池袋コミュニティカレッジのルリユール工房で学び、岡本幸治先生の書籍の修理と保存コースを受講して赤井都が修理した本の記録。さらにその後の修理の活動の記録
フォルダを作るという選択(You Tubeショート動画へリンクします)
製本教室に来た生徒さんの、ちょっといつでも見たい紙類の保存の解法を紹介します。私は、マチのサイズなどをアドバイス。自分の書斎に持っていても美しい、布表紙のフォルダーをお作りになりました。紙が折れずに取っておけて、取り出しやすい形です。
古書店から洋本の修理オーダーを請け負いました。修理した本を届けるところまでを3分間の動画にしました。
昔ながらの作りの本は、開きすぎると壊れる構造の物があります。そうした本は、表紙の下に高さ合わせの板を入れてあげると良いです。書斎に合わせて、無味乾燥ではなく、ラグジュアリーな革に箔押しのクッション板を作りました。
自分が所有している蔵書の定期メンテナンス。クリーニングや、新しく所有した本の点検。かびや埃を除去して、必要なものには早めの修理など。
自分が所有している蔵書の定期メンテナンス。新しく所有した本を修理。これまでの本にも専用オイルを再度塗布したらツヤツヤに。
Le Petit Parisienの書斎の本の傷みを、さまざまな書物用の物資と化学知識を駆使して、劣化の進行を止めるようにしました。修理1回目
Le Petit Parisienの書斎の本は、数が多いので、ボランティアの人出を募って、イベントとしてクリーニングや修理を行いました。本のクリーニングは書庫の外で行います。修理2回目
Le Petit Parisienの書斎の本を、ボランティアの皆で修理して、見返しが切れてしまった本の修理など、かなり専門的に進んだ修理までもできてしまいました。修理3回目
Le Petit Parisienの書斎の本の、さらに大変に壊れた本も、ボランティアたちでクータを入れたり、和紙で見返しや表紙を継いだりして、修理を進めました。皆、すっかりベテランに。修理4回目
古本にかけられたグラシンが、酸化して本の本体を傷めることがあるので、自分で中性紙のグラシンにかけ直すのがお勧めです。
本でよくある、ジャケット(通称ブックカバーと言われる部分)を、ひっかけて一部分が破れてしまっている場合。和紙で早めに修理すれば、それ以上破れる危険はなくなります。
ホットメルトがうまくついていなかった本。しかしこの初期不良を見たのはこの時だけでした。
これも本の壊れ方として、あるあるですが、背表紙がポロっと取れてしまった場合。壊れる構造で設計されてしまったので、単にそのまま戻してつけるだけだと、また壊れます。クータを入れて直します。
「子供日記」の修理
「子供日記」の修理・続編
「子供日記」の修理・ページの破れを和紙で直す
「子供日記」の修理・新しい背をつける
ついに「子供日記」修理できました
『マザーグースのお話』の修理(針金を糸綴じに直し、取れた表紙をつけ直す)
地震津波による図書写真の被害とレスキュー
『ひとまねこざる』の修理(テープはがし)
『ひとまねこざる』を修理(綴じ直し)
絵本の修理、壊れにくいピーターラビット本、壊れやすい重いデザイン本
『ちびくろさんぼ』の修理(クータを入れる)と保存箱
ジョージとさんぼの修理続き(欠落ページのコピーを入手)
おさるのジョージ絵本の修理(クータ)before after
『ソフィーの不幸』の本の修理
『ソフィーの不幸』修理が終わって幸せな本に
昭和豆本のページが外れて修理しました