2017年4月24日

「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶3」の出品一覧です

言壺からの出品
『雨ニモ負ケズ』 フランス装
『雨ニモ負ケズ』 ハードカバー2冊組
『雨ニモ負ケズ』 未綴じ
赤い鳥2号
赤い鳥3号
赤い鳥4号
赤い鳥5号
『本』
レゾネ
『豆本づくりのいろは』
『Alice in Wonderland』
『寒中見舞』
『Spiral』
「種田山頭火」和紙はがき

原画『一千一秒物語』オリーブ
原画『一千一秒物語』びんの口
原画『一千一秒物語』星を取る猫
原画『雨ニモ負ケズ』ツユクサ
原画『雨ニモ負ケズ』小岩井
スケッチ 銀河鉄道 雲の鳥
スケッチ 銀河鉄道 岩手山


弘陽、andantinoからの出品
活版メモケース
活版メモ
活版いっぴつせん
活版コースター
活版童話しおり
ぽち袋
カード

これに加えてBird Design Letterpressさんからの出品があります!
弘陽さんは、NHKの夜のドラマの中で、活版印刷所で活字を拾うシーンに登場されました! これをきっかけに、活版ってなんだろう、と活版が広まるといいですね。
展示販売は、名古屋丸栄8階茶道具売場で、4月27日から5月17日までの開催です。

2017年4月21日

活版印刷で作る小さな本

小さな本を手で作りたい人が最近増えていて、教室のご予約はすぐ埋まっています。9月頃から土曜の開催回数を増やせればなと考えています。考えてみれば、5月はゴールデンウイーク、8月は夏休み。10月は私が香港アートブック招待。いつも何か予定が入ってしまうといえばそうなので、やりたいことは、あまり先伸ばしにせずに、忙しくてもどんどんやってしまうといいと思います。手で本を作る楽しみを、ぜひ。名古屋のワークショップへ、観光しがてらでも。月木で受け付けているプライベートレッスンでも。自分の一冊を持つというぜいたくを、わがものにしてみましょう。

そんな合間に美術館めぐりを続けていて、これまでのところ上野の「雪村」展が一番感動しました。墨と金だけで描かれていて、近づけばふわっと細部が見えてきて、遠くからだと大きな風景で、色はいくらでも想像できる。にじんだりぼけたり、描かれていないところがよくて、現実そのものではないものになっているから、永遠の命が宿っているかのようで、見飽きない。雪村は禅僧でした。坐禅体験に先月行ってみましたが、坐禅とは何か得ようとするのではなく捨てること、と言われて、はっとしました。雪村の水墨画も、捨てている。捨てていて、いい。そんなことを思いました。

2017年4月11日

春の美術館めぐり

思いの出口を探して歩き回っています。ウォーキングを兼ねて。
東洋文庫 閲覧室と、「ロマノフ王朝展」。モリソン文庫が良い本棚風景で、いいもの見た! 8157歩 
三菱一号館美術館「オルセーのナビ派展」。「平面は色のアッサンブレ(集合体)」という表現にぐっときました。 8782歩
東急bunkamura 「これぞ暁斎!展」 墨一色でも、水が入るとグレーが生まれて、インクの印刷とは違う濃淡の深さがうらやましい。淡色の赤や緑、金が少し彩りとして入るのも素敵でした。5483歩
千葉市美術館「ウォルタークレインの本の仕事展」 3時間いました。絵だけでなく、刷り、組版、色など、いくらでも見どころがあって、改めて、「本って素敵だなあ」と思いました。ラファエル前派の絵がとてもロマンチックで、いろんな人生を感じられるから、本っていいんだなあ、と。 6855歩
まだまだ美術館めぐりは続きます。自分の表現を探して……。

2017年4月4日

豆本と活版の展示販売、そしてワークショップのお知らせです

「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶 3」
会 期 2017年4月27日(木)-5月17日(水)
会 場 名古屋 丸栄 8階 茶道具売場内 アートすぽっと(名古屋市中区栄3-3-1)
出展者 赤井都、Bird Design Letterpress 協力:andantino、弘陽(三木弘志)

風薫る五月、今年も8階茶道具売場にて、豆本と活版印刷の展示販売会と ワークショップを開催致します。会場には赤井都による豆本作品と、Bird Design Letterpressによる活版作品とステーショナリーが並びます。繊細な技術による作品と、特別開催のワークショップをこの機会に是非 お楽しみ下さい。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

4月29(土),30日(日) 活版印刷ワークショップ オリジナルメッセージカード
お名前とワンポイントを入れたオリジナルメッセージカードを作る活版印刷のワークショップを行います。活字組版にてお名前をローマ字大文字で組版し、樹脂凸版のオーナメントを選んで配置した後、手動活版印刷機を用いて、ご自身にて25枚印刷いただき、用意した化粧箱に入れて持ち帰っていただく形となっています。インキの転写具合により、一枚一枚表情が変わる活版印刷の面白さと美しさを是非お楽しみ下さい。
印刷枚数 名刺サイズ25枚(カルタヴァレーゼの化粧箱付)
印刷用紙 ハーフエアコットン、ハーフエアコルクより選択
所要時間 20分~30分程度
価格 1,620円(税込) 「Macchaカップ」での呈茶付
受付方法 会期中、会場にて随時受付けいたします。

5月7日(日)豆本ワークショップ 「雨ニモ負ケズ」を豆本に
豆本workshop
宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』を豆本にします。活版印刷した本文紙を使用し、切って、折って、綴じるという、製本の基本作業を丁寧に行い、フランス装の本に仕立てます。何度もめくって楽しめる手のひらサイズの本ができます。縦7.5cmの中に、文章も絵も入っています。
開始時間 10:00~ 11:00~ 13:00~ 14:00~ 15:00~ 16:00~ 17:00~ 所要約一時間
講師料、教材費、道具貸与込、「Macchaカップ」での呈茶付 3,240円(税込)
受付方法 開始時間に合わせておいで下さい。15分くらい遅れても参加できます。参加者多数の場合、次の回までお待ちいただく場合があります。予約優先(電話番号052-264-5387 電話受付10時から19時まで)ご予定がお決まりでしたら、電話一本でお席確保できます。

2017年3月16日

豆本が買えるお店はこちらです

 私の豆本は、全てが手作りで、たくさん作れるわけではないので、限られた書店さんにだけ置かせてもらっています。ホームページでも作品写真を掲載していますが、豆本実物は質感があり、サイズも手の中で本当にこの大きさの本なんだ、と実感していただけるので、実物に勝るものなし。ページのめくり感や展開など、写真では説明しきれないところは多いです。立体ですから。やはり現物を見ていただくと私が作っている豆本がなんなのか一番伝わると思います。神保町すずらん通りの東京堂書店に納品しました。委託一覧はこちら


 ぶらりとお立ち寄りいただいて、実物を見てみて、もし気に入ったらその出会いをどうぞ御大切に。
 『雨ニモ負ケズ』ハードカバー製本のようすはこんなふうに、コツコツとやっていました。1月末頃から撮りためた写真です。この間に、たくさん遊びもしてました。充実の時間でした。







2017年2月28日

革装の洋古書と暮らす3

に提案をするまでに二週間くらい。オイルや薬品を取り寄せるのに10日くらい。自分の本で試してみて、観察。そしてついにLe Petit Parisienでの本の保全です。
 ここの本の革表紙が傷んでいる原因は、一番に乾燥だろう。オーナーさんの意向としては、本はできるだけ現状の形で読みたい方針。ということは、傷んだ革を元に戻す方法はないので、予防しようと考えました。傷みがひどい数冊の本には今は手をつけず、まずは今大丈夫そうに見える大多数の全体を予防することを目的にして作業しました。

 革が表紙に使われた本をピックアップして集めました。それを、HPCを塗るもの、塗らないものに仕分けしました。粉が出るほど傷んだ革には、HPC(ヒドロキシ・プロピル・セルロース)のアルコール溶液を塗りました。セルロースが革の間に浸透して、革を強くしてくれます。どの本に塗ったか、後でわかるように、メモを取ってあります。ここの本は、すばらしいことに、既にオーナーさんの手で蔵書リストが作られているので、そのリストに、保全の記録を記入しておいてもらいます。


 その後、全部の本の革部分に、本の革用に定評のある良質の保革油を塗りました。イギリス製です。油の浸透に一日待ちます。

 翌日、再び行って、空ぶきをして余分なオイルを取りました。そして、アクリルポリマーのコーティング。空ぶき。これで、この状態で時間を止めてくれると期待してます。


 私の特殊なスキルが、思いがけず実践で役立って、社会貢献できました。中野の個展でお客様から「こんな所があるから、行ってみて」とショップカードをいただいて、足を運んでみて、本棚に惹かれてスケッチを始めた、この書斎。古本屋さんの本棚と違って、一個人の本棚というところが、佇まいに惹かれた理由かと思います。スケッチに通ううちに、触れた本の背表紙が壊れました。驚いてよく見れば、あっちもこっちも、傷んでいた。その時にぽろりと背表紙が壊れた本も、これでついにまた読める形になりました。何度も通ってわかったけれど、曳舟で人が集まる場所になっていて、おもしろい空間でした。その空間の背景にある本棚は、雰囲気や話題の要です。本にはこんな利用方法があるんだなと感じました。今後、ものによって、和紙修理が必要な本がありそうです。温度湿度は前から見ていただいています。夏に向けての紫外線対策をお願いして、ひとまず私の手作業は終了です。

2017年2月21日

フランス装の豆本を作りました

日曜午後は、朝日カルチャーセンター千葉で、『雨ニモ負ケズ』の豆本を皆で作りました。楽しんで手を動かして、すてきな豆本ができました。本の作り方も同時に学んだので、これからご自分の本を作っていく楽しみもできました。ありがとうございました。私は、人を喜ばせるのが仕事なんだなと感じました。
製本と印刷の工程は、動画でご覧いただけます。
同じ印刷でハードカバーに仕立てた豆本は、東京堂書店神保町店と、三省堂書店池袋店いちのいちで販売しています。



制作風景
イベント
豆本ワークショップ
書籍の修理と保存













































































































































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