Sep 23, 2011

そうだ、今度、理科室を舞台に話を書こう

 チラシに惹かれてケーキバイキングに行きました。シチュエーションも食べ物もすてきだったんだけど、カナーリ食べ過ぎました。それでも、おなかいっぱいだよう、と寝転がっていたくせに、翌日になると、またふつうにおなかがすいて何か食べずにはいられなかったので、人間ってしょうもない生き物だなと思いました。(もっとも、ドイツ人は食べ溜めができるらしい。ドイツ兵は、食べなくても戦えるから、恐れられていたらしい。―不確実性伝聞)
 落ち着いた数日後の今日は、寒天をプラケースから発見しました。二年ぐらい前の夏に、「牛乳かんでもレトロに作るか!」と勢いで買ったものの、家で見ると面倒になって作らず、二年間のうち五回ぐらい発見しては見なかったふりを繰り返してきた物体で、乾物といえどもそろそろ秋には賞味期限がやってきます。ところで、寒天がテレビで紹介されたか何かで、いやたしか元は、とある教授が書いた一本の論文がきっかけで、ブレイクしたらしいですね。なんでも、寒天がスゴーク体にいいという内容らしくて、高血圧の改善とかなんとか、とにかく体にスゴークいいらしい。2月から売れ続けて、既にこれまでの一年分を出荷してしまって、寒天工場の倉庫は空っぽ、材料の天草は高騰中。私は高血圧ではありませんが、ヤフオクで寒天を売ろうかと一瞬考えたものの、そんなにスゴクいいものなら自分で食べることにしました。寒天って伊那あたりで作ってるんだよね。るるぶに「寒天ガーデン」って載ってたけど近づかなかったな。。寒天ってダサいとか味がないとかのイメージがあったけど、それは単に作りようだったのだろうか。寒天の袋を開封すると、寒天料理のミニ冊子が出てきて、それには「あんみつ」「牛乳かん」のほか、「むら雲よせ」「ごま豆腐」「トマトかん」などが載っていた。もらいものの梅のシロップで味をつけてみた。固まり具合を観察していると、科学の実験を思い出した。理科室で作ったカラメル… それから硫化硫黄だっけ。結晶の生成。冷やし固めたものを食べてみた。ふつうだった。見ているほうがきれいだった。
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