める必要があります。こちらは7月に発表の予定。品切れの『航海記』も製本します。
豆本を作る日々
 最近のお楽しみは、『仏日辞書』をぱらぱらめくること。そうやってさえ、フランス語はあんまり覚えられないけれど、知っているフランス語の単語、たとえば「ピケ」「フロッタージュ」「ルリユール」などを引くと、おお!となんだか感動があります。『青い鳥』を読もうとしています。
豆本を作る日々
 そしてかわくらではこんな和綴じ豆本を皆で作りました!
豆本を作る日々

2016年5月9日

立夏の頃

ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたか?
若葉がキラキラして、本当にいい季節ですね。
私は南会津で満天の春の星空を見てきました。おおぐまとこぐまが、ゆったりと大空を散歩して、木星がしし座の後足で輝いていました。天の川は見えない春の空なのに、星の数がとても多くて、見どころが尽きない空でした。(かなり、「星ナビ」を読み込んでます。)
さて、まだまだ絶賛開催中。神保町・東京堂書店の「豆本がちゃぽん10周年」と、名古屋・丸栄の「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶2」。搬入するとだいたい私は力尽きるのですが、そこはお店ですから、後は引きついで売ってくれるのでお任せです。行ったよ~見たよ~買ったよ~とあちこちから聞いて、ありがたいです。はい、ただ会期が長いので混んでいることはないでしょう。ゆっくり静かにご覧いただけます。名古屋で『そのまま豆本』は好評につき品切れ中です。この本はすみません後は書店さんでお求め下さい。他の本はあります!
豆本展示販売イベント
ところで、豆本がちゃぽん絵葉書は、気づいてもらえましたか? 東京堂書店に置かせてもらっています。活版でグラデーションや、銀で刷ったもの、200円で販売しています。裏面のPOSTCARDという文字も12ポイントセンチュリー、鉛活字で刷っています。
豆本展示販売イベント
豆本がちゃぽんの10年間をまとめた本、ハードカバー愛蔵版と、ソフトカバーと販売しています。愛蔵版ハードカバーは芯紙にアーカイバルのボードを使用しました。そのためちょっとしなり感が出ました。一冊ずつタイトルラベル色など違う組み合わせになっています。
ソフトカバーは作っているところの写真です。これ、桜の前に一生懸命やっていました。一年かけて写真を撮って、編集から製本まで。3月末にこれだけプレスして紙に折り癖をつけたわけで、あれからひと月以上がしっかりと経過して、安定した本の形になっているかなあ。
豆本展示販売イベント
豆本展示販売イベント

豆本がちゃぽん10年の展示販売のようすを見たい方ははこちら

そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶2 の展示販売のようすを見たい方はこちら

5月15日(日)「豆本実演セミオーダー」 で目の前でハードカバー豆本をお好みに応じてお作りします。

さて、連休挟みましたが、かわくらの豆本ワークショップ、まだ間に合います! なんと山猫やさんの特彫はんこを和紙ページに印泥で捺したものを本の中身として、小さくな和綴じ本を作りましょう。金曜の夜にドリンク付き。初心者も経験者も歓迎です。
photo_by_かわくら
かわくらの豆本ワークショップ詳細・お申込みはこちら


2016年4月28日

ただいま開催中

「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶2」本日オープンです! 5月18日までの開催です。会期中、活版ワークショップと、豆本実演セミオーダーのイベントがあります。どうぞお気軽においで下さい。私の豆本以外にも、たとえばこんな活版ステーショナリーがあります。

そっと豆本ふわっと活版ほっこりお茶2
「ほんのきもち」という一言が効いた、爽やかなつばめ柄のぽち袋。東銀座の老舗の活字やさんとデザイナーとがコラボした、活版の魅力を伝える一品です。
そっと豆本ふわっと活版ほっこりお茶2
この黒色は、活版のスミ色ならでは。強くて、温かい黒です。『寒中見舞』などの豆本印刷でもお世話になっている弘陽さんと、デザイナーさんとのコラボのメモ用紙です。一筆箋のような使い方もできます。
そっと豆本ふわっと活版ほっこりお茶2
そのメモ用紙を入れる、製本的な発想で作られた、実用的なしっかりとしたケースです。ケースとメモ用紙10枚とのセットでの販売。持ち歩きに便利です。

5月7日(土)、8日(日)「活版ワークショップ」1,600円(税込) 予約不要 随時受付 所要時間約10~30分
Bird Design Letterpressさんによる活版ワークショップ。今年は、名入りぽち袋! そして函がまたかわいいです。ギフトにしたり、他のステーショナリーと組み合わせてみてもよさそうですね。

5月15日(日)「豆本実演セミオーダー」10:00~19:00 2,700円(税込) 予約不要 随時受付
お好みの表紙色などをその場でお選びいただいて、ハードカバーの豆本を目の前でお作りします。
豆本の中身は印刷済みで、挿絵入りのオリジナルストーリー。タイトル『2016』で、ストーリーラストの言葉は「お誕生日おめでとう」です。『2016』として販売している本とは中身が一緒で装丁が異なる「異装版」で、あなたオリジナルの革タイトル、布表紙です。エンボスはその場で描いていただく輪郭がそのまま本の中に入ります。
そっと豆本ふわっと活版ほっこりお茶2

豆本がちゃぽん10周年展示も東京堂書店で好評開催中! 5月31日までなので、まだの方はゴールデンウイークにぜひ。 『豆本がちゃぽんの10年 直径48ミリカプセルの中のブックアート』 は作者さん達にとても好評です。奥階段壁のポスターも、好評です!


2016年4月21日

『写ガール』

写ガール vol.28(エイムック)に掲載されました。
「写真を製本する」のカテゴリーで、私は印刷した写真を本にする方法を紹介しています。和紙で足をつけて中綴じにしているプロセス写真や、他の製本のアイデアなど。p.62-67のなんと6ページに登場しています。他のページも、iichikoのポスターがどう作られてきているかとか写真を仕事にした女性の話とか、あちこちおもしろいです。書店で見かけたら手にとって見て下さい!
豆本がちゃぽん展示のことも紹介していただきました。豆本がちゃぽん、本のカバー写真もポスターも、写真をだれかに頼もうとは頭をよぎったけれど、結局、写真を撮ったのは全部私になっちゃいました。階段のポスターは、ぐるぐる回遊しながら、思い出をよみがえらせるのによいみたい。静かに好評なかんじで嬉しいです。大きながちゃぽん本は、作者さんたちがものすごく喜んでくれてます。持っている豆本はどれで、持っていないこれは、とか見ていると時間がたってしまう、カタログものにありがちな、時間を食う本です。ぜひ一家に一冊。活版絵葉書も販売してます。

2016年4月18日

「そっと豆本ふわっと活版ほっこりお茶2」のご案内です

そっと豆本ふわっと活版ほっこりお茶2_photo_by_Bird_Design
風薫る五月、今年も茶道具売場にて、豆本と活版印刷の展示販売会を開催致します。 会場には赤井都による豆本作品と、Bird Design Letterpressによる活版作品とステーショナリーが並びます。5月7日と5月8日には、手動活版印刷機でポチ袋に名入れ印刷するワークショップを行い、5月15日には赤井都の「豆本実演セミオーダー」も開催致します。 豆本と活版の深く歴史ある世界を楽しめるような作品、そして母の日ギフトにも最適な商品を取り揃えて、皆様のお越しをお待ちしております。
会 期 2016年4月28日(木)~5月18日(水)10:00~19:00 ※最終日は16:00まで
    ※5月7日(土)、8日(日)「活版ワークショップ」1,600円(税込) 予約不要
     随時受付 所要時間約10~30分
    ※5月15日(日)「豆本実演セミオーダー」2,700円(税込) 予約不要 随時受付
会 場 あーと・すぽっと(丸栄8階茶道具売場 名古屋市中区栄3-3-1)
出展者 赤井都、Bird Design Letterpress 協力:andantino、弘陽(三木弘志)


2016年4月5日

本の詳細ページを作りました

冬から春にかけて作った豆本『2016』『本』『BOOK』『航海記』と、大きいサイズの本『豆本がちゃぽんの10年間 直径48ミリカプセルの中の「ブックアート」』の作品ページを公開しました。

2016年3月28日

10年分のがちゃぽん豆本

展示と販売が始まりました。4月1日~5月31日、神保町の東京堂書店で。このために2月と3月たいへん働き、豆本がちゃぽんに人生吸い取られすぎな気がしましたが、豆本がちゃぽんのためなら。懐かしい写真や販売数のデータもあります。カプセルの中の豆本、トキメキます。がちゃぽん機は新しくなりました。でも同型なので製造年代は一緒で古いです。回すと手ごたえがちょっと違って、違う癖があるので違う個体だと気づくかんじ。福岡号をゆずっていただきました。これからもよろしく。
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売
豆本がちゃぽん10周年展示と販売

2016年3月17日

なんだ、みんな豆本がちゃぽんが好きだったんだ

豆本がちゃぽん10周年にあたり、これまで10年間のがちゃぽん豆本をずらっと並べて展示しようとしています。展示するのなら、展示の内容を持ち帰れるような冊子があったらいいだろう、と、冊子を作っています。冊子には、豆本作家さんたちから快く原稿を寄せていただき、その中に雉虎堂さんからの「巨大な豆本」についての一文を収録しています。私はデジタルデザインのプロじゃなく、大きな製本をするのも久しぶりで、少しでも喜んでもらえればと冊子を製本しながら、「雉虎堂さん、巨大な豆本できたよ」とつぶやいています。10年間で、みなが手で作ったがちゃぽん豆本は、なんと18300冊! 18300球! 買う方も、ハンドルを使って、一個ずつ、手で回すわけですからね。計算間違いがないか、何度も計算しなおしましたが、1万8千300です。
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作

2016年3月14日

豆本がちゃぽんの10年 カプセルの中のブックアート

豆本がちゃぽん10周年の、冊子と展示の準備、進んでいます。数日前の写真でも、今見ると懐かしいです。この頃は夢があったなあ、なんて。その後で形になってきて見つかった、自分のデザインの抜けを、手数でカバーすべく努力中です。豆本がちゃぽんファンの人に、喜んでもらえる本になればいいな。細かいデザインの抜けが気にならないくらい、内容でぶっとんでもらえれば、いいんだけど。中央はポップアップページになります。
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作
豆本がちゃぽん10周年冊子の制作

2016年3月6日

豆本がちゃぽん10周年

豆本がちゃぽん10周年ロゴ
展示
10年分のがちゃぽん豆本実物と、豆本がちゃぽん写真など
 東京堂書店神田神保町店(千代田区神田神保町1-17、電話03-3291-5181、営業10-21時 日祝20時まで 無休)
 1~3階奥階段スペース&カフェ壁
販売
豆本がちゃぽん10周年記念冊子『豆本がちゃぽんの10年 直径48ミリカプセルの中のブックアート』
豆本がちゃぽん第36集 ※万一売り切れの際はご容赦下さい。

2016年3月4日

断捨離をしたい人はアートを買うと良い

4月から豆本がちゃぽん10周年記念展示が始まります。冊子の販売もあります。
豆本がちゃぽん10周年ロゴ
今は、荷物があちこちから届いています。平らなページの状態で、両面印刷されたものや、版が届いています。それを1ページずつ集めてこれからここで製本します。今はカラーページ待ち。ほぼ家にいて、ほぼパソコンでやりとりして、本を準備しました。紙や印刷の会社さんたち、どこも対応がしっかりしていて、宅配便も着々と届いて、日本は手づくり本天国だと思いました。
今回の本は、
表紙の紙 「紙名手配」で通販購入
表紙印刷 「真映社」とメールやりとりで、樹脂凸版を入稿。凸版が宅配されたので、これから自分で活版印刷予定。
扉、本文 文章メインのページは、「EditNet Printeq」で孔版印刷。扉は「少年漫画の紙」。本文紙はきれいに出るように「再生上質紙」。しっかり届きつつあります。
本文カラーページ 写真メインのページは、「Graphic」でオフセットフルカラー印刷。カラープルーフ終了して本印刷に入りました。本文紙の一部に、石巻の紙「モンテシオン」を使います。

2月はずっと、がちゃぽん豆本写真を撮ったり、この本のデジタルデータを作っていました。3月はずっと、この本の製本にかかります。
入稿の合間に、友達の展示を見に行ったりして、そこの一つで小さな銅版画を買いました。それを柱に掛けると、いろんなものが要らなくなって、古いものを処分しました。一枚の絵が、ノスタルジーも含めたいろんなものを満たしてくれたので、くしゃみの出るおみやげ品が要らなくなったみたいです。断捨離をしたい人は、アートを一つ買うといいかもしれません。思わぬ効果が。
なお江古田のレッスンは満席です。

2016年2月25日

豆本がちゃぽん10周年準備

『航海記』ご予約品や『月夜のまひる』にいただいていた通販ご注文品をすべて発送しました。もし万一、まだ届いていない方がいらっしゃいましたら、お手数ですがメールフォームからご連絡下さい。メールフォームは、2回クリックで送信されます。1回のクリックだと、「これで送信していいですか?」という確認画面までなので、その先もう1クリックお願いします。本は商業本のような冊数がじゃんじゃん出るわけではないですが、数少なくお求めいただいた方から、海外の方からも、とても好評です。『航海記』特装版は、完売しました。
そして千葉のレッスン無事終了しました。ありがとうございました。3月には江古田で製本レッスン予定があります。そうしたこと以外は今月ずっと、豆本がちゃぽん10周年記念冊子と展示の準備をしています。まずは、10年ぶんのがちゃぽん豆本の整理から。豆本がちゃぽんは、私が取りまとめをしていて、取りまとめの御礼としては「貢」と称する、サンプル本一冊を皆から徴収してきているので、それが今回役立ちます。冊子はカラーオフセット・孔版・活版を組み合わせた本で手製本の予定で、データを入稿するまでは、とにかくノンストップで。ホームページの作品ページに早く『2016』『BOOK』『本』『航海記』を掲載したいけれど、まずは豆本がちゃぽんに取られています。
豆本がちゃぽん10周年準備

2016年2月16日

予約の本を順次発送中

「航海記」の個展ご予約分を製本して、順次発送していました。時間がかかりました。ゆっくりやっていいよ、と言われていてよかったです。売るほど作るのは大変でした。『月夜のまひる』は海外用の梱包です。
ホームページを更新したり、次のことを準備したりして、一日があっというまに過ぎています。
2/21の朝日カルチャー千葉でのワンデイレッスン、申込み受付はあと二日間くらいです。
航海記
月夜のまひる海外へ通販

2016年2月1日

航海記

「航海記」個展、無事終了しました。おいでいただいた方々には、本当にありがとうございました。初日前夜の積雪で、出足をくじかれたものの、月曜スタート日曜終わりの6日間で、前回より多くの方に来ていただき、新作を含め本への反応も良かったです。平日も含めて日程を取ったので、人がばらけて来てくれて、そんなに混まずにゆっくり見ていただくことができたと思います。今回は私一人でやっていたので、お客様どうしで何がどこにあるのか教えて助け合っていただいたり、ありがとうございました。全館開放で、ディスプレイモニターにはメイキングをスライドショーで流しました。今度から、豆本と言わずにブックアートと言おうかなと思っています。豆本という言葉から皆さんが想像するものと、私の作るものとが、離れていっているので。私は小さくてかわいいから豆本を作っているわけではなくて、表現として本が小さくなった結果、豆本のジャンルに入っているわけです。小さくて不思議な本や箱を目にした時から、その人との間で物語が始まり、手にして、めくることで、物語の中に入っていく、そんな本を作っています。たぶん大きくて立派だったら、むしろつまらないだろうな、という観点を持っていて、人に寄り添うような小さな本にしています。
個展が終わってから、二日間くらいは片付けなどをして、二日間くらいは都内のギャラリーなどの空気を吸ってきて、それからまた二日くらいは家で作業をしたり、教室をしたりしていました。新作は個展でお披露目しましたが、実はまだ3冊くらいしか綴じていなくて、個展でご注文いただいた方から順に、今一冊ずつ綴じているところです。見返しの糊が乾くのを見届けて発送いたします。
個展のおみやげには、小さい本棚ディスプレイボックスをおつくりしました。皆様のデザインがどれもとてもおもしろかったので、写真を撮らせていただきました。組み立てるとかさばるから、と素材で持ち帰られた方もいらっしゃいました。
2/21には朝日カルチャー千葉でのワンデイレッスンもあります。現在申込み受付中。
航海記
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Facebookに作品アルバムを掲載しました。

「航海記」特装版と普及版

「航海記個展&おみやげ集」

2016年1月19日

航海記個展開催中

航海記個展開催中。いろいろな幸運が重なって作品が仕上がったこと、以前の私には作れない物が今作れたこと、会場がきれいなこと、満足しています。絵はたくさんの人で同時に鑑賞できるけれど、本はそうではない。小さい本をめくる姿勢や、小さくても読了には一冊の本として同じだけの時間がかかることなどを考えると、ここでするのがいい。小さい本をこんなに作っているなんて人生って不思議。豆本になると、過程は全部過ぎ去ってしまって、軽やかに見えるのが豆本マジック。晴れたので、甘酒はあまり濃厚ではなく濃口程度のほうがおいしいかなと思って、そうしました。
おみやげは、豆本サイズの本棚と、お好きな貝殻ひとつです。
今回は、丸三角四角なんです。本棚には、本を詰めてもいいし、ディスプレイボックスとして、一冊だけも見せられるし、向きを天地変えて使っても気分が変わってよしです。
紙は裁断済みの中からお選びいただけます。補強用の和紙には、3種類の言壺印と3色のインクから選んで、スタンプできます。
作るのはボンドづけして一瞬ですが、向きなども考え始めると時間をかけられるところ。
入場が17時までで大丈夫です。17時退出だと、たどりつけない方もいるでしょうから。一番の贅沢です。いい思い出を作りに来てください。
航海記
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2016年1月18日

航海記

個展初日が無事に終わって、感謝しています。
あいにくの風雪で鉄道が乱れ、誰も来られませんでしたが、眠くてぼんやりしていて、この本が作れたこと、会場が整えられたことにほっとしています。
こちらは雪はひとひらもなく、盆栽の梅が一花咲きました。
「どうして小さい本が好きなんだろうね」どうして? 私もそう思う。「モチベーションは何ですか」豆本サイズを離れて、どこにもなかった本を作りあげたら、頭の中のもやもやが晴れた気がして、肩の荷が下りました。
それができるまで、それを作れ、とそれ自身がせっつく。私の頭の中に住み着いていた、異文明の本が、形になって出て行って、ほっとしました。でも形に粗もたくさん見えるので、この先どうするかはよく考えよう。今年の予定は12月までいっぱいなので、12月まではとにかく作るけれど、その次の一年は、作らなくていい。
甘酒を作ってお待ちしています。火木金が比較的すいた日になりそうかと思っています。
航海記
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