2017年6月23日

夏至に至ったこの頃

パソコン作業です。レイアウトをしています。今度の新作は、函から逆算して本の寸法を出して、レイアウトをしています。函はボール紙で76mmのミニチュアブックの規定を超えないように試作を作り、表面に方眼紙を貼ってデザイン画を描きました。こんなかんじでいけるだろう! というところで、本文の天地寸法をはっきりと固めて、デザインに着手しています。去年の12月から描きためたスケッチブックをいったん全部スキャンして、文字と一緒にはめています。配置が決まったら、一部は凸版で、一部は凹版で、一部はパソコンで、版を分けて印刷するつもりです。最終的には、何版か印刷を重ねたレイヤーの本文紙を作りたい。函は革と、染色作家石原実さんのマーブル紙を使用します。本文紙は雁皮紙メインのコラージュのつもりです。石原実さんのマーブルとは、一番最初に小津和紙の手すき紙四人展で出会い、『川に行くまで』で使い、『1000 Artist's Books』『手作り製本の本』にも掲載されています。再び、マーブルのイメージの本なので、石原さんの展示に行きました。今度の本は、稲垣足穂の一千一秒物語の全集。これまでにもいろいろな装丁やイラストの本が出ています。稲垣足穂の著作の使用許可を直接電話でお願いして、見本としてアリスを送って、快諾されてから既に2年。この間、池袋で伝統金箔押しのレッスンを受けてきています。名前負けしないように、私はクラシックバレエで遊びながら、舞台鑑賞しながら、軽くて複雑なものを作るつもりです。

2017年6月7日

絵描きと踊る日々

 「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶vol.3」においでいただき、ありがとうございました。ワークショップ、展示販売とも盛況で、活版作品も豆本も絵も売れました。作品が評価されること、会いに来てもらうこと、何よりも嬉しいです。本当にありがとうございました。
 さてLe Petit Parisienでの豆本ワークショップが今週末に控えています。ご予約満席、キャンセル待ちです。皆で、楽しいものを作りましょ!
 「小さな本の教室」は、7月までに少しずつ空きがありますので、夏前の今がチャンスです。詳しくはこちら
 次のイベントは、9月末の三省堂、神保町いちのいちでの展示販売になります。それまでの間に、しっかりと作っておきます。
 このところの最近は、シャセリオー展を最終日前日に見て、上野公園でそのまま昼寝したりしていました。外で寝るのって気持ちいいですよね。いい気候です。ずっと、人の絵を描いています。アナトミー(美術解剖学)の図や、ダヴィンチの模写など。カロの銅版画の街並みの模写。結び目の模写。ハッブル宇宙望遠鏡の写真の模写。そして自分は、クラシックバレエのレッスンをたくさん受けて、人間の動きを考えつつ、副産物としてナイスバディになってきました。バレエの舞台もたくさん見ています。68歳でトウシューズをはいてジュリエット全幕を踊る森下洋子さんに感動しました。そして、机の前に戻っては、小さな試作をちびちび作る日々です。傍目からはどこに向っているのか、ぜんぜんわからないような日常ですが、私の今のテーマはBODYとLOSSです。作っているものは、稲垣足穂の一千一秒物語です。きっと、あっと驚くものになります。方向は定まりました。あとは絵を描ききって、作るだけ!