Sep 23, 2011

2講座、無事開講

豆本
 第2月曜午前のヴォーグ学園は、明るい光の入る教室です。カード、のし袋、グラシン封筒などを使って、角を糊で綴じて、ページものを作る初チャレンジ。たっぷり2時間半あるので、窓を切り抜いたり、型紙を使ってオリジナルの袋を作ったりもしました。皆さん、それぞれに押花やニットなど、手作りされる方たち。手を動かしながらさっそくいろいろなアイデアがわいて、アレンジに個性が発揮されていました。切った紙の縁がもろもろになったりと、思ったとおりにいかないところもありましたが、このあたりは練習。レッスンを重ねるうちに、紙の扱いに慣れてくると思います。写真に写っているよりももっとたくさん作りました。次回は和綴じを作ります。
豆本
 銀座おとな塾は、第2・4週の夜7時からの2時間クラス。大きな木の机が真ん中にある空間です。プレ体験ということで、まずは私の豆本実物を次々に見てもらいました。そして手を動かして作ってみる体験。三角形のハードカバーの折本と、糸で中綴じする基本の本を作ってみました。こちらは豆本は初めてだったり経験者だったりしますが、皆さん、紙は常に扱っているので、カッターや定規にはさほど苦労がありませんでした。これから小口化粧裁ちなどが出てきた時が、チャレンジです。次回から、ハードカバーの本らしい豆本を作っていきます。

 2講座とも、「自分で家でできるようになること」というのを私の中で目標に掲げています。教室で、与えられた素材でできたその後で、自分でアレンジして作れるように。そうだ。教室の後でアレンジして作ってみたものや、うまくいかなかったことがあれば、次の教室の時に見せてほしいな(教室で言うのを忘れました)。
 豆本づくりは、「ここはこうしないと本が壊れやすくなってしまう」という製本のお約束と、アレンジ自由の部分とがあります。お約束をふまえて、自由な本づくりをしていきましょう。
 製本の時の方法も、一つではありません。「ここはこの大きさ(小ささ)だから、ここを押さえてこっち向きにこうしよう」などと、自分で手順を考えられるようになるといいですね。まずは、私の手の動きをまねするとして、作業の意味がわかってくれば、自分で得意な方や、違う素材や大きさになった時にもうまくできると思います。
豆本
 自宅の植木鉢で、今年も球根から花が咲きました。音楽と花と、本は、心を慰めますね。
豆本

豆本

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