MBS Award Winner Miyako Akai's Miniature Books
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「ミニ掛け軸」soldout

Kototsubo's Miniature Book Catalog 1
4 1/2 by 3 1/8 inches, laser-printed, 2008, 300 copies.

テキスト:種田山頭火、尾崎放哉、赤井都ほか
2004 言壺 48種・計500本、うち桐箱入りセット4箱
H95×W20mm, 0.5g 函(1)158g(2)225g
紙と糸製 カラーレーザープリント 一本100円


机まわりなど、ちょっとしたスペースに飾ることができる短い言葉のペーパークラフトです。山頭火と放哉のファンアートと、282編の公募作からの厳選現代作品よりなる48選。季節によって掛け替えて、「体内季節」を区切りませんか。放哉・山頭火・現代ものは一本100円。ご自分で好きな言葉を書きこめる無地は二本100円です。大きさはシャープペンシルと比べてください。サイトを見て入手された方々より、「実際に手に取ってみると、本当に小さくてかわいい」というご感想を多数いただいております。【2006/9/現在、どれも残りわずかとなっていますが、放哉など、白い文字のものはございます。売り切れる前にどうぞ!】【12/22通販確保分完売しました。後は、月箱に納品したぶんのみとなります】【2007/12完売しました】

種田山頭火十六種



尾崎方哉八種


現代作品二十四種

以上全48種の、桐函つきなのに割引大なセット販売もあります(セットは完売しました)。四十八鷹とは、役者揃い踏みという意味です。ぜひコンプリートを。「小さいもの好き」な人に捧げます。季節によって掛け替えるのが掛け軸らしい楽しみ方です。言葉によって、自分の中の「体内季節」を区切ってみてはいかがでしょう。ギフトにもどうぞ。

セットのパッケージは三種。それぞれ裏に箱書きがあります。(1)コンパクトな桐函入。保管に最適。掛け軸は伸ばした状態で入っています。(完売)

(2)桐のアクリル板つき標本箱入り。昆虫採集ボックスに、掛け軸が巻いてあるのがとってもかわいいです。トナー落ちが多少ありますが、よれ感が本格的です。伸ばして読む楽しみがあります。(完売)

(3)桐たんすタイプ。引き出しの中に掛け軸が入っています。(完売)


作品履歴

2004.10-/ アートバードブックスで初売り。
2004.11.14/ 第3回文学フリマで販売、ブース内で一番数が出た人気作品となりました。
2005.2./ かげろう文庫販売で、「しおりに」と買ってくださる方が多かったようです。
2006.1.29/第1回まめまつりにて、ボックスセットは完売しました。
2006/12/01/委託情報:渋谷月箱のレジ前、昭和アンティークの天開きガラスケースの中に納品しました。
2007/02/10/委託情報:茶房高円寺書林店内中央のアンティーク標本ケース横に納品しました。
2007/12/完売しました

アートバードでの販売風景(2004)


小説の友人に、「赤井さんが傘貼り浪人になった」と言われた制作風景

当時のブログはこちら


『ミニ掛け軸』に寄せられたご感想の一部です

玲はる名さん(歌人)より
「これかわいい(笑)。すっごいいい。この形といい、大きさといい。…放哉だし」(談)笑いが止まらないごようすで、『爪切った指〜』と『青葉〜』をお買い上げいただく。(2005.12.despera)

黒木さんより「ミニ」で「マルチ」な和の世界
 赤井さんが『ミニ掛け軸』を作りたいと言ったとき、正直いって「やられた!」と思いました。栞のようなちいさなものに超短文を載せたい、けれど栞は本に挟むものだから、文を載せると本の文と喧嘩してしまう、じゃあどんなものになら載せられるだろう‥‥とぼんやり考えていたところだったからです。掛け軸ならそもそもが作品を鑑賞するためのものだし、「ミニ」なら場所も取らない。

 そして、掛け軸の実物をみて、赤井さんのバランス感覚のよさに脱帽しました。身内ぼめと言われるかもしれませんが、「言壺」は独立した作家が「文学フリマ」への参加というひとつの目的のため集った同人であって、それぞれが作る作品は、コンセプトも目的も完全に独立しています。メンバーが最初の読者であり批評者として互いの作品を見るので、当然そこにはメンバー間の競争もあります。赤井さんに掛け軸を出されてしまった私は、「ペラもので掛け軸に勝てる企画があるか」という課題を突きつけられたようなものです。
 購入された方には言わずもがなですが、ミニ掛け軸の魅力はそのサイズにあります。たとえばオフィスの机の筆立に、あるいは卓上カレンダーに、ひょいと掛け、そして折々に掛けかえて、日常的にことばを楽しめる「雑貨」として、掛け軸という昔ながらのものをここまで身近にできたのは、手をひろげたときの中指から親指ほどという絶妙なサイズによるところが大きいと感じています。
 そして赤井さんは掛け軸の内容を公募しています。これは掛け軸という媒体に自信があればこそ、作品に負けない土台であると確信していればこそできることで、実際二八一作もの応募を戴きました。

 友人に無地のミニ掛け軸を見せたところ、「ああ、これはいいわ、とてもかわいいわね、いくつか色ちがいで買って好きな詩を書いて飾りたいわ」という反応でした。無地のミニ掛け軸には、「これに何かを書きたい」と思わせるやさしい魅力が潜んでいると思います。作品の器としてのミニ掛け軸は、プレゼントの器としてラッピングペーパーが単体で商品たりえるように、単体で商品たりえるのです。そしてそれが「掛け軸」である以上、たとえば「便箋」とは異なり、そこに書かれる文は「作品」となり鑑賞されるのです。
 見たひとが「これになにか書きたい、文章を書いて飾りたい」と思わずにいられない掛け軸を自らの作品を世に送り出す媒体としてのみならず、それを手にしたひとの作りだす文をも受けとめられるミニでマルチな器にしたてた赤井さんに、同人として嫉妬します。
(2005/9/言壺便り4月10日号より再録)

りりこさんより
掛け軸はすごく小さいのですね。大きさを確認してなかったのでびっくりでしたが、かわいい。
もったいなくて、何も書けないよー。[無地のもの]
意味深な掛け軸だったんで、喜んでおります。[こちらからの見繕いのもの]
ほんとにありがとう。
これからじっくり眺めます。(2004/11/22)

秋山真琴さんより
「ふと顔を巡らせたとき、そこにある」それが掛け軸の魅力ではないだろうか。
 けれど掌に収まってしまうこのミニ掛け軸は、壁に架けるのにはちと不向きで、
 どちらかと言えば卓上の小物として、何かに引っ掛けたりした方がいい。
 そうすると従来は「顔を巡らせなければ」見えなかった掛け軸が、
「顔を上げるだけで」見えるようになるのだ。卓上に生まれる小さな風流。
 季節の折に、あるいは気分次第に架け替えれば、きっと快いだろう。
――そんなことを、掛け軸のひとつを見ながら感じました。
(8- 寝床まで月を入れ寝るとする をイベントでご購入 2004/11/18)

はるさんより
言葉とこの形に、どかんとやられたような感じです。
あるうちにほしいなと思わせられてしまうのです。
創作のサイトさんを巡っていても、こういう、ぎゅっとした掴みのある場所はあまりないような気がします。どう表現していいのか分からないのですが、……勝手に、何だかいい場所だなぁと思っています。
(41- 己がなにものになろうと、そのものをめざして花は開いてゆく を通販でご購入 2004/11/18)

なかにしけふこさんより
(第3回文学フリマの後)
ウェブサイトもとても素敵です。
装幀の技術があるのはいいですね。
掛け軸、じっくりウェブサイトで見ると選ぶ余裕もあって魅力がさらに伝わります。(2004/11/18)

川崎隆章さんより
(言葉を見て)
直感的に「これは掛け軸や!」と思ったんですが、
写真で拝見すると、ますますその感を強くしました。
場にインスピレーションを与える、という、本来の掛け軸の役割。
それがここにあると思いました。


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