2019年4月8日

東京製本倶楽部展4/12(金)-14(日)

赤井都在廊予定 金曜10-13時半 日曜14-15時です! 日比谷図書文化館 1階特別展示室 日比谷公園内で東京製本倶楽部20年、ルリユールのあゆみ展に出品します。

2019年3月14日

本の展示のご案内です

2019年4月12日(金)-14日(日)10:00-17:00(14日は15時まで) 東京製本倶楽部20年、ルリユールのあゆみ展に出品します。
日比谷図書文化館 1階特別展示室 日比谷公園内
 赤井都出品予定作品『MAHO NIKKI特装版』『For You特装版』『一千一秒物語』
手製本の展示
1週末だけの開催です。豆本はお名前から拝見すると、3人くらいのようです。すべてガラスケースの中の、触れない展示の予定です。スタッフとしてお当番でいる時があると思います。まだいつになるかは決まっていません。お気軽にお声かけ下さい。

2019年2月25日

19世紀の壊れた本を直す

Le Petit Parisien の蔵書の修理と保存 第3回 2019年2月24日(日)14時~18時 参加5人+赤井+オーナー

去年に引き続き、壊れた本の修理を行いました。修理した本は3冊です。去年も参加してくれた方の熟練の手が頼もしい! 皆さん、プチパリが初めての修理経験でした。プチパリの蔵書は、古いものは16世紀からで、主な蔵書は19世紀後半から20世紀の本です。ミゾのない時代の本は、見返しが切れたり、表紙が取れたりして壊れやすい構造を持っていて、プチパリに来た時に既に壊れかけていた本が多いです。頻繁に読まれるものを優先的に直して、本を開いた時に120度くらいに固定できる書見台と、表紙の下に差し込んで表紙を支えるリーブルシュポールを用いて読書しています。

修理した3冊
 革表紙のミゾが切れかけて、角が傷んだ本。これは、アクリル絵の具で和紙を色染して、革の色に近づけたものを貼って修理しました。
 背表紙が取れてしまった本。これは、AF紙でクータを入れて、クータの縁が見えるのでアクリル絵の具で色染めして貼り、表紙をその上に戻して貼りました。
 見返しから切れてしまった本。裏見返しは失われていました。これは、AF紙でクータを入れて、表紙を戻し、両見返しの内側から和紙を貼りました。

本のクリーニング
 二人の手で、本を数冊ずつ書庫の外へ運び、「べっぴんさんクロス」でクリーニングしました。埃は酸性物質で本の大敵です。埃が入り込まないようにしっかりと本をわきで締めて、本の小口をクロスでぬぐい、表紙、見返しのミゾも撫でて汚れを落としました。見違えるようになった本もありました。寒い中、後半はコートを着ての作業! 全部はとても終わらないので、真ん中辺りの数段の本をきれいにして、続きは次回へ持ち越し。

SC6000塗布
 去年修理した本と再会しました。アクリルレジンとオイルがブレンドされたSC6000を、革部分が丈夫になるように薄く塗布しました。翌日の空ぶきは、オーナーが。バルザックの本、最初に見た時には背表紙が崩壊しそうで、革の金箔文字が一文字ずつふらふらになっていたのに、ずいぶんしっかりして、ちゃんと読める文字列が保たれていて、良かった。

そうそう、重要なことを言い忘れていました。接着にはJadeRを使用しました。JadeRの特徴として、無酸で、乾いた時も柔らかく仕上がる、と説明しました。あともう一つ、本の修理にとって重要な特徴があって、それは、可逆性。乾いた後でも、水をつければ、取ることができます。木工ボンドは、乾いたら取れませんが、JadeRは、もし何かの要請で、後世に入れた素材を取り去りたいと考えれば、元に戻すことができます。これは修理には重要な特性です。昨日の作業が、水で元に戻ってしまうと思うとちょっとせつないですけど、何がどう転んでやっぱり取りたいとなるかわかりませんが、その時にはそうできるということです。

作業の後でいただいたレモンの香りの紅茶がおいしかったです。皆さまお疲れ様でした。また来年!
書籍の修理と保存
書籍の修理と保存
書籍の修理と保存
書籍の修理と保存
書籍の修理と保存

2019年2月4日

セミオーダーを通販でも始めました

「本の形をした函に入った活版印刷蔵書票」
「お名前入りブック型の小函」
「大きな本型のボックス」
こんなラインナップでセミオーダーを通販でも始めました。私の持てる印刷や製函の技術で、少しでもお役に立てたら、こんなに嬉しいことはありません。ご注文いただいてから、納品まで、今のところ2か月くらい見ておいて下さい。
本の形をした函
活版印刷蔵書票

2019年1月24日

ブック型の小箱

できたもの、そしてアレンジの例です。


2019年1月16日

印刷博物館の豆本展示のようすです

2018年8月7日からの長きにわたり、印刷博物館で豆本の展示と販売がありましたが、それもついにもうすぐ終わります。2019年1月20日(日)までです!
豆本
組版と一緒の展示のようす。ほしおさなえさまからお写真をいただきました。私は、小説の記述を読んで、活版印刷三日月堂の豆本を作らせていただきました。私にとっても夢のような企画でした。ドライポイントを、貝殻を目の前に並べて夢中で刷りました。製本は、クラシックな形ながら、紙が固いのがチャレンジでした。印刷博物館に出させていただいたことは大きな記念になります。豆本が日本でもレアブックの一員として認められますように。

2019年1月14日

「ブック型小箱を手作りで」

1月20日(日)、朝日カルチャー千葉教室13:00-15:00「ブック型小箱を手作りで」のお申込みページはこちらです。
2時間で、どなたでも、函を作り終わるように、あらかじめ私のほうで、2mm厚の丈夫なボール紙を切ったり(カッターと定規で一本ずつ手切りしてます!)、なにくれと親切な下準備をしておくつもりです。素材は好きなお色を選んでいただき、自分で作った感はしっかりあって、世界で一つだけの函になると思います。色や模様の組み合わせで、作った人の個性が出ますよ。見栄えるように、継ぎ表紙で作りましょう。


これまで、豆本をおさめる函は作っていましたが、函だけの教室は今回初めてです。函が本らしいって、それだけで良いと思います。函の中に本でも名刺でも印鑑でも、何でも入れたら楽しいと思います。アメリカで、自由なブックアートに接したので、自分の中でも変化が生まれて、こうでなきゃみたいなのはどんどん捨てて良いと思いましたので、今回は、函で。そしてこの函の技術も、ブックアートにはとても役立ちそうです。

私の作品の中でも、いろいろなタイプの函を作っています。下写真は年末から今年初めにかけてしていた仕事で、『一千一秒物語』の最後の一冊、12/12番冊の函と本を仕上げていました。自由な発想と、これまでに培った技術で、新しいものを作りたいと思っています。この作品が作れて本当に良かった。この本と函は、ミニチュアブックでサイズは小さいですがとても遠大な計画、複雑な作業工程、最大限の手の技術が必要でした。本当に良かった。伝統的なハードカバーの本も、閉じ開きする函に入っているようなもので、函と深い関連があり、函よりも難しいです。おかげさまで、アリスともども、通販で完売しました。作ったものが人の手に渡って楽しんでいただけるのが、物づくりの不思議さ楽しさです。ありがとうございます。


2019年1月9日

2019年が始まりました。本年もよろしくお願いいたします

昨年2018年は、大きな節目の年だったと思います。アメリカに行って、これまで10年来のメールでのおつきあい、作品でのおつきあいの人たちにリアルで会い、話し、食事を共にし、車で送ってもらったりお世話になりました。豆本がつないでくれたご縁が、人間関係までも連れてきてくれました。初めて会うのに、お互い知ってる。とても不思議な気分でした。
そしてもう一度、海外へ出る機会があり、アラブ首長国連邦で新しい豆本友達ができました。
豆本作品は、印刷博物館に新作が出ました。そして香港、台湾での豆本展にも豆本がちゃぽんが出ました。オーダーメイドも軌道に乗ってきました。
時系列で振り返れば、1月にLe Petit Parisienで展示、3月に東京都人権プラザでのワークショップ、4月に朝日カルチャー千葉でのワークショップ、5月に名古屋で展示販売とワークショップ、7月に京都精華大学でのワークショップ、と今年の前半も私としては十分に活動していました。毎月の自宅での「小さな本の教室」も継続していました。参加していただいた皆様、コーディネイトしてくださった方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。
一言で、まとめるなら、続けてきてよかったな、と思うことが多い、良い一年でした。おかげさまで、ありがとうございました。豆本も売れて、作品が評価されることが嬉しかったです。
そして、2019年はどんな年になるか? 全く予測がつきません。どんな年にしたいか?
これまでも、いろいろ夢を叶えてきました。「ここに豆本で出たいな」と思ったところからは、だいたいお話があって、これまでに夢が全部叶っています。としたら、何か、もっと大きな小さなことを、夢に抱いてみたら、叶うかな?なんて。静かに胸に新年の夢を抱いてみましょう。

2018年12月19日

くるみの豆本

今年のクリスマス、『くるみ割り人形』のイメージで小さな本を自分のために作りました。「小さな本の教室」に来てくださっている方の一人から、台座付にきれいに加工されたくるみの殻をいただきました。もちろん、天然のくるみを用いた、すべて手作りです。その殻に入る中身を作ってみました。どんな本が入ったら似合うか、いろいろ試した結果、楽譜がやはり合うなあと思いました。縁をなみなみに切ってみたらさらに合いました。楽譜はオリジナルサイズそのままなので、縮小印刷すればやはりもっとよかったですね。小さな思い出ぎっしりってかんじです。実はこれ、思いのほか、既にある作品と似てしまいました。今年の夏に、アメリカはワシントンのThe National Museum of Women in the Artで実物を見た小さな本にそっくりになりました。小さな本の教室は、おかげさまで、12月も1月も満席です。よい冬をお過ごしください。
豆本
豆本
豆本
豆本

2018年11月9日

シャルジャ国際ブックフェアのワークショップは大成功でした。首長の娘が、豆本を作りたいと言ってくれました!

アラブ首長国連邦のシャルジャ国際ブックフェアにゲストとして招待され、5日間で、30分の豆本ワークショップを14回しました。一度に20人まで入れました。子供たちの年齢は4-16歳くらいで、時々大人も交じりました。30分で作れるように、あらかじめ寸法に切った製本キットを3種類、説明付きで準備しました。

キット1 中綴じ 132部
キット2 和綴じ 100部
キット3 フラッグブック 123部
合計355部

会期までにとうてい作りきれなかったので、ワークショップの合間にホテルや会場内のオフィスで、キットを作り続けていました。会場周辺は渋滞し、会場内はまっすぐ歩けないくらいたくさん人が来ていて、たくさんの子供たちがワークショップに来ました。二回来る子もいました。希望があれば、家で作れるようにさらにキットをあげました。ワークショップで作ったのは250人くらいで、あとの100は、ギフトとしてあげました。ほとんどすべての子にとって、最初の豆本でした。私は、UAEで手作りは一般的な趣味ではないように感じました(UAEは1970年代まで奴隷制度があり、今では豊かな家には多くのヘルパーがいて、家事をせずに生活することができます。ハンドメイドの価値にまだ気づいていないように感じました。)手がすぐに動かない子、針を通して糸を通せない子が多く、結べない子も多かったです。すべてが初めての経験でした。私は手を動かして先へ進むようにうながしました。 「良い挑戦をした。自分でこれをしたのよ」と言うと、子供は自分自身を誇りに思ったようでした。

毎日、多くのメディアが私のワークショップにやってきました。私は2つのテレビインタビュー、2つの新聞からインタビューを求められました。そして、より多くのカメラがインターネットニュースのために来ました。大人も私の製本ワークショップに参加しました。教師も教育に興味を示しました。

日曜日の夜、スタッフに緊張が走りました。「首長の娘が来ます」
私たちは彼女のために4席を確保しました。多くの人々がワークショップルームの前に集まって来ました。セキュリティ、オーガナイザー、メディアがやってきて待機していました。
彼女は来ませんでしたが、首長の娘がミニチュアブックを作りたがったので、私は充分成功したと感じました。首長の娘が「私、豆本を作りたい」と言ったのを想像しました。

Sharjah International Book Fairは、世界で3番目に大きなブックフェアです。1982年から、毎年開催されています。 60カ国の1546出版社と238万人の参加で、11日間で56,000,000米ドルの売上(2017年のデータ)。 会場となるExpo Center Sharjahは40,000平方メートルで、来場者は大人40%、10代25%、10歳未満35%です。シャルジャ首長国は、ドバイから15kmにあり、多くの人がドバイに働きに行っています。シャルジャの人々は教育熱心で、シャルジャは本の都と言われています。通りには、ブックフェア「Tales of Letters」のサインがたくさんありました。私はここに招待されて非常に光栄です。私はたくさんの子供たちの笑顔を見ることができてうれしかったです。スタッフと友達になったので、帰国しないように言われましたが、ハグキスで別れました。Sharjah International Book Fairに行けてよかったです。大変でしたが、とても楽しめました。私は自分の中にある日本の心をもっと見つけました。他のジャンルで日本を表現している方たち、たとえば忍者、高砂染め、ライブペイント、折り紙、日本料理、マンガ、中東研究者など、多くの日本人アーティストと友達になりました。彼の地アラビアのデザインは多くのインスピレーションをくれました。日本人の友達が、ワークショップの写真を撮ってくれました。何もかもありがとうございます。小さな本の大きな冒険でした。

シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア
シャルジャ国際ブックフェア

2018年10月27日

アラブに行く前にお知らせ

NHKの海外向け番組Kawaii Internationalに、豆本で出ます。
放送回:#95『Next-Gen Magazines: These Are ZINEs!』
本放送:11月2日(金)9:30,15:30,22:30,27:30 (28分番組)
再放送:11月16日(金)9:30,15:30,22:30,27:30
※世界各国の時差対応で1日に4回放送されます
※上記の時間は全て日本時間です
<放送の視聴について>
NHK World(※海外向けのNHKチャンネル、全編英語放送)におけるライブストリーミング放送で日本でも視聴が可能です。 NHK Worldホームページ国内ではオンラインでのストリーミング視聴が可能となっておりますので、放送時間に上記URLにアクセス頂き、サイト右上の「Live」という部分をクリックして頂ければご視聴頂けます。Live配信ページ
<見逃し視聴サービスについて>
本放送日終了後から、オンデマンドサービスにより 番組ホームページでも視聴が可能となります。
Kawaii Internationalホームページ
トップページ上に写真サムネールがあり、その中にムラサキ色の再生マークがあります。 「VIDEO ARCHIVE」となっており、サムネールをクリックしていただけると 視聴ページに繋がります。 パソコンはもちろん、スマートフォンでも視聴が可能です。 ※端末により視聴できない可能性がございます。

2019年1月20日(日)13:00-15:00 手作りの小函 朝日カルチャーセンター千葉 詳細、お申込みはカルチャーセンターへどうぞ。
豆本
見た目、本のような雰囲気があって、実は函で使えるものを作りましょう。 芯になる紙は、あらかじめ寸法にカットしておくので、組み立てるだけでできます。 表紙の紙は、書籍の雰囲気のある輸入紙数種類からお選びいただけます。 名刺も、これまでにお作りになった豆本も入ります。印鑑が入るような厚みで作ります。キーケースなどにもお使いいただけると思います。ショップカード入れにも。 写真は参考作品です。

2019年2月24日(日)14:00 Le Petit Parisienにて本の修理の会を予定しています。昨年も同時期に修理の会を開催しました。修理箇所の去年からの変化を見て、その他の本の変化も見ます。個人的には昨年のクリーニングからきっとあまり汚れていないと予想しているけれど、実際どうか確認したいです。新たに修理が必要になった本もあるようなので、それも見ます。昨年よりは楽な作業になりそうと予想しているので、参加者は、ご自分の修理の必要な本を持ってきていただいたら相談に乗ります。会の詳細や参加については、日にちが近くなったら、Le Petit Parisienのイベントページが立ち上がる予定なのでそちらでどうぞ。

2018年10月19日

Sharjah International Book Fairに招待されました

世界で3番目に大きいブックフェア、シャルジャ国際ブックフェアの名誉招待国は、今年は日本です。ブックフェアへ、ゲストとして招待されて参加します。
ブックフェアは2018/10/31-11/10の開催です。私は10/31-11/4の5日間、子供向けの豆本ワークショップを行います。
豆本は、和綴じ豆本、お絵描き三角豆本、メッセージいっぱいフラッグブック、ミニハート中綴じ本を作る予定です。
アラブ首長国連邦のシャルジャ首長国へ、豆本を作りに行ってきます。
 >>Sharjah International Book Fair official website(guestの欄に掲載されています。)
 >>ブックフェアを報じたドバイ経済新聞

2018年10月2日

がちゃまめは国境を越えて

豆本がちゃぽん、「散歩」特集が東京堂書店で始まりました。今回は私は入れていなくてオーガナイズだけです。神保町散歩の際には、がちゃっとお楽しみくださいませ。
国際4都市豆本がちゃぽんの展示販売の写真が、香港会場から届きました。とってもきれいです。展示は巡回して、12th - 14th October、台北へ行きます。
豆本
豆本
豆本
豆本
豆本
豆本

2018年9月10日

豆本がちゃぽんに英語ページができました

国際豆本がちゃぽんに参加しています。アメリカでも豆本がちゃぽんに注目されていました。これを機会に、英語ページをオープンしました。これまでも、海外からの方が豆本がちゃぽんをすることはよくあったようなんです。豆本がちゃぽんは国境を軽く越えてる。海外でどんな反応があるのか、楽しみです。
今回、国際豆本がちゃぽんのテーマは hi / hello
2018年9月香港、10月台湾、12月上海、2019年春東京を巡る予定です。
 >イベントページ
 >豆本がちゃぽん英語ページ
2018年9月1日~30日
会場: House by Kubrick (香港)
Address: 5/F, Cityplaza Phase 1, 18 Taikoo Shing Road, Taikoo, Hong Kong
太古太古城道18號太古城中心一期5樓、香港

2018年8月30日

アメリカのミニチュアブック大会に参加してきました

2018年8月10日(金)~13日(日)、ミニチュアブックソサエティの大会に参加してきました。ミニチュアブックソサエティは、豆本のすべての局面に関心を持ち、本の芸術のあらゆる側面を積極的に推進する国際NPOで、本拠地はアメリカです。毎年夏に三日間、アメリカを中心とした各都市でコンクレイブと呼ぶ豆本大会を開催し、メンバーミーティング、豆本コンテスト結果発表、豆本オークション、豆本販売などの他、地元の図書館など本の名所スポットを訪れます。第36回に当る今年は、東海岸ヴァージニア州、ワシントンD.C. の西の、シャーロッツビルで開催されました。シャーロッツビルには、University of Virginiaがあり、その中の図書館にコレクターCaroline Brandtが15000点の豆本を寄贈しただけでなく、Carolineは毎年さらに豆本を買っては寄贈し続けています。図書館の中にはThe Rare Book Schoolがあり、そことVirginia Center For The Bookの二箇所で製本が教えられています。市内には稀覯本も含めた本屋が何軒もあり、参加者いわくBookie Townです。また、第3代アメリカ大統領トマス・ジェファーソンの元邸宅モンティチェロが近郊にあり、読書家であったジェファーソンが考案した、本を一度に三冊読める書見台や、筆記するとペンにつながったもう一つのペンが同時に動いてコピーを取れる機械、そして本棚のすぐ近くにある寝台などを当時のままに見ることができます。本棚の中には豆本もあります。ジェファーソンは、「I can’t live without books.」という言葉(1815)と、首都ワシントンに6500冊以上の本を寄贈して図書館を作ったことで知られています。イギリスがワシントンの図書館を焼いてしまったので、ジェファーソンがその二倍の本を贈りました。
私は2006年、初めて作ったハードカバーの豆本がミニチュアブックコンペティションで日本人初受賞をした後に会員になり、以降毎年豆本をコンテストに送り続け、ニューズレターを受け取ってきました。受賞してすぐ、来年は行く、と思ったのですが、豆本人気で忙しくなってしまい、機会を逸し続けてきました。数年前フェイスブックを始めたところ、会員の方々とつながり、お互いの顔や今の関心事がわかって親しみが増しました。大会には毎年、その都市近郊に住んでいる会員が世話役となるのですが、その方が私の大ファンで個人的な招待状を下さり、私の仕事がちょうど一区切りついたところでもあって参加に踏み切りました。
大会は、主にホテルを会場として行われました。参加者はほとんど皆が同じホテルに滞在し、食事も共にする、いわば豆本合宿です。一日目の金曜は、午後からホテルの前にあるバス停から無料バスに乗って、ヴァージニア大学図書館へ。どっちに向って歩けばいいのかわからないけれど、豆本っぽい気配のする人たちの後ろをついていけばいいはず。受付をすませて記念品一式が入ったロゴ入りバッグを受け取り、Carolineコレクションの展示を学芸員さんの説明付きで見学。書庫では、豆本は10冊くらいずつ立てられる手のひらサイズの保存函に保管されていました。豆本は稀覯本の一部として捉えられています。
豆本
豆本
展示室の隣では本の中身のアイデアを出すワークショップがあり、メモ帳に思いついたことを書き出しました。午後3時からは隣の建物内のThe Rare Book Schoolで、ワインとチーズ、ぶどうなどが並べられ、学校紹介がありました。本を、Virginia humanitiesと位置づけているのが印象的でした。ホテルに戻ると、サロンに本が並べられていて、豆本古書店主の会員さんがマイクを取って、入札式のサイレント・オークションが行われました。同じ部屋でディナーがあり、デザートを終えたら、機構本オークションのプロである会員さんが壇上に立って、ライブ・オークションがありました。食事は、丸テーブルに6席くらいずつ作ってあり、好きな所に座ります。同じテーブルに座った人たちで話をします。一人が話し始め、ひとくさり話すと、質問が少しあり、そして次の人が前の話を受けて話し始めて、私にとってはデカメロンの世界です。19世紀の小説で、かぎかっこの中が長い、数ページ続く、と思ったことはありませんか? それくらいの長さは一人の人が話し、皆はうなずきながら聞くというコミュニケーションです。知らない人ばかりに囲まれて全部英語でどうしよう、と思いましたが、皆がopenでkindなので大丈夫でした。私は初参加でありながらも、ほとんど皆が私のことを知っていました。会いたかったよ、とか、やっと来たね、本を通販で買ったのは私だよ、などと言われて、英語は平均6割理解でしたが、さっそく第二の故郷のようでした。今年の参加者は96人、うち初参加者は15人。その皆が一堂に会して16テーブルでそれぞれおしゃべりするので、サロンは大変な熱気がありました。
翌土曜は、再び別の人たちと一つのテーブルになって朝食を取り、バスツアーでモンティチェロへ。会員さん数人がミニバスを運転してくれました。午後はホテルに戻ってメンバーミーティング。コンテスト発表と賞状授与、残念ながら私は受賞を逃しました。その後は、会の運営をどうするかという事が、プレジデントと呼ばれている会長が議長となり、皆が次々に手を挙げて民主的に話されました。私も、せっかく参加したので、人の助けを借りてちょこっと意見を言いました。
休憩の後、製本家二人による、道具やスライドを見せながらのセッションがありました。これは、豆本の作り方や作品紹介の講義のようなものでした。 そして、ホテルの斜め向かいVirginia Center For The Bookに歩いていき、ワインとチーズ、ぶどうでもてなされて、学校紹介を聞きました。印刷機と活字、新しいプリンタなどが並べられ、中身から本を作っています。ここでも、最初に案内役が話した後は、皆が立ったままわーっとそれぞれに話していました。だんだん、知らない人がいなくなってきて、どの人も一度は話したことがある人になってきました。話し疲れた人から、学校が作った冊子を好きなだけもらい、好きなタイミングで帰っていきました。
豆本
最終日日曜日は、朝からホテルのサロンで設営をして、ブックフェアでした。そのために日本から持って行った私のスーツケースの半分は本でした。全部売れたとしても、そこにまた違う本が入ることはわかっていました。それまでの二日間でいろんな人と話したのが良かったようです。午前中は会員だけの販売で、午後から一般入場もあって販売しました。コンペに応募していた豆本、既刊で形がおもしろい豆本、カタログレゾネ、豆本の作り方の日本語の本などが次々に売れてほぼ完売して終了しました。25ブースが出店し、半分くらいは豆本古書店でした。もちろん売り上げは次々に他の豆本へと消えました。
豆本
そして、最後のディナーです。デザートのチョコレートケーキが出る頃に、The Rare Book Schoolの博士が来て、スライドを見せながら、研究発表を行いました。19世紀頃、シャーロットという名前の女性が、米粒に文字を書く級のものすごく小さな字をぎっしり書ける人で、小さな出版をして人気を博していたという、手書き本の貴重書の研究からわかったことの講演でした。
その後、プレジデントが再びマイクを握り、さまざまな賞の発表がありました。Carolineには花束が渡され、豆本で作った冠がかぶせられました。会に貢献した人への大きな銀色のカップが授与され、今年は会計さんが受賞しました。続いて今回大会に貢献した人への小さな7つのカップは、今回のワークショップ講師、二人のセッション講師、世話役夫婦、研究発表した博士、そして一つは私へ授与されました。初参加でカップをもらうなんて、信じられない!
そして、皆で写真を撮り、ハグをして別れました。夢のような三日間でした。

2018年7月24日

『活版印刷三日月堂』『海からの手紙』豆本

京都精華大学の講演とワークショップには、暑い中、豆本へ熱くお集まりいただき、ありがとうございました。おかげさまで、とても楽しい会になりました。スタッフの方々、ご参加の方々のお一人ずつが、楽しくしてくれましたね。笑顔が私には一番の収穫でした。暑さに負けず、元気に仕事場へ戻ってきました。さて、次の展示のご案内です。豆本新作が出ます。

印刷博物館×活版印刷三日月堂 コラボ企画展
第1期 2018年8月7日(火)~2018年10月5日(金)
第2期 2018年10月10日(水)~2019年1月20日(日)
*第2期から特設展示コーナーが増設
*10月10日(水)~10月18日(木)は部分開館
イベント概要はこちら
豆本 豆本 豆本 ほしおさなえさんの小説『活版印刷三日月堂』に出てくる豆本を作りました。ドライポイント・豆本制作赤井都、活字整版印刷弘陽(三木弘志)、発行ほしおさなえ、限定20部でイベント会場で販売します。三日月堂第二巻のストーリー『海からの手紙』の記述のとおりに、表紙などをデザインして作りました。ですので、表紙にあるのは私の名前ではなく、登場人物たちの名前です。新見南吉の詩の一行ずつに合わせてドライポイントを一点ずつ刷り、一冊の本に14枚のドライポイントと、活版16版が入っています。厚手の版画用紙を和紙で足継ぎした上製本です。
イベントには、印刷博物館入場料300円がかかります。

2018年7月10日

ミニチュアブックソサエティのニューズレター


ミニチュアブックソサエティのニューズレターが届いて、自分が載っていてびっくり。True Legend Miyakoが大会にやってくると書いてあります。日本人で参加は初めてじゃないかな。ミニチュアブックコンペティション受賞者の中でも、本の作り方の著書本を何冊も出していて、ワークショップで人に教えてもいる、というところが評価されています。そして、センシビリティや、クリエイティビティ、西洋の作者にはないユニークさなどがあると。
大会のあるシャーロッツビルの情報が、ホストから詳しく来ました。本の街で、レアブックスクールとヴァージニア州のブックセンターがあって、その二箇所で製本が教えられている。レアブックの古本屋さんもホテルから歩いていけるところに6軒くらいあって、著名コレクターが自分のミニチュアブック蔵書を図書館に寄贈したばかりで、「本の街」なんですって。ブックフェア参加者は、80の出店で、これまでの大会より倍くらいの規模。飲み物とエナジーバーは無料で準備されていて、ミニチュアブックソサエティの会長は無料のホットドックをサンドイッチマンの恰好をして配るんですって。大変なお祭りだー。たくさん豆本を持って行こう。
Book Fair ポスターは、古本屋さんなど市内のあちこちに貼られているそうです。

2018年7月3日

最近は

何をしているかというと、展示合わせの新作で忙しくしています。来月8月から始まる展示参加のご案内、もうすぐ出せると思うので、楽しみにしていてください。新作は限定20部で、ドライポイントと活版印刷による豆本作品です。ちょっと驚いてもらえると思います。夏らしいモチーフなんですよ。ドライポイントをこの枚数刷るのは大変でした。厚手の紙なので、これまでの雁皮刷を見慣れた目には、雰囲気は新鮮です。
アメリカに行くための準備も並行して進めています。こっちの糊が乾くのを待ちながらあっちみたいな。私が大会に参加すると知った方から、既にお問合せをいろいろといただいて、ご期待のほどが感じられ、身がひきしまる思いです。実は、既刊ほとんどが在庫薄な状態でその薄い在庫をかき集めて、できるだけ作り足して、アメリカのミニチュアブック大会での販売に臨むつもりです。なんとかなると自分を信じてます。

2018年6月8日

京都に行きます

2018年7月22日(日)13:00-15:00 京都精華大学情報館BOOK Cafe トーク、豆本づくりワークショップを行います。この機会にぜひ遊びに来て下さい!
豆本

2018年5月23日

素材を小さな本の形にすると楽しい

名古屋でのイベント「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶4」無事に終了しました。ご来場の皆さま、ありがとうございました。丸栄百貨店は閉店となりますが、これからも何か新展開があるかもということで、見守っていてください。ゴールデンウイークの最終日、電車が混んでいて、遠方からだとかえって来られない方もいたのかな。お昼休憩はちゃんと取る時間がありました。それでも私は、たっぷり働いた気分です。
5月は、打ち合わせシーズン。例年、この時期に新しい企画やお問合せをよくいただきます。たぶんそんなリズムで皆さまが動いているからでしょう。返答をしたり、サンプル紙を取り寄せたり、試作を作ったり、そんなことで充実した制作時間で、頭と手がいっぱい動いています。買い物が今週はもう少し必要です。ボンド切れと、紙の買い足しと。
8月はアメリカに行くので、そのための販売品も今のうちから合間を見て作っておかないと、急の間には合いません。合間って、いつ? 今? と自問しながらやっていきます。きっと売れるあれとあれを作る。実は在庫はかなり品薄です。おかげさまで、ありがとうございます。ミニチュアブックソサエティのコンクラーベに初参加するせっかくのチャンス。私の豆本をアメリカに置いてこないと。

2018年4月27日

布の手触りを手のひらにくるんで、小さな本を作ってみよう

「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶4」が名古屋丸栄8階で始まりました。5月6日(日)、ゴールデンウイークの最終日に豆本ワークショップをします。先週、朝日カルチャーセンター千葉で作ったのと同じような布表紙の折本を作ります。千葉では2時間で箔押しもしたのですが、6日のワークショップは、40分というお時間で作ってもらうため、箔押しはこんなふうにしてしましたよーと説明をして、既に箔押ししたものが出てくる料理番組風の展開で、作ってもらいますね! 10時から18時まで受付しています。

2018年4月5日

ゴールデンウイークに活版豆本イベントをします

2018年4月26日~5月16日 「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶4」

風薫る五月、今年も8階茶道具売場にて、豆本と活版印刷の展示販売会と ワークショップを開催致します。 会場には赤井都による豆本作品と、Bird Design Letterpressによる活版 作品とステーショナリーが並びます。 繊細な技術による作品と、特別開催のワークショップをこの機会に是非 お楽しみ下さい。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
会 期:2018年4月26日(木)~5月16日(水) ※最終日は16:00まで
※5月12日(土)、13日(日) 活版ワークショップ
・ローマ字名とワンポイントを入れたメッセージカードを活版印刷
・2,000円(税込) 予約不要(随時受付) 所要時間約20~30分
※5月6日(日) 豆本ワークショップ
・赤井都のオリジナル超短編を「布表紙のアコーディオン折」豆本にします。
・3,240円(税込) 所要時間約40分 予約優先(予約・問合せ052-264-5387)
会 場:あーと・すぽっと(丸栄8階茶道具売場 名古屋市中区栄3-3-1)
出展者:赤井都、Bird Design Letterpress
協力:andantino、弘陽(三木弘志)

DMはこちらです

2018年3月20日

ルビ付き活版の小さな手製本

たくさんのご参加ありがとうございました。東京都人権プラザ企画室『世界人権宣言』に親しみながら豆本を作ってみよう、なんと33人もの方が参加されて、楽しく手を動かして小さな本を作り上げました。オリジナルキットを使用しても、自分だけの一冊になったのが、手づくりの不思議ですね。皆さまの笑顔、ありがとうございました。私の一冊はたとえばこんなかんじでした。私が当日作った本は展示もされるそうなので、近々立ち寄る機会がありましたら覗いてみて下さいね。

豆本ワークショップ 豆本ワークショップ 豆本ワークショップ 豆本ワークショップ
さて、東京堂書店での豆本委託販売は、この3月をもちまして終了します。長らくありがとうございました! ずいぶんたくさん売っていただき、買ってもらって、ご縁をありがとうございました。
そして、昨日はLe Petit Parisienへかがり台を寄贈してきました。立派なかがり台、人から人へ引き継がれ、プチパリが私の後の4人目の持ち主さんになります。企画展示のない時には、奥の工房から手前の図書室の方へ出すこともあるとか。大きな本のかがりにぜひ参考にされて下さい。

2018年3月1日

小さな蔵書票ブックケースと、大きな本の修理

文庫本に貼る小さなサイズの蔵書票のご注文をいただき、函つきで作ってみたりしていました。活版印刷や函づくりって、楽しいものです。綴じがあると本だけれど、綴じがなくても楽しめてしまいます。この函は天地11cmで、蓋はマグネットで吸着します。

さて、大きな本の修理と保存を一年ぶりに、曳舟で行いました。一人だと大変なので、今回はボランティアを募って、5人+見学の方、記録係さんなどにご参加いただきました。
こんなふうに、背の外側や内側が切れてしまっていたりしていました。製本テープで持ち主ご本人が応急処置を施されたものは、逆側の見返しが切れてしまったという、修理が修理を呼ぶパターンになってしまっていたので、製本テープは取り去り、和紙を入れました。背がぱかっと外れたものには、クータを入れてから、背を戻して接着しました。





19世紀のハードカバーの本の多くは、180度開くと、表紙や見返しが切れてしまうという構造をしています。180度開いても大丈夫な本が作れるようになったのは後世のことです。本のオーナーの意向としては、できるだけ当時の装丁を残したいということがあり、180度開かなくても安全に読書できるように、この一年間で、書見台とリーブルシュポールを書斎に備えました。19世紀的不便さも楽しみながら、読書します。ただ、どうしても、外側に和紙が見えてしまう修理になったものもありました。そこで、二週間後にまた集まり、修理の糊づけの結果などを確認し、和紙を染めました。



和紙のクータも、見事に入りました。これらすべて、参加者さんたちの手仕事です。私は指示しただけです。見学のつもりだった方かもしれないけれど、手すきには仕事を申し付けて、書庫の外で、「べっぴんさんクロス」で本の小口などを拭いてもらいました。けっこうクロスを黒くする本もあって、びっくり。埃は酸性物質で本を傷めるので、除去すると良いです。土曜日を二回使った作業で、壊れかけた9冊の本が修理されて読める形になり、二段の本棚の本が、ピカピカに拭き上げられました。今年はひとまず、良かった良かった。でも本棚にはまだたくさん他の本も入っている。また来年!


2018年2月21日

豆本ワークショップのお知らせです

2018年3月17日(土)13:30-16:00 東京都人権プラザ本館1階セミナールーム 『世界人権宣言』に親しみながら豆本を作ってみよう
参加お申込みはこちらから
弘陽さんに行って、立ち合いのもと、活版印刷の文章と表紙、できてきました! 色の遊び紙がたくさんと、中身のある小さな本を作ります。色は、ビビッドな色や、パステルカラーなどから選べます。
豆本ワークショップ

2018年4月22日(日)10:00-12:00 朝日カルチャーセンター千葉 はじめての豆本
布表紙の折本を作ってみましょう。ゆっくりとした大人の時間、手を動かして小さな本を2時間で仕上げます。
参加お申込みはこちらから
豆本ワークショップ豆本ワークショップ

2018年2月9日

立春と豆本と手製本と活版と

 Le Petit Parisienでの展示、盛況に終了しました。ありがとうございました。明日は同じ場所で本の修理イベントをします。こちらも順調に参加者が増えているようで、ご関心ありがたいかぎりです。
 さて、ここしばらく、どう過ごしていたかというと、アリス特装版のオーダーをいただいて、製本をしていました。集中力を要する時は、脳内に静けさが必要で、インターネットは断っていました。
豆本生活
 もちろん、豆本を作ると私も肩が凝ります。ストレッチの本を、ハンズフリーで見られるように、製本し直しました。ページをばらして、和紙でページの間をつなぎ、折丁の形にして、針と糸で真ん中を綴じれば、快適に使える、私のための本が出来上がりました。本の改装は、その本を作った人たちに申し訳ない気もして、これまであまりやらなかったのですが、本の利用者として一冊の本に向き合った時、これもありだなと実感しました。
本の改装
本の改装
本の改装
本の改装
本の改装
 お茶の間にあっても違和感のない、インテリアとして見られるようにと思うと、本のタイトルは表紙に入らなくてもかまわなくて、無地の茶色の革や、緑の布がいいなと思いました。
本の改装
 リア充で写真をためてしまいました。『大人の科学マガジン 小さな活版印刷機』に豆本『雨ニモ負ケズ』が掲載されています。
本の改装
本の改装
 そして、3月17日午後の東京都人権プラザでの豆本ワークショップのチラシができてきました。お申込みは東京都人権プラザへの電話、またはホームページで2月13日から3月2日までの間にどうぞ。豆本は、活版印刷の人権宣言からの一文に、お好きな色紙を数枚重ねて、真ん中を針と糸で綴じます。開きやすく丈夫な、洋本の基本スタイルの中綴じという形で作ります。お子様でも大丈夫なように、オリジナルキットを準備しています。昨日、『大人の科学』にも掲載の弘陽さんに行って、金属活字版印刷の打ち合わせをしてきました! 良い本ができそうですよ。
本の改装

2018年1月16日

まだ見たことのない本がここにあります

Le Petit Parisienでの展示が始まっています。今月28日まで。搬入をして、すごく素敵になったので、かなり安心して、また自分の机に戻って仕事を進めていました。充実しています。
曳舟で展示
 木曜定休です。今週金曜19日は19:30から雑談会をします。お気軽にいらしてください。『一千一秒物語』のテキストの作者である稲垣足穂の話が聞けます。
曳舟で展示
 お手に取ってご覧いただけます。作品はすべて販売しています。
曳舟で展示
 窓際に、種田山頭火の抜き刷りも置きました。
曳舟で展示
 古書と小さな本との相性も良い眺めです。小さな引出しの中に、版を入れたので、中を覗いてみて下さい。
曳舟で展示
 蔵書票、一枚ずつパッケージしました。蔵書票は東京堂書店でも今買えます。
曳舟で展示
 タルホ本のいろいろが、手に取って見られるという贅沢空間です。点数が多いので展示替えも前半後半あるそうです。
 さて、私事、年末年始で、いつもの課題、仕事部屋を片付けるという目標をようやく達成しました。使いやすくなってますます充実です。
 そして今年2018年ですが、2月には展示と同じ場所プチパリで、本の修理のイベントをします。お手伝いしてくれる方を募集します。詳しくはプチパリのfacebookを今後見ていって下さい。
 3月、4月、5月には、豆本ワークショップを、それぞれな場所で予定しています。4月末からゴールデンウイークには、「そっと豆本、ふわっと活版、ほっこりお茶」も始まります。東京堂書店の常設は3月末までの予定です。夏には、アメリカのミニチュアブックソサエティの大会に参加してきます。自宅教室、続けていて、好評です。ざっとそんなところで、本年もよろしくお願いいたします。

2017年12月28日

今年の締めの活版印刷

ご予約分の『一千一秒物語』の作業をコツコツと進め、クリスマスに間に合うように発送できて、ほっとしました。今年の春から夏、秋、冬は、この本を発行するためにありました。春に絵を描き、夏に印刷し、秋に形にし、冬に数を作りました。
箔押し
こちらが一区切りついたので、年明け展示販売のために、蔵書票を作りました。和紙に、『一千一秒物語』からの挿画を貼った一点ものになっています。私にとって、絵を描いたり、活版印刷をしている時が、最近は楽しい時間になっています。蔵書票は、本に貼り込んで、持ち主が誰であるかを示します。罫線の間にお名前を書き込んで下さい。どの本にどれを貼ろうか? なんて考えてもらえると、おもしろいと思います。
活版印刷
活版印刷
活版印刷
活版印刷
そして、来年、犬年。『青い鳥』からの一節を刷りました。犬がミチルに対して初めてしゃべれるようになった時のせりふ。犬のせりふってかわいい。活字の「!」は持っていなくて、また「,」しかなかったため、こういう組版で今年の間に合わせてしまいました。皆さま今年一年ありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。 活版印刷

2017年12月13日

「MECHANICA PHOLIC avec Miyako Akai」のご案内です

「稲垣足穂」とは、一つの怪現象である。稀覯本を含む、関連書籍を展示。また、一千一秒をモティーフとした、ブックアーティスト赤井都の作品を展示。(展示されている書籍は、すべて閲覧可能です。)
会期 2018年1月6日(土)~28日(日)
会場 Le Petit Parisien(墨田区東向島2-14-12) tel 03-6231-9961
Open13~18時、19~24時。木曜定休、その他不定休が入ることがあります(不定休のご確認は店舗facebook等でどうぞ)。入場無料

豆本展示
展示タイトルは、企画の方でつけていただきました。私の豆本が、マグネットを使ったアナログな機械仕掛けの機構を持っているから、そのイメージもあってかなと私は思っています。 一千一秒のために今行っている作業は、写真は撮れるけれど、小さすぎて説明できない。この豆本の他、蔵書票も出品予定です。
豆本製本途中
豆本製本途中

2017年12月4日

今年最後の月ともなりました

墨田区での豆本ワークショップ、そして朝日カルチャー千葉での豆本講座、無事に終わりました! 参加者の皆さま、小さな手作業、お疲れ様でした。自宅アトリエでの教室は隔週土曜日、随時プライベートレッスンを継続してやっています。

次のイベント

2018年1月6日(土)~28日(日)Le Petit Parisien(墨田区東向島2-14-12)で、稲垣足穂豆本の展示販売を行います。併せて、稲垣足穂の貴重書が展示されます。展示はお手に取ってご覧いただけます。入場無料。Open13~18時、19~24時。木曜定休、その他不定休が入ることがあります。詳しいご案内は、後ほど。今しばらくお待ち下さい。

さて、作品づくり、少しずつ手を動かしています。少しずつでも前進あるのみ。『一千一秒物語』のご予約分を製本しています。もうすぐ製函。
豆本製本途中
小さいことは、何をしているか傍目にはわからない途中経過です。
手慣らしに、この作品以外で何度かちょこちょこと金箔押しをしてきました。そうしてわかったのは、金箔押しはきっと私に向いているということです。好きな作業だし、成功率も上がってきました。手慣れるって大事。たしかに、よく言われるように、ゴールドの輝きが革を美しく見せてくれます。下は、豆本の合間に自分のために作った、久しぶりに大きいサイズのアルバム製本です。手前のページに写真を貼り込み、奥の方にA5サイズの書き込み済みのノートを3冊綴じ込みました。
アルバム製本

2017年11月10日

The 3rd Hong Kong Book Art Festival

 The 3rd Hong Kong Book Art Festivalへ、行ってきました! 香港政府招待で、飛行機やホテルを出してもらって、展示、講演、ワークショップを行いました。帰ってきて一週間がたち、日本でも次々に人と会ったり仕事の続きを進めたりしながらも、香港の余韻を楽しんでいます。

 出発は、成田から。5時間のフライトで、到着したら山崎曜先生、都筑晶絵さん、山元伸子さんと合流して、トランクをピックアップして一緒に市内へタクシーで。そしてすぐにギャラリーに向かい、展示のセットアップをしました。
 翌日夕方から、オープニングでした。公募で集まった本への表彰もしました。赤井都賞、出ました。公募で集まった本は、ギャラリー外のオープンスペースに展示されました。



 ロビー吹き抜けに掲げられたイベント案内に、私の名前も、入っています。展示には3日間で1000人を超える人が来ました。

 ギャラリーで私の豆本を人が見ようとするとこんなかんじになってました。

 展示はこんなふうに。5作品出品しました。『航海記』特装版、『航海記』たとう付、『本』、『月夜のまひる』、『Please Open』


 ギャラリー内には、紙の会社からの色とりどりの紙の提供で、自分でその場で本を作れるコーナーも設置され、にぎわっていました。豆本がちゃぽんHongKongもあって、みんな楽しそうに回していました。いい企画だと思いました。

 そして、ワークショップ。活版印刷のミニチュアブック『雨ニモ負ケズ』を二時間で製本しました! 作品を通じてたくさんの方と出会えたり、お話できたりすることは本当に楽しいです。この日に作った小さな本が、それぞれの方のところで、それぞれの時間を過ごしていることを想像します。私は日本に帰ってきたけれど、香港にたくさんの小さな本を置いてきたわけで、それらはずっとその方たちと一緒にまだいるのです。

 街歩きも楽しみました。本屋さんへ連れて行ってもらいました。豆本がちゃぽんHongKongが設置されている素敵なブックカフェKubrickでランチ。

 山崎曜先生と、湾仔歩き。私たちは二人とも、製本にそんなに必要かしらというくらい体幹に関心があるタイプなので、二人してどんどん歩きました。もう一軒、本屋さんに行きました。ここも素敵な品揃えでした。

 そして、プライベートワークショップ。少人数で、アリスを一日で作るというチャレンジでした。




 合間にカフェ飯、デザートつき。このタルトおいしかった。表紙のやすりかけも、革すきも、容赦なくやってもらいました。この作業量、仕上がらないかも、と思った時、「音楽をかけてもいい?」と、参加者さんたちはラルクアンシエルをかけて、がんがん手を進めました。素敵ー。こうしてアリス本はめでたく仕上がったので、皆で小籠包を食べました。それもおいしかった。





 ブックフェスの主催、キュレーターでもあるティアナのオフィスは、アーティストのために提供されているオフィスで、素材や道具や作品や本が詰まった空間でした。こういう場所を見るのはとてもおもしろい。


   それぞれのスケジュールで動いて、ホテルに戻ると、そこでも一人ではなく、部屋はアーティストのジェインとアデリンと私と3人のルームシェアでした。アーティストトークやガールズトークをしたりして、とても楽しかったです。星空の下のカップヌードルとかも。2年ぶりに会ったジェインからは、私の人となりは軽くなって、作品は深くなった、いい方向にいってると言ってもらいました。フェスが終わって別れて、私は延泊して、香港の滞在を楽しみました。一人行動していると、広東語で道を聞かれたり話しかけられることが何度もあったので、わりと自然に溶け込んでいたと思います。一人でしたことは、道具街を歩いたり、パン屋さんやスーパーや甘味処に入ってみたり、丘に登ったり、とかそんなかんじ。日常を楽しみました。



   毎朝、ホテルの裏の丘に登って、頂上の公園で山崎曜先生に太極拳を教えてもらっていました。体調が整うかんじで、良かったです。丘の斜面にはゴムの木が生えていたり、黒いトサカの小鳥がたくさんさえずっていたりしました。朝の公園は、後ろ向き歩きやぶら下がり運動など、いろんな健康法の人たちでにぎわい、夕方には、夕日を見る人たちでいっぱいでした。海にかかる橋に落ちていくふんわりローズピンクの太陽、そして輝き始めるハロウィンの半月。健康になってよかったなあと何度も思いました。台湾もおいしいし、カフェがおしゃれなんだって。呼んでくれる人があったら、行きますよー。10月末の香港、過ごしやすい気候でした。人に、街に、自然に、本に、たくさんエネルギーをもらいまいた。

2017年10月23日

記事の紹介

ウェブマガジンさんちに紹介されました。
それでは香港へ、展示とワークショップと講演に行ってきます。

2017年10月18日

次のイベント

2017年10月24日(火)-29日(日)「編ZINE2017」
好きなページを選んで綴じるという、編集と製本をご自分でという「編ZINE」。今年は高円寺で、5周年を迎えます。私は、豆本ではないサイズで、超短編小説と挿絵のページを提供しています。
12-19時(最終日17時まで)高円寺自由帳ギャラリー(高円寺北2-18-11)主催233コミケ部

2017年10月26日(木)-30日(月)「Hong Kong Art Book Fesival 2017」
2年前に初参加し、その次の回にあたる今回も香港政府招待で作品5点出品、講演、ワークショップを行います。展示会期は30日までですが、私は11月2日まで香港に滞在します。
トランクを干したりとか、ワークショップの素材を準備したりとか。講演の原稿を、頭をひねりながらうんうん進めています。香港でお互いよい時間を過ごせますように。

2017年10月6日

「そっと豆本、ふわっと活版6」ありがとうございました。新作できています。

9月から10月にかけての一週間の催事、三省堂神保町本店一階で、豆本と活版を皆さまにご案内しました。お世話になった皆さま、どうもありがとうございました。
新作を、製本できたのはまだ見本だけですが、意志の力でなんとか間に合って出品することができました。ただいま予約受付中です。ご興味のある方は赤井都宛メール下さい。

新作の豆本を作った凸版がまだ使えたので、テキンでインクをグラデーションにして刷ってみた活版絵葉書。本の絵柄の絵葉書って案外ないなあ、と思って作りました。

著書本はたくさん積んだ山が、最終日にはすっかり減りました。新しい出会いがあって、よかったです。この本、内容がすごく詰まっているっていうのが良いみたい。

Bird Design Letterpressさんの活版ワークショップも、好評でした。ここでテキンの音が響くとは。軽やかな音が正面入口からも聞こえていました。

そして、これも案外好評だった、豆本の1ページです。言葉は種田山頭火。青緑色の活字の文字と、ドライポイントの黒と、雁皮紙の味わい。そうだアクリルケースに入れてパッケージにすればいいんだと思いついて、1ページずつを販売します。会期中、よく聞かれたのが「常設はあるんですか?」という質問でした。私の豆本は、三省堂神保町いちのいち(瓶入り活版豆本2種)、三省堂池袋いちのいち(『雨ニモ負ケズ』とレーザーカット豆本、切手豆本)、東京堂書店神保町店(多種類あります)に置いています。本の絵柄の活版絵葉書と、山頭火は、東京堂書店で販売を開始しました。


2017年9月24日

新作ができました。まだ見ぬ小さなブックアートの世界へ

新作豆本『一千一秒物語』ができました。あんなに大量の雁皮紙を買って、たくさん整版して、大変な思いをして、紙はほとんど無駄にはならなかったけれど、本というものは非常にコンパクトになってしまう形式なので、販売品は12部のみ。まずは最初の2部が製本できました。あとは注文次第製本します。今回、アーティストとして非常に突き抜けた気がしています。表現方法、そして、それを実現する専門技術。見飽きずに楽しめて、小さくて、保存が効いて、しゃれている。本って不思議なものですね。価格は、かかった費用からの計算で今考えているところですが、紙の二枚貼り合わせ、革モザイク、純金箔押し、とものすごく高度なテクニックを使っていますが、実験的な立体紙ものの宿命として、あまり高くはできないかなと思っています。今回はフランス製の伝統的な金箔押し道具を購入しました。金沢の純金箔との使用感、すごく良いです。「直線と直角だけで美しい」とのデコールの先生の教えに倣って、2年かかってようやく直線で四角が押せたと思います。今回の本にかかった時間は、著作権者へのお話と企画から2年。レイアウトに4ヵ月。印刷には19日。文字印刷と絵の印刷の雁皮紙を二枚、紙の目を直交させて貼り合わせてプレスするのに9日。製本に3日。製函に3日。ふつうはできないと思う、ものすごく集中した時間でした。あさって26日から、三省堂書店1階で一週間のイベント「そっと豆本、ふわっと活版6」に出ます。まだ見たことのない、小さなブックアートの世界。伝統的な知恵を使いながらも、軽やかな新しい小さな本。見に来て下さい。






2017年9月6日

2017年9月26日(火)-10月2日(月)「そっと豆本、ふわっと活版6」のご案内です

「そっと豆本、ふわっと活版6」

豆本 豆本
読書の秋、神保町いちのいちCreator'sTABLEにて、豆本と活版印刷の展示販売会を開催致します。
会場には、Miniature Book Competition(本拠地アメリカ)3回受賞の赤井都による豆本作品と、Bird Design Letterpressによる活版作品とステーショナリーが並びま す。豆本と活版の深く歴史ある世界を楽しめるような作品、そしてギフトにも最適な商品を取り揃えて、皆様のお越しをお待ちしております。
同時開催の豆本ワークショップでは、オリジナルのアコーディオン折本の製本を体験していただけます。活版ワークショップでは、様々な場面でご活用いただける名入れオリジナルカードの活版印刷をお楽しみ下さい。
会 期 2017年9月26日(火)-10月2日(月)
会 場 三省堂書店 神保町本店 内 1階神保町いちのいち Creator'sTABLE(シーズテーブル)
出展者 赤井都、Bird Design Letterpress 協力:andantino、弘陽(三木弘志)

豆本ワークショップ 「小さなアコーディオン折本を作ろう!」
豆本 豆本 豆本
開始時間:①10時からの回、②11時30分からの回、③14時からの回、④15時30分からの回、⑤17時からの回 定員:各回2名 ・基本ご予約不要、随時受付(受付時間は毎日10~17時) ・お席を確保したい方は、神保町いちのいち神保町店へご連絡頂くか、店頭スタッフまでお気軽にお声かけ下さい。TEL.03(3233)0285営業時間10:00~20:00
・所要時間40~60分程度
・ワークショップ代 2,700円(税込)
 ※ご希望の方は、カッター作業を講師が代行しますので、初心者やお子様にも安心して取り組んでいただけます。作りやすい手のひらサイズの本です。
3種類の文章から1つ、数種類の表紙から1つ、さらに見返し紙を、ご自身で組み合わせお選びいただきます。本文紙をじゃばら折にして、両側に縁をノリでくるんだハードカバーをつけます。
活版印刷の過程で出た紙などを用いてコラージュし、世界に一冊だけのオリジナルのアートブックに仕上げます。
本文紙は、物語のイメージから、暗がりで所々光る紙を使用しています。

活版印刷ワークショップ オリジナルメッセージカード(化粧箱付)
豆本 豆本 豆本
活版イベント等で大変ご好評いただいているオリジナルメッセージカードの活版印刷ワークショップを行います。
・予約不要、随時受付(毎日13~19時)
・所要時間約20~30分程度
・印刷枚数 25枚
・ワークショップ代 1,620円(税込)
・カルタヴァレーゼの化粧箱付
ワークショップでは、お名前とワンポイントを入れたオリジナルメッセージカードを作ります。ローマ字名を大文字の欧文活字で組版させていただき、樹脂凸版のオーナメントを配置させていただいた後、手動活版印刷機を用いて、ご自身にて25枚印刷いただき、用意した化粧箱に入れて持ち帰っていただく形となっています。
様々な場面でご活用いただける名入れオリジナルカードの活版印刷をお楽しみ下さい。

>>「そっと豆本、ふわっと活版」公式ページ

2017年9月1日

豆本を作ろう ワークショップ情報2つです

2017年12月2日(土) 豆本特別講座 朝日カルチャーセンター千葉 はじめての豆本 詳細・受付はこちら10:30-12:00 小さな『ひみつ』を作りましょう。活版印刷されたアコーディオン折本です。
豆本
2017年9月26日(火)-10月2日(月)「そっと豆本、ふわっと活版6」展示販売とワークショップ「小さなアコーディオン折本を作ろう!」
開催場所: 三省堂書店 神保町本店 内 1階神保町いちのいち Creator'sTABLE(シーズテーブル)
開始時間:①10時からの回、②11時30分からの回、③14時からの回、④15時30分からの回、⑤17時からの回 定員:各回2名 ・基本ご予約不要、随時受付(受付時間は毎日10~17時) ・お席を確保したい方は、神保町いちのいち神保町店へご連絡頂くか、店頭スタッフまでお気軽にお声かけ下さい。TEL.03(3233)0285営業時間10:00~20:00
・所要時間40~60分程度
・ワークショップ代 2,700円(税込)
豆本

2017年8月22日

いい記事です。夏休みは豆本作りで決まり

2017年8月17日 朝日小学生新聞に掲載されました! 3面「自由研究 自分だけの豆本を作ろう」 豆本制作指導をしました。著書本『楽しい豆本の作りかた』にも掲載のじゃばら折本です。著書本も紹介されました。ひとくちに本と言っても、いろんな形で作れるんですよ。楽しい形で作ってみて下さい。
自由研究豆本自由研究豆本

2017年8月17日

じゃばら折本

本日の朝日小学生新聞で、豆本の作り方と、著書本が掲載されています。小学生でも作れる、楽しい小さな本を紹介しました。夏休みの思い出づくりに、手を動かして形を残してみて下さい。今しか作れないというものが、きっとできるはず! もし失敗した箇所があっても、後から見たら、それもいとおしく感じられるでしょう。それが手づくりの魅力なんです。
次のワークショップの内容も考えました。
豆本 豆本
2017年9月26日(火)-10月2日(月)「そっと豆本、ふわっと活版6」展示販売イベントで、豆本ワークショップを同時開催します! 
開催場所: 三省堂書店 神保町本店 内 1階神保町いちのいち Creator'sTABLE(シーズテーブル)
「小さなアコーディオン折本を作ろう!」
・予約不要、随時受付(受付時間は毎日10~17時)
・お席を確保したい方はご予約下さい。(受付開始までしばらくお待ち下さい。)
・所要時間40~60分程度
・ワークショップ代 2,700円(税込)
 ※ご希望の方は、カッター作業を講師が代行しますので、初心者やお子様にも安心して取り組んでいただけます。作りやすい手のひらサイズの本です。
3種類の文章から1つ、数種類の表紙から1つ、さらに見返し紙を、ご自身で組み合わせお選びいただきます。本文紙をじゃばら折にして、両側に縁をノリでくるんだハードカバーをつけます。
活版印刷の過程で出た紙などを用いてコラージュし、世界に一冊だけのオリジナルのアートブックに仕上げます。
本文紙は、物語のイメージから、暗がりで所々光る紙を使用しています。
新聞で紹介と同じ大きさ、同じ作り方のじゃばら折本です。内容は、文章とイラストが入って、ちょっと大人っぽいかな。文章と絵は私です。素材の選び方で、もっとかわいく作ることも、かっこよい方向に行くことも、できると思います。あなたなら、どんな本にしたいですか? お好みでどうぞ! 初心者さんでも、不器用さんでも安心の、あなたのペースで対面で一緒に作りましょう。本の街神保町の本屋さんの一角で、記憶に残るひとときをお過ごしください。

2017年8月14日

次の豆本制作とワークショップ

 先月作成していた活版豆本『ひみつ』は、豆本がちゃぽんに入って販売中です。
 さて秋に向けての新作『一千一秒物語』全集が、長い企画と準備の時間を経て、ついに印刷に至っています。まずは凸版の印刷から。刷り出したら、きれいに線も色も出てほっとしました。色の可能性に目覚めました。凸版でこれだけ細い線がカラフルに出るなんて、凸版とテキンとフランス製インクがすごい。紙の縁はグランジ感でよしとする。本の全巻を刷るまで、まだまだ先は長いです。一日で刷れたのは、2巻分。物語は全12巻。
印刷失敗でローラーに巻き込んだりした「ヤレ紙」が出てくるけれどこれがアートに見えるので、9月の三省堂での展示販売ワークショップイベントでは、ヤレ紙を使った製本ワークショップにしようかなと考えています。