Apr 01, 2013

ギャラリーびー玉始まります。そして今週末の個展で作る本の素材を準備しました

ギャラリーびー玉(大阪)の豆本と小さな本展は、明日から12日までです。私は『赤い鳥』1号、2号と『豆本づくりのいろは』『そのまま豆本』、作品だけの出品となります。個展と会期が重なってしまいました。どうぞよろしく。

さて、4月5(金)6(土)7(日)13-17時自宅アトリエの個展では、靴を脱いで上がって手洗いをしていただき、本は一部の例外を除き、基本的に全て御手に取ってご覧になれます。入場に際して2000円を頂戴し、豆本をお作りします。私のふだんの作業環境そのままですので、せっかくなので、白い平らな紙にプリントするところから。2種類のお話を準備しました。書き下ろしの『ページの向こうに』と、去年の『お誕生日おめでとう』を改題した『床下にある森』。この二つからお好きなほうのお話を選んで、プリントのボタンはぽちっと押してもらいます。製本は、私がします。お好みの表紙の紙か布を選んでいただきます。宛名もお入れします。製本時間は10分くらいです。いろいろ変わった形も考えたけれど、作ってみると綴じ糸が引っ張られたり紙が引っ張られたり、力学的に無理があることがわかって、あとは全体のバランスで、オーソドックスな薄表紙のくるみ製本のデザインに落ち着きました。ただし糊は極力使わないように考えたので、長いプレス(押し乾かし)せずに済み、できあがった本をその場でお渡しして即読み始められても大丈夫になりました。
豆本個展
デザインが決まったので、素材の紙をあらかじめ裁っておきました。上は表紙の芯になる紙です。柔らかいほう(グレー)か、堅いほう(ピンク)か、色は仕上がると隠れて見えなくなるので手触りだけの微妙な違いですが、2種類から選択をしてもらいます。
豆本個展
書籍用紙をA4サイズと、見開きページのサイズに準備しました。全てカッターと定規で。
豆本個展
表紙は、柄の紙と、柄の布と、無地の布と。この中からどれか一枚を選んで下さい。あとはタイトル貼り込み位置も選べます。
紙をたくさん切りすぎている気もします。お天気が週末にかけて悪いようだし、混んでいるだろうと敬遠されて、すいているかもしれません。豆本っていうジャンルは旬とはいえマニアックだし、初めて開催の場所だし。でもたぶん最初で最後かな。私が大変だから。どうかわからないけれどともかく行く、というお客様に来ていただき、入場したお客様には満足してもらいたいなと思っています。今回の個展は私の中での位置づけはファンサービスです。万一道に迷いかけたら、すぐお電話を。
豆本個展

Edit this entry...

wikieditish message: Ready to edit this entry.
















A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.