Oct 22, 2012

よい失敗

教室でいろいろなことが起こりました。
たとえば、かがり糸で本文紙を切ってしまった。違う所を糊づけしてしまった。2mmの厚紙を切るうちに、どんどん切りくずが出て、寸法が小さくなってしまった。
挽回方法を探して、なんとかしていったわけですが、思い返してみれば実は私、全部、自分でも通った道でした。心当たりがぜーんぶあります。
かがりの糸を引いてたるみを取る時には、必ず折丁の背に並行に糸を引くようにと先生から言われながら、直角に引いて本文紙をびーっと一瞬で切ったこと、あります。説明を聞いていても、切るまでは、ほんとに理解してなかったんですね。切って初めてちゃんとわかった。本当に、これはやっちゃいけない動作なんだなーと理解しました。手で覚えたってこういうことかな。もちろん、賢い人はいて、聞いただけで理解できる人もいるのは知っています。同じレッスンを受けていた他の人のほうがずっと私より製本はうまかった。私はうっかり者で回り道タイプです。違う所の糊づけもしました。厚紙が小さくなってしまったこともありました。
今日はそれで、失敗したー、と思っても、そこはなんとかして最終的に本になったので、最終的には失敗してないですね。ちゃんと本になりましたもんね。
挽回しようとして、進行が手間どったー、とも思わなくていいです。回り道タイプは回り道をいつかどこかで必要としているので、それが明日じゃなくて今日になったと思えばいいです。よい失敗をしました、と言いたい。もちろん、失敗をしなくてもできる人はいますよ。でも、失敗をしたから自分はダメとか本作り向いてないって、即、思わなくていいです。それはまた別の話だと思います。私もこうして本を作っていますもんね。
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