Nov 11, 2013

「年間手帳」ができるまで

年間手帳
「年間手帳」、来年2014年のダイアリーです。みずのそらメンバーから「いいね」と言われたのが嬉しかった。これがどうやってこの形になったかというと……
年間手帳
まずは紙の上に、鉛筆で枠線を引いて、デザインを考えました。枠線の四角やページは黄金比にしました。文字は、プリンターやはんこも試してみましたが、何度も繰り返し見る文字は、活版が最も耐えるだろうと、活版で刷ることに。他で印刷した時の数字を貼りつけてイメージを見ています。
年間手帳
うちの玄関に置いてある活版印刷機で、刷りました。夏の陽射しの中のことでした。
年間手帳
数字はかなり使い回している、交換したほうがいいくらいの、角が丸まったもの。
年間手帳
組版は、大変でした。私は葉書の短い方の幅のインテルしか持ってなかったので。
年間手帳
まずは右半分だけ、刷りました。
年間手帳
別の日にもう半分も刷って、ようやくページの完成。ここでほとんど力尽きかけました。写真もピンボケになるくらい。
年間手帳
刷りページをこのままにしておいては、と、製本しました。製本試作のデザインバリエーションは、あほみたいに一杯作りました。今になって思えば、これの印刷と製本デザインに、今年の夏の時間がかなり吸い込まれてしまったため、後で各方面が苦しくなったのだなあ。
年間手帳
カレンダー以外のページ。グラデーション印刷や、朱色の印刷。
年間手帳
交差式製本で、背固めしていないのでよく開きます。
年間手帳
手によく当たる方の裏表紙側が、スウェード革のやさしい手触り。

この本は、11/30の池袋コミカレで作ります。製本した本の販売は言壺通販などで、本体8200円です。ショッピングカートに近日中に入れるつもりですが、まだアップされていない時や、カートではなく買いたい場合など、お気軽にメッセージフォームからお問い合わせ下さい。
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