Sep 23, 2011

みずのそら「机上の灯台」展 出品作品の説明です

全てお手に取ってご覧いただけます。
『Rainbow』は限定26冊のエディションの在庫全てをご覧いただけます。ぜひ見比べてお好みを見つけて下さい。お取扱い上の注意は下に記してあるとおりです。
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『Rainbow』
砂地には、虹の製造工場があるのだと思っています。海上にかかった虹は、見とれるうちに薄れ、雨粒になって落ちてきてしまう。けれど、崩れた虹は砂浜の下でまた集結していると思います。ケルト民話では、虹の根元には宝物が埋まっていて小人がそれを守っているそうです。

使用紙
見返し紙、本文紙: 紙工房たかの
遊び紙: 流泉紙(新井悦美)、サンドペーパー(小津和紙)
使用活字
6pt エングレバースボールド、6pt センチュリーオールド、8pt明朝体
使用インキ
赤と青などの混色9種
Book A~Zまでの限定26部 7777円

豆本お取扱い上のご注意
スリップケースの角に近い部分を掴み、もう片方の手を、本を受けられる所に置いて、ケースを傾けて下さい。きつめのケースの場合は、スパイスを振るくらいの軽さで振って下さい。本が出てきます。
本とケースは、一つずつ合うサイズに調整済みです。必ず元のケースにお戻し下さい。
一般に糸かがりの手製本は、開きがよく、機械製本よりも丈夫です。言壺は、繊細さを強調した作りの豆本を好んで作りますが、大人がご自分の持ち物として、毎日閉じ開きして愛玩しても大丈夫な強さは備えています。ただし小さな紙ものである豆本自体が華奢な物ともいえます。たとえばガラスや陶器を粗雑に扱えば壊れるのと同じようなことですので、お取扱いには充分ご注意下さい。
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『Letterpress, Lighthouse』
灯台守という日本語の響きは情緒たっぷりだけれど、英語ではライトキーパー。あなたなら、このタグを何につけますか。
灯台の光はくるくる回り、その時その時に違った光景を見せてくれます。そんなアートブックで遊んでみませんか。
木、ゴム、鉛活字、全部をテキンで刷りました。封筒を2枚つければ本のページのようになると思って、糊で綴じました。

タグ(2枚1組)「Light Keeper」
12pt センチュリーオールド、木活字(山猫や)、朱インキとプラスター

アートブック「Lighthouse」
12pt センチュリーオールド、木活字(山猫や)、墨と白インキ

封筒
12ptセンチュリーオールド、ゴム印(山猫や)、墨と白インキ

限定20部 2000円
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『Finding Light, Keeping Light』
アメリカ人のラリーと会ったことはありません。私が作った初めての活版豆本『雲捕獲記録』を気に入ってくれ、『寒中見舞』の英訳編集を電子メールのやりとりだけでやってくれました。最近、事務的な用事で久しぶりにメールをしたら、今は何を作っていますか、またコラボしませんか、ということで、この夏、思いがけず実現した本です。

テキスト 赤井都とラリー・サイドマン コンピュータープリント
カバーアート ラリー・サイドマン
封筒 赤井都の手作り、活版印刷

英語版
「Lighthouse Keeper」「Stargazer」「Finding My Soul Again」
机上の灯台版 20部 1000円

日本語版
「灯台守より」「星案内人」「再会」
机上の灯台版 20部 1000円
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