MBS Award Winner Miyako Akai's Miniature Books
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クレナイヨモギと二人の夜

KURENAI-YOMOGI TO FUTARI NO YORU
1 5/8 by 1 inches, text and photo by Miyako Akai, original kit for workshop, 2007-2010, total 500 copies.

文、写真 赤井都/H40×W28×D5mm, 40pp., 4g/二折糸綴じ角背上製、特製スピン付/レーザープリント/40頁/キット、出来上がり品とも1700円/2007年5月13日初版発行 〜6刷計500部


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ハードカバー豆本を作ろう! 出来上がり品も同時販売。

豆本制作キット
 所要時間 1〜2時間程度
 自分で準備するもの 糸 ぬい針 はさみ のり カッターなど
 材料は全てカット済み。キットは、プラモデルのように部品が準備されていて、組み立てるだけです。長さを測って切る必要はないので、失敗なく、ハードカバーのつくりがわかって小説本が出来上がります。身近にある道具を使います。写真入マニュアル付。

入っているもの
 マニュアル、新聞紙、しおりひも案内、手編みしおりひも、タイトル・クータ・花布・寒冷紗のクッキングペーパー包み、ようじと簡易プレス、本文束、表紙ボール紙セット、見返し、表紙
 2008/2/21以降、バッグは青色になりました。中身はピンクバッグの時と同じです。

恋愛小説本です。「クレナイヨモギの夜」と「The Other Night of Crimison Mugwort」二話を収録しています。男の子視点による物語と、女の子視点で同じ夜について語った物語。
小さくても読みやすい文字組。特注の手編み栞(市販品より細く、模様編み)が贅沢についています。こんな小さななりをして、花布もついた40ページのハードカバー小説本。ページはキラキラのシルバーパール、黒一色刷。
ジャパンエフエムネットワーク(JFN)「OPEN SESAME」内“Brand New I”で紹介されました。
2008/4/25小説ファン・マガジン「活字倶楽部」2008年春号で紹介され、抽選プレゼントにもなりました。
豆本雑誌紹介

2009年4月25日発行タウン情報誌「WINK」福山・備後 で、space461で行った豆本作りワークショップが紹介されました。『大きなストーリーのある“超小さな本” 豆本の世界』 p.83 WINK TIMES 体験のコーナー (本誌 林佐智世)


Text初出(リンク先で立ち読みできます)
「クレナイヨモギの夜」 『朝露1ダース』収録(2006)
「The Other Night of Crimison Mugwort」 『回廊7』に書き下ろし(2007) 『回廊10』人気投票超短篇部門作品別一位(2007)


作品履歴
2007/5/13/初版発行20部「にしおぎブックマーク」豆本作りワークショップ「初めての豆本作り」キットとして制作。2時間で16人の参加者が見事豆本を完成。余分の4部を通信販売
5/20/第二刷発行25部 これ以降の版には、特注の手編みスピンがつく。奥付の表記を変更
7/28/第三刷発行70部 表紙用紙を一段階薄い紙に変更
9/22(土)/世田谷キャロットタワーにて、豆本作りワークショップ開催。このキットを使用
10/16(火)/神保町東京古書会館アンダーグラウンド・ブック・カフェ「地下室の古書展」vol.10で、豆本作りワークショップ2コマ開催
12/1/第四刷発行30部 奥付をもう少し変更
12/18/ジャパンエフエムネットワーク「Open Sesami」で豆本キット紹介
2008/1/20/高円寺ギャラリーバーノラやにて、豆本作りワークショップとプチ朗読会「豆本を作ろう!」満席
2/1/第五刷発行125部 版面位置ずれ修正 表紙用紙また厚い紙へ
4/25/「活字倶楽部」にて豆本キット紹介
4/27/高円寺ギャラリーバーノラやにて、豆本作りワークショップとプチ朗読会「豆本の午後」満席
5/20/朝日カルチャーセンター千葉豆本作りワークショップ公開講座「おじさん再生計画 豆本の楽しみ」
5/31,6/1/世田谷文化生活情報センター生活工房「大人のものづくりワークショップ」紙をおくる1「言葉をつづる 豆本作り」各回満席抽選
10/12/第六刷発行 ここまでで累計270部 スピン改良(ポリエステルと絹の混合編みに)
10/12,13/東京古書会館・豆本フェスタ「洋本の豆本を作る」ワークショップ16名×2回
11/23/福岡・ブックオカ関連イベント「ひと箱豆本市」ワークショップ6名
2009年時点で累計300部
2010年累計480部より増刷中
2011年ホビーショーワークショップ
2011年累計500部でオリジナルスピン終了につき、本もキットも終了
2015年別スピンで復刊して河出書房新社一階ふみくらでワークショップ18名
2015年名古屋丸栄百貨店「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶」おみやげ豆本をもって販売終了


『クレナイヨモギと二人の夜』に寄せられたご感想の一部です

kerobyさんより2008.12.8

> ・作品の実物は、ウェブサイトで見たものとイメージは同じでしたか?
>   yes 本文紙はウェブ上ではよくわかりませんでしたので、とても楽しみにして > いました。
>      「イメージは同じ」ではなく、やっぱり本物はすごい!と思いました。
>
> ・作品の内容は、期待していたようなものでしたか?
>   yes 期待以上でした。
>      製本済みの豆本はもちろんですが、キットはとても親切なものでした。
>      パーツを包んでいたクッキングシートが、糊びき紙に使えたり、
>      クータに、ちゃんと折筋が入っていたり、楊枝や輪ゴムまで入っていて
> びっくりです。 
>      説明書も写真付きでわかりやすいものでした。
>
> ・作品の値段は
>   安い
>     購入前、製本済みとキットが同じ値段なのは、面白いなと思いました。
>     ですが、上記にもありますが、とても丁寧で親切なキットでした。
>     製作側としては、製本済みのものより、手間がかかっているのではないで
> しょうか?
>     キットが入った袋も、かわいいですし、新聞も外国の新聞で、製作中は「
> おしゃれで楽しい時間」となりました。
>
> ・さらに作品へのご感想がありましたら、ご自由にお書きください。
>
> 「クレナイヨモギと二人の夜」
> 小さな小さな豆本を、そっとそっと開きながら読んだからでしょうか。
> なんだか、覗いてはいけない世界のお話のような気がしてしまい、
> 気づかれないように、頁をそっとそっとめくりました。
> この世界に留まりたいのに、叶わないような…
> だから、また小さな本を開いてしまう…そんな物語でした。
>
> 半透明の銀色にきらきらした本文紙も、とても綺麗で
> 銀色の月夜、静かな雨を感じました。
> (勝手な想像ばかりですみません)
>
>
> 私も豆本を作るのが好きです。
> 赤井さんのように、小説を書くことは出来ないですし
> 製本技術もまだまだですけど、これからがんばって、
> 赤井さんの作品のような、心に残る豆本が作りたいです。
>
> 豆本だけでなく、素敵な時間を届けてくださり
> ありがとうございました。


2008/6/13rucaさんより2008.6.13
先日初めて"活字倶楽部"購入し、そちらの紹介を辿り
この度こちらを利用させて頂きました、rucaと申します。
遠方に足を運べず、直接教えて頂けないのは残念ですが
キットでチャレンジしたいと思います。

2008/6/13やすまるさんより
特注の手編み栞と写真入マニュアルがずっと気になっていて、 結局また注文してしまいました。
今回は、はじめてひとりで作ります。
3回目だし、もうぜんぜんひとりで大丈夫!な気はしていますが、 どうでしょうね、気のせいかも、です。

「クレナイヨモギの夜」と「The Other Night of Crimison Mugwort」、 好きです。
読むたび私の胸は少し熱くなります。

2008/6/6みかさんより
先日、通販を申し込んだみかです。
昨日無事に到着しました。ありがとうございました!
早速本日制作して、いまプレス中です。明日が楽しみです。
製本方法の説明も詳しく、戸惑うことなく制作できました。
まだ豆本を知ってから日が浅いですが、
「モノを作る」ことが好きなので、キットで勉強できて良かったです。
まだお話は読んでいないのですが、
(いまプレス中なので、、、。
ちゃんと本として仕上がってから読もうと思っています)
豆本の雰囲気が素敵で、それだけで購入して良かったなぁと思っています。
またサイトをちょくちょく覗かせてください。
新しい作品楽しみです!!


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