2018年9月10日

豆本がちゃぽんに英語ページができました

国際豆本がちゃぽんに参加しています。アメリカでも豆本がちゃぽんに注目されていました。これを機会に、英語ページをオープンしました。これまでも、海外からの方が豆本がちゃぽんをすることはよくあったようなんです。豆本がちゃぽんは国境を軽く越えてる。海外でどんな反応があるのか、楽しみです。
今回、国際豆本がちゃぽんのテーマは hi / hello
2018年9月香港、10月台湾、12月上海、2019年春東京を巡る予定です。
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 >豆本がちゃぽん英語ページ
2018年9月1日~30日
会場: House by Kubrick (香港)
Address: 5/F, Cityplaza Phase 1, 18 Taikoo Shing Road, Taikoo, Hong Kong
太古太古城道18號太古城中心一期5樓、香港

2018年8月30日

アメリカのミニチュアブック大会に参加してきました

2018年8月10日(金)~13日(日)、ミニチュアブックソサエティの大会に参加してきました。ミニチュアブックソサエティは、豆本のすべての局面に関心を持ち、本の芸術のあらゆる側面を積極的に推進する国際NPOで、本拠地はアメリカです。毎年夏に三日間、アメリカを中心とした各都市でコンクレイブと呼ぶ豆本大会を開催し、メンバーミーティング、豆本コンテスト結果発表、豆本オークション、豆本販売などの他、地元の図書館など本の名所スポットを訪れます。第36回に当る今年は、東海岸ヴァージニア州、ワシントンD.C. の西の、シャーロッツビルで開催されました。シャーロッツビルには、University of Virginiaがあり、その中の図書館にコレクターCaroline Brandtが15000点の豆本を寄贈しただけでなく、Carolineは毎年さらに豆本を買っては寄贈し続けています。図書館の中にはThe Rare Book Schoolがあり、そことVirginia Center For The Bookの二箇所で製本が教えられています。市内には稀覯本も含めた本屋が何軒もあり、参加者いわくBookie Townです。また、第3代アメリカ大統領トマス・ジェファーソンの元邸宅モンティチェロが近郊にあり、読書家であったジェファーソンが考案した、本を一度に三冊読める書見台や、筆記するとペンにつながったもう一つのペンが同時に動いてコピーを取れる機械、そして本棚のすぐ近くにある寝台などを当時のままに見ることができます。本棚の中には豆本もあります。ジェファーソンは、「I can’t live without books.」という言葉(1815)と、首都ワシントンに6500冊以上の本を寄贈して図書館を作ったことで知られています。イギリスがワシントンの図書館を焼いてしまったので、ジェファーソンがその二倍の本を贈りました。
私は2006年、初めて作ったハードカバーの豆本がミニチュアブックコンペティションで日本人初受賞をした後に会員になり、以降毎年豆本をコンテストに送り続け、ニューズレターを受け取ってきました。受賞してすぐ、来年は行く、と思ったのですが、豆本人気で忙しくなってしまい、機会を逸し続けてきました。数年前フェイスブックを始めたところ、会員の方々とつながり、お互いの顔や今の関心事がわかって親しみが増しました。大会には毎年、その都市近郊に住んでいる会員が世話役となるのですが、その方が私の大ファンで個人的な招待状を下さり、私の仕事がちょうど一区切りついたところでもあって参加に踏み切りました。
大会は、主にホテルを会場として行われました。参加者はほとんど皆が同じホテルに滞在し、食事も共にする、いわば豆本合宿です。一日目の金曜は、午後からホテルの前にあるバス停から無料バスに乗って、ヴァージニア大学図書館へ。どっちに向って歩けばいいのかわからないけれど、豆本っぽい気配のする人たちの後ろをついていけばいいはず。受付をすませて記念品一式が入ったロゴ入りバッグを受け取り、Carolineコレクションの展示を学芸員さんの説明付きで見学。書庫では、豆本は10冊くらいずつ立てられる手のひらサイズの保存函に保管されていました。豆本は稀覯本の一部として捉えられています。
豆本
豆本
展示室の隣では本の中身のアイデアを出すワークショップがあり、メモ帳に思いついたことを書き出しました。午後3時からは隣の建物内のThe Rare Book Schoolで、ワインとチーズ、ぶどうなどが並べられ、学校紹介がありました。本を、Virginia humanitiesと位置づけているのが印象的でした。ホテルに戻ると、サロンに本が並べられていて、豆本古書店主の会員さんがマイクを取って、入札式のサイレント・オークションが行われました。同じ部屋でディナーがあり、デザートを終えたら、機構本オークションのプロである会員さんが壇上に立って、ライブ・オークションがありました。食事は、丸テーブルに6席くらいずつ作ってあり、好きな所に座ります。同じテーブルに座った人たちで話をします。一人が話し始め、ひとくさり話すと、質問が少しあり、そして次の人が前の話を受けて話し始めて、私にとってはデカメロンの世界です。19世紀の小説で、かぎかっこの中が長い、数ページ続く、と思ったことはありませんか? それくらいの長さは一人の人が話し、皆はうなずきながら聞くというコミュニケーションです。知らない人ばかりに囲まれて全部英語でどうしよう、と思いましたが、皆がopenでkindなので大丈夫でした。私は初参加でありながらも、ほとんど皆が私のことを知っていました。会いたかったよ、とか、やっと来たね、本を通販で買ったのは私だよ、などと言われて、英語は平均6割理解でしたが、さっそく第二の故郷のようでした。今年の参加者は96人、うち初参加者は15人。その皆が一堂に会して16テーブルでそれぞれおしゃべりするので、サロンは大変な熱気がありました。
翌土曜は、再び別の人たちと一つのテーブルになって朝食を取り、バスツアーでモンティチェロへ。会員さん数人がミニバスを運転してくれました。午後はホテルに戻ってメンバーミーティング。コンテスト発表と賞状授与、残念ながら私は受賞を逃しました。その後は、会の運営をどうするかという事が、プレジデントと呼ばれている会長が議長となり、皆が次々に手を挙げて民主的に話されました。私も、せっかく参加したので、人の助けを借りてちょこっと意見を言いました。
休憩の後、製本家二人による、道具やスライドを見せながらのセッションがありました。これは、豆本の作り方や作品紹介の講義のようなものでした。 そして、ホテルの斜め向かいVirginia Center For The Bookに歩いていき、ワインとチーズ、ぶどうでもてなされて、学校紹介を聞きました。印刷機と活字、新しいプリンタなどが並べられ、中身から本を作っています。ここでも、最初に案内役が話した後は、皆が立ったままわーっとそれぞれに話していました。だんだん、知らない人がいなくなってきて、どの人も一度は話したことがある人になってきました。話し疲れた人から、学校が作った冊子を好きなだけもらい、好きなタイミングで帰っていきました。
豆本
最終日日曜日は、朝からホテルのサロンで設営をして、ブックフェアでした。そのために日本から持って行った私のスーツケースの半分は本でした。全部売れたとしても、そこにまた違う本が入ることはわかっていました。それまでの二日間でいろんな人と話したのが良かったようです。午前中は会員だけの販売で、午後から一般入場もあって販売しました。コンペに応募していた豆本、既刊で形がおもしろい豆本、カタログレゾネ、豆本の作り方の日本語の本などが次々に売れてほぼ完売して終了しました。25ブースが出店し、半分くらいは豆本古書店でした。もちろん売り上げは次々に他の豆本へと消えました。
豆本
そして、最後のディナーです。デザートのチョコレートケーキが出る頃に、The Rare Book Schoolの博士が来て、スライドを見せながら、研究発表を行いました。19世紀頃、シャーロットという名前の女性が、米粒に文字を書く級のものすごく小さな字をぎっしり書ける人で、小さな出版をして人気を博していたという、手書き本の貴重書の研究からわかったことの講演でした。
その後、プレジデントが再びマイクを握り、さまざまな賞の発表がありました。Carolineには花束が渡され、豆本で作った冠がかぶせられました。会に貢献した人への大きな銀色のカップが授与され、今年は会計さんが受賞しました。続いて今回大会に貢献した人への小さな7つのカップは、今回のワークショップ講師、二人のセッション講師、世話役夫婦、研究発表した博士、そして一つは私へ授与されました。初参加でカップをもらうなんて、信じられない!
そして、皆で写真を撮り、ハグをして別れました。夢のような三日間でした。

2018年7月24日

『活版印刷三日月堂』『海からの手紙』豆本

京都精華大学の講演とワークショップには、暑い中、豆本へ熱くお集まりいただき、ありがとうございました。おかげさまで、とても楽しい会になりました。スタッフの方々、ご参加の方々のお一人ずつが、楽しくしてくれましたね。笑顔が私には一番の収穫でした。暑さに負けず、元気に仕事場へ戻ってきました。さて、次の展示のご案内です。豆本新作が出ます。

印刷博物館×活版印刷三日月堂 コラボ企画展
第1期 2018年8月7日(火)~2018年10月5日(金)
第2期 2018年10月10日(水)~2019年1月20日(日)
*第2期から特設展示コーナーが増設
*10月10日(水)~10月18日(木)は部分開館
イベント概要はこちら
豆本 豆本 豆本 ほしおさなえさんの小説『活版印刷三日月堂』に出てくる豆本を作りました。ドライポイント・豆本制作赤井都、活字整版印刷弘陽(三木弘志)、発行ほしおさなえ、限定20部でイベント会場で販売します。三日月堂第二巻のストーリー『海からの手紙』の記述のとおりに、表紙などをデザインして作りました。ですので、表紙にあるのは私の名前ではなく、登場人物たちの名前です。新見南吉の詩の一行ずつに合わせてドライポイントを一点ずつ刷り、一冊の本に14枚のドライポイントと、活版16版が入っています。厚手の版画用紙を和紙で足継ぎした上製本です。
イベントには、印刷博物館入場料300円がかかります。

2018年7月10日

ミニチュアブックソサエティのニューズレター


ミニチュアブックソサエティのニューズレターが届いて、自分が載っていてびっくり。True Legend Miyakoが大会にやってくると書いてあります。日本人で参加は初めてじゃないかな。ミニチュアブックコンペティション受賞者の中でも、本の作り方の著書本を何冊も出していて、ワークショップで人に教えてもいる、というところが評価されています。そして、センシビリティや、クリエイティビティ、西洋の作者にはないユニークさなどがあると。
大会のあるシャーロッツビルの情報が、ホストから詳しく来ました。本の街で、レアブックスクールとヴァージニア州のブックセンターがあって、その二箇所で製本が教えられている。レアブックの古本屋さんもホテルから歩いていけるところに6軒くらいあって、著名コレクターが自分のミニチュアブック蔵書を図書館に寄贈したばかりで、「本の街」なんですって。ブックフェア参加者は、80の出店で、これまでの大会より倍くらいの規模。飲み物とエナジーバーは無料で準備されていて、ミニチュアブックソサエティの会長は無料のホットドックをサンドイッチマンの恰好をして配るんですって。大変なお祭りだー。たくさん豆本を持って行こう。
Book Fair ポスターは、古本屋さんなど市内のあちこちに貼られているそうです。

2018年7月3日

最近は

何をしているかというと、展示合わせの新作で忙しくしています。来月8月から始まる展示参加のご案内、もうすぐ出せると思うので、楽しみにしていてください。新作は限定20部で、ドライポイントと活版印刷による豆本作品です。ちょっと驚いてもらえると思います。夏らしいモチーフなんですよ。ドライポイントをこの枚数刷るのは大変でした。厚手の紙なので、これまでの雁皮刷を見慣れた目には、雰囲気は新鮮です。
アメリカに行くための準備も並行して進めています。こっちの糊が乾くのを待ちながらあっちみたいな。私が大会に参加すると知った方から、既にお問合せをいろいろといただいて、ご期待のほどが感じられ、身がひきしまる思いです。実は、既刊ほとんどが在庫薄な状態でその薄い在庫をかき集めて、できるだけ作り足して、アメリカのミニチュアブック大会での販売に臨むつもりです。なんとかなると自分を信じてます。

2018年6月8日

京都に行きます

2018年7月22日(日)13:00-15:00 京都精華大学情報館BOOK Cafe トーク、豆本づくりワークショップを行います。この機会にぜひ遊びに来て下さい!
豆本

2018年5月23日

素材を小さな本の形にすると楽しい

名古屋でのイベント「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶4」無事に終了しました。ご来場の皆さま、ありがとうございました。丸栄百貨店は閉店となりますが、これからも何か新展開があるかもということで、見守っていてください。ゴールデンウイークの最終日、電車が混んでいて、遠方からだとかえって来られない方もいたのかな。お昼休憩はちゃんと取る時間がありました。それでも私は、たっぷり働いた気分です。
5月は、打ち合わせシーズン。例年、この時期に新しい企画やお問合せをよくいただきます。たぶんそんなリズムで皆さまが動いているからでしょう。返答をしたり、サンプル紙を取り寄せたり、試作を作ったり、そんなことで充実した制作時間で、頭と手がいっぱい動いています。買い物が今週はもう少し必要です。ボンド切れと、紙の買い足しと。
8月はアメリカに行くので、そのための販売品も今のうちから合間を見て作っておかないと、急の間には合いません。合間って、いつ? 今? と自問しながらやっていきます。きっと売れるあれとあれを作る。実は在庫はかなり品薄です。おかげさまで、ありがとうございます。ミニチュアブックソサエティのコンクラーベに初参加するせっかくのチャンス。私の豆本をアメリカに置いてこないと。



制作風景
イベント
豆本ワークショップ
書籍の修理と保存













































































































































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