May 12, 2013

エンジンかかってきた5月

いろいろなことが同時進行。
豆本販売 豆本販売
豆本がちゃぽんが完売した、神保町の東京堂書店へ行ってきました。3月のTV放映からずっと、一階の一番いいとこに豆本がいてしまっています。しばらくこの場所にいそう。さて東京堂書店のあるすずらん通りから、九段下の方へまっすぐ歩くと集英社の前を通ります。かつて、小説公募の最終候補に残って落ちてから、一度このビルの中で編集の方とお話しました。その時には、本屋でレジ横に平積みされている本を、とっても遠い夢のように感じていたわけですが、今こうして小さな形で自分の手作りで実現してしまったなんて、なんかおかしい。
手製本
さてさて、『赤い鳥 3号』は、印刷が上がってきました! まずは表紙と鞄部分。とーってもかわいい。布への活版印刷が力強くて明瞭。本文の印刷も上がったら、製本始めます!
手製本
別件で、革を買いました。フランスの革をニューヨークのお店から通販しました。高かった…。良い物だけど。
手製本
手製本
さて、こちらは、自宅教室で仕上がった作品例です。和紙を表紙にして、見返しはオリジナル染め紙、中は山の切手に和紙の足をつけて糸かがりしてあります。「山のシリーズ切手で、ハードカバーの本を作りたい」というところからスタートしています。見返しを手で色鉛筆を塗って作った紙にしたことで、ぐっと自分らしさや、手作りならではのテイストが増したと思います。表紙には山のシルエットのエンボス。写真でうまく映っていなくてごめんなさい。
手製本
手製本
こちらも自宅教室の作例です。フラッグブック『豊旗雲』を、世田谷文学館秋のワークショップとは別の紙で作られました。紙を選んだのは生徒さんです。表は偏光ブロンズ、裏が黒という、表裏差のある紙を活かして、開く驚きがとってもある本になりました。つなぎのグレーの紙もシックです。紙の組み合わせによって、本はぜんぜん変わりますね。
他にも幾つものすばらしい作品が仕上がっています。写真を撮ることを毎回思い出すのは限らないので、今のところこれだけ。

こうして作っている外で、鉢植えのバラが咲きました。

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