Oct 08, 2011

秋、ひといきついて、作る準備です

10日横浜開港記念会館での「豆本のつどい」は週の半ばにはご予約満席になっていたようです。半年以上前から企画準備していましたが、いよいよ明後日なんですねー。持っていくものを風呂敷に包みました。会場内は、固定したお店は開けないことになっていますが、机や椅子が適宜配置されていると思います。小さなものが手元でばらばらになってしまわないように、トレイのような函に入れてお見せするつもりです。トレイは、役立つと思いますよ。
豆本教室
さて、今日は秋晴れなのでホームセンターへ自転車を漕いでいきました。布の裏打ち用の板を調達。それから、革工芸用の刻印の持ち手を作りました。加工室で丸い棒を切ってもらって、中心に穴をあけてもらいました。下を向けて金属が抜け落ちてしまう穴だと大きすぎるのでやり直してもらって、最後におじさんに「何に使うの?」と聞かれました。説明したら納得されました。じゃあこれを作りに来たのは私が初めてかー。外に出ると潮の匂いと金木犀の匂いが混じりあっていました。液状化でやられた所ですが元気でがんばってます。
これまでは、この持ち手なしで、金属製の刻印を熱して箔押しをやっていました。自分一人が使うものなら、手ぬぐいでも巻いて使えばいいのですが、大勢の初心者の人が使うのなら、まずは安全を確保しないとー、特に今度11月の池袋コミカレの箔押しは定員数が自宅でやったよりも大きいので、目が届かないと危ないので、道具を作りました。
こうして、教室用にと便利にしていくと、自分もとっても便利になっています! 他にも、初心者のためにと新しい道具に手を出して、あまりにも便利な、まるで魔法の道具を発見した気分になりました。それは、(こっそり)方眼入り三角定規です。
豆本教室
さて、ヴォーグ学園の初級クラスは10月からまた新学期が始まります。ただいまお申込み受付中です。前回4月クラスは定員いっぱいになって人数が多かったですが、今回10月クラスはそれよりも少ない人数のお申込みにて開講決定です。24日スタートのぎりぎり前までお申込みを受け付けます。
紙を定規とヘラで折る基本から始めます。糊の量も少しずつ身につきます。自己流になってしまっているかも、とか、バリエーションがない、とかいう方、ステップアップにぜひ。道具や材料が毎回教材費に組み込んであるので、少量だけ買いに行くのが面倒な物がいろいろと手に入ります。
上は初級で作る、ページが袋になった和本です。毎回作品が出来上がる、達成感のあるクラスです。作るサイズはすごく小さくはなくて、70~90mmくらいの、作りやすい小さな本です。全部で6回のクラス、初級のあとで中級を受けることができます。下は中級で作る例です。
豆本教室
中級クラスの最初の回は、フリップつきのカードブックと、封筒を綴じて作る名刺入れです。カードブックは、初級で既にやったことのある一折りにフリップと留め具をつけたアレンジ。封筒の名刺入れは、複数折丁の綴じを初めて手がけます。硬い表紙や革表紙、ルレット箔押しなど、少しずつバリエーションを増やしていきます。半分復習で半分新しいことくらいの内容で、あまり背伸びをせずちょっとずつ成長していきましょう。
豆本教室
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