2019年6月9日

「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶」DMはこちらです

「くちなしの花が香る六月、豆本と活版印刷と 茶道具の展示販売会とワークショップを開催致します。 会場には赤井都による豆本作品と、Bird Design Letterpressによる活版作品とステーショナリー、尾関茶具店による茶道具が並びます。 繊細な技術による作品と、特別開催のワークショップをこの機会に是非お楽しみ下さい。 皆様のお越しを心よりお待ちしております。」
DMはこちら
2019年6月26日(水)-7月2日(火)
名古屋栄三越8階ジャパネスクコート
豆本と活版印刷ステーショナリーの展示販売 10時~19時半
ワークショップ同時開催
6/29(土)6/30(日)は、Bird Design Letterpressさんによる活版印刷ワークショップ 抹茶呈茶付き ローマ字名とワンポイントを入れたメッセージカードを活版印刷 2,000円(税込) 予約不要(随時受付) 所要時間約10~20分
6/30(日)は、赤井都による豆本ワークショップ 抹茶呈茶付き 税込み3,240円 受付10:30-18:00

2019年5月5日

次のイベント詳細です

ワークショップの日時のお知らせです。
「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶」2019年6月26日(水)-7月2日(火)
豆本と活版印刷ステーショナリーの展示販売 10時~19時半
6/29(土)6/30(日)は、Bird Design Letterpressさんによる活版印刷ワークショップ
6/30(日)は、赤井都による豆本ワークショップ同時開催 抹茶呈茶付き 税込み3,240円 受付10:30-18:00
名古屋栄三越8階ジャパネスクコート
豆本と活版とお茶道具の出展「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶」として毎年この時期に続けてきた展示販売。今年は三越での開催になります。

昨日5/22(水)は、日テレ「ヒルナンデス!」の「ある世界で大成功 一体何者!?」で紹介、全国放送でオンエアされました。作っているようすが出て、この人は一体何を作っているんでしょうか、とゲストが当てる、クイズ形式のコーナーです。豆本の深さや、手で作る楽しさが伝わったんじゃないでしょうか。こういうコーナーに豆本が出るくらい、豆本が広まってきて、2006年の最初のミニチュアブックコンペティション受賞から続けてきた身として本当に嬉しい。ありがとうございます! 籠の豆本はもう完売してしまっているけれど、今販売中の本物の豆本は、名古屋のイベントでも見られますよ。

2019年4月8日

東京製本倶楽部展4/12(金)-14(日)

赤井都在廊予定 金曜10-13時半 日曜14-15時です! 日比谷図書文化館 1階特別展示室 日比谷公園内で東京製本倶楽部20年、ルリユールのあゆみ展に出品します。

2019年3月14日

本の展示のご案内です

2019年4月12日(金)-14日(日)10:00-17:00(14日は15時まで) 東京製本倶楽部20年、ルリユールのあゆみ展に出品します。
日比谷図書文化館 1階特別展示室 日比谷公園内
 赤井都出品予定作品『MAHO NIKKI特装版』『For You特装版』『一千一秒物語』
手製本の展示
1週末だけの開催です。豆本はお名前から拝見すると、3人くらいのようです。すべてガラスケースの中の、触れない展示の予定です。スタッフとしてお当番でいる時があると思います。まだいつになるかは決まっていません。お気軽にお声かけ下さい。

2019年2月25日

19世紀の壊れた本を直す

Le Petit Parisien の蔵書の修理と保存 第3回 2019年2月24日(日)14時~18時 参加5人+赤井+オーナー

去年に引き続き、壊れた本の修理を行いました。修理した本は3冊です。去年も参加してくれた方の熟練の手が頼もしい! 皆さん、プチパリが初めての修理経験でした。プチパリの蔵書は、古いものは16世紀からで、主な蔵書は19世紀後半から20世紀の本です。ミゾのない時代の本は、見返しが切れたり、表紙が取れたりして壊れやすい構造を持っていて、プチパリに来た時に既に壊れかけていた本が多いです。頻繁に読まれるものを優先的に直して、本を開いた時に120度くらいに固定できる書見台と、表紙の下に差し込んで表紙を支えるリーブルシュポールを用いて読書しています。

修理した3冊
 革表紙のミゾが切れかけて、角が傷んだ本。これは、アクリル絵の具で和紙を色染して、革の色に近づけたものを貼って修理しました。
 背表紙が取れてしまった本。これは、AF紙でクータを入れて、クータの縁が見えるのでアクリル絵の具で色染めして貼り、表紙をその上に戻して貼りました。
 見返しから切れてしまった本。裏見返しは失われていました。これは、AF紙でクータを入れて、表紙を戻し、両見返しの内側から和紙を貼りました。

本のクリーニング
 二人の手で、本を数冊ずつ書庫の外へ運び、「べっぴんさんクロス」でクリーニングしました。埃は酸性物質で本の大敵です。埃が入り込まないようにしっかりと本をわきで締めて、本の小口をクロスでぬぐい、表紙、見返しのミゾも撫でて汚れを落としました。見違えるようになった本もありました。寒い中、後半はコートを着ての作業! 全部はとても終わらないので、真ん中辺りの数段の本をきれいにして、続きは次回へ持ち越し。

SC6000塗布
 去年修理した本と再会しました。アクリルレジンとオイルがブレンドされたSC6000を、革部分が丈夫になるように薄く塗布しました。翌日の空ぶきは、オーナーが。バルザックの本、最初に見た時には背表紙が崩壊しそうで、革の金箔文字が一文字ずつふらふらになっていたのに、ずいぶんしっかりして、ちゃんと読める文字列が保たれていて、良かった。

そうそう、重要なことを言い忘れていました。接着にはJadeRを使用しました。JadeRの特徴として、無酸で、乾いた時も柔らかく仕上がる、と説明しました。あともう一つ、本の修理にとって重要な特徴があって、それは、可逆性。乾いた後でも、水をつければ、取ることができます。木工ボンドは、乾いたら取れませんが、JadeRは、もし何かの要請で、後世に入れた素材を取り去りたいと考えれば、元に戻すことができます。これは修理には重要な特性です。昨日の作業が、水で元に戻ってしまうと思うとちょっとせつないですけど、何がどう転んでやっぱり取りたいとなるかわかりませんが、その時にはそうできるということです。

作業の後でいただいたレモンの香りの紅茶がおいしかったです。皆さまお疲れ様でした。また来年!
書籍の修理と保存
書籍の修理と保存
書籍の修理と保存
書籍の修理と保存
書籍の修理と保存

2019年2月4日

セミオーダーを通販でも始めました

「本の形をした函に入った活版印刷蔵書票」
「お名前入りブック型の小函」
「大きな本型のボックス」
こんなラインナップでセミオーダーを通販でも始めました。私の持てる印刷や製函の技術で、少しでもお役に立てたら、こんなに嬉しいことはありません。ご注文いただいてから、納品まで、今のところ2か月くらい見ておいて下さい。
本の形をした函
活版印刷蔵書票

2019年1月24日

ブック型の小箱

できたもの、そしてアレンジの例です。


2019年1月16日

印刷博物館の豆本展示のようすです

2018年8月7日からの長きにわたり、印刷博物館で豆本の展示と販売がありましたが、それもついにもうすぐ終わります。2019年1月20日(日)までです!
豆本
組版と一緒の展示のようす。ほしおさなえさまからお写真をいただきました。私は、小説の記述を読んで、活版印刷三日月堂の豆本を作らせていただきました。私にとっても夢のような企画でした。ドライポイントを、貝殻を目の前に並べて夢中で刷りました。製本は、クラシックな形ながら、紙が固いのがチャレンジでした。印刷博物館に出させていただいたことは大きな記念になります。豆本が日本でもレアブックの一員として認められますように。

2019年1月14日

「ブック型小箱を手作りで」

1月20日(日)、朝日カルチャー千葉教室13:00-15:00「ブック型小箱を手作りで」のお申込みページはこちらです。
2時間で、どなたでも、函を作り終わるように、あらかじめ私のほうで、2mm厚の丈夫なボール紙を切ったり(カッターと定規で一本ずつ手切りしてます!)、なにくれと親切な下準備をしておくつもりです。素材は好きなお色を選んでいただき、自分で作った感はしっかりあって、世界で一つだけの函になると思います。色や模様の組み合わせで、作った人の個性が出ますよ。見栄えるように、継ぎ表紙で作りましょう。


これまで、豆本をおさめる函は作っていましたが、函だけの教室は今回初めてです。函が本らしいって、それだけで良いと思います。函の中に本でも名刺でも印鑑でも、何でも入れたら楽しいと思います。アメリカで、自由なブックアートに接したので、自分の中でも変化が生まれて、こうでなきゃみたいなのはどんどん捨てて良いと思いましたので、今回は、函で。そしてこの函の技術も、ブックアートにはとても役立ちそうです。

私の作品の中でも、いろいろなタイプの函を作っています。下写真は年末から今年初めにかけてしていた仕事で、『一千一秒物語』の最後の一冊、12/12番冊の函と本を仕上げていました。自由な発想と、これまでに培った技術で、新しいものを作りたいと思っています。この作品が作れて本当に良かった。この本と函は、ミニチュアブックでサイズは小さいですがとても遠大な計画、複雑な作業工程、最大限の手の技術が必要でした。本当に良かった。伝統的なハードカバーの本も、閉じ開きする函に入っているようなもので、函と深い関連があり、函よりも難しいです。おかげさまで、アリスともども、通販で完売しました。作ったものが人の手に渡って楽しんでいただけるのが、物づくりの不思議さ楽しさです。ありがとうございます。


2019年1月9日

2019年が始まりました。本年もよろしくお願いいたします

昨年2018年は、大きな節目の年だったと思います。アメリカに行って、これまで10年来のメールでのおつきあい、作品でのおつきあいの人たちにリアルで会い、話し、食事を共にし、車で送ってもらったりお世話になりました。豆本がつないでくれたご縁が、人間関係までも連れてきてくれました。初めて会うのに、お互い知ってる。とても不思議な気分でした。
そしてもう一度、海外へ出る機会があり、アラブ首長国連邦で新しい豆本友達ができました。
豆本作品は、印刷博物館に新作が出ました。そして香港、台湾での豆本展にも豆本がちゃぽんが出ました。オーダーメイドも軌道に乗ってきました。
時系列で振り返れば、1月にLe Petit Parisienで展示、3月に東京都人権プラザでのワークショップ、4月に朝日カルチャー千葉でのワークショップ、5月に名古屋で展示販売とワークショップ、7月に京都精華大学でのワークショップ、と今年の前半も私としては十分に活動していました。毎月の自宅での「小さな本の教室」も継続していました。参加していただいた皆様、コーディネイトしてくださった方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。
一言で、まとめるなら、続けてきてよかったな、と思うことが多い、良い一年でした。おかげさまで、ありがとうございました。豆本も売れて、作品が評価されることが嬉しかったです。
そして、2019年はどんな年になるか? 全く予測がつきません。どんな年にしたいか?
これまでも、いろいろ夢を叶えてきました。「ここに豆本で出たいな」と思ったところからは、だいたいお話があって、これまでに夢が全部叶っています。としたら、何か、もっと大きな小さなことを、夢に抱いてみたら、叶うかな?なんて。静かに胸に新年の夢を抱いてみましょう。