2017年7月19日

豆本がちゃぽんTokyo第39集に参加します

10年以上、100円で続いている豆本がちゃぽん。10年をまとめた冊子も好評販売継続中です。もうすぐスタートする回に、主催の私も、久しぶりに作品参加します。100円で数を作るチャレンジです。
My Secretという豆本を、以前に作りました。とても好評だったんですよね。これの日本語バージョンを、ふと思い立って作ってみました。
まずは組版。持っていた活字でできました。すり減った活字ですけど、今回はこの味わいでいいってことにしました。

紫と青のグラデーション印刷にしました。豆本ゆえ文字が少ないので、インキは少ししか使いませんでした。

ヘラで筋入れして折ってから、天地化粧裁ちしました。

表紙と本体を糊で接続して、革の小片を糸でつけて、糸で本をくるりと巻く形に仕上げました。

カプセルに入れて、いざ旅立て豆本!

2017年7月5日

活版Tokyoに『雨ニモ負ケズ』が出ます

7/14,15,16「活版Tokyo2017」が神保町三井ビルディングテラススクエアで開催されます。活版豆本『雨ニモ負ケズ』が弘陽のブースに出ます。販売も予定していますし、活版Tokyoと同じ建物の中で、弘陽と活版塾による活版印刷展示会があり、組版実物が展示予定です。実物は、迫力がありますよ。天地寸法約7cmの小さな本『雨ニモ負ケズ』は、私が企画・挿画・デザイン・版元となり、整版と印刷を弘陽の三木さんにお願いして、形になった本です。ちょうど去年の七夕の日に印刷をしていました。暑い日だったなあ。


今頃の時期は、毎年、レイアウト作業をしています。秋に新作を出そうとすると、今がデザイン時期です。ペース配分を考えると、そろそろ今年も新作のデザインを確定して、版を作って印刷を始めないと。どの絵をどこにどの大きさで配置して、何色で刷るかとか、そんなことを、パソコンで仮組してプリントした紙を見つめて、あれを右へそれを左へ、ひたすら考えています。ひらめきと、気づきと。本当にそれでいいの? と別の可能性を想像してみて。次の作品、稲垣足穂の『一千一秒物語』全集は、数社からいろいろな版や挿画本で出ている作品なので、オーソドックスなもの、好きなイラストのもの、読者が好みで選べる作品です。なので、私は私を貫こうと思っています。この話にこの絵は自分のイメージと違う、と思う方は、他の版元を選んでいただければいいのです。