Jun 10, 2012

1000アーティストブック日本語版

1000Artistbooksのfacebookを見ていて、日本語版が出ることを知りました。グラフィック社から出ます。私が独自にqbooksから英語版をお取り寄せしているより早く出てしまいそう。

写真メインのアルバム本で、物を見せることで言葉を超えて伝えると思っていたのに、日本語翻訳やっぱり需要があるようです。序文は翻訳があると販路が広がるとしても。韓国や台湾だったら、いやマレーシアでもインドネシアでも、英語版のまま、そのまんまで本屋に並ぶと思います。翻訳版って値段それくらいになりますよね。もしかして並製本が上製本にもなるのかな。

教室のお知らせ。16日の横浜・和紙のハードカバーは、材料の準備などの関係で2日前まで申し込み可能になっています。
銀座おとな塾は、随時入ることが可能です。
「小さな本の家」は、次回は7/14、8/25を予定しています。詳細はこちら。
自分の時間をめいっぱい使って自分の本を作りたいという、アーティスト的わがままな思いは私にはこれまでも、今も、あります。ただ、自分一人で未知の道というか道なき道を通ってきたぶん、身についた技術や知識を、自分一人で使うのももったいないという気がここ数年強くなる一方です。私が既に通ってしまった以上、同時代の人には既に私が通った道であって、未知の道ではない。そして、私一人では技術は使いきれないほどある(使って減るものでなし、むしろ使うと増える)。私一人が作りきれる本の種類や数など、膨大なブックアートの世界から見ればほんのちょこっとで、私が作らないで、人々の思考の中にだけある本のほうがずっと多い。だから、出し惜しみしないんですねとよく言われますが、作る人が多いほうがこの世界が楽しくなると思っています。自分の本づくりをしたい人を応援してます。
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