Dec 16, 2013

豆本12月

名東高校
母校・名古屋市立名東高等学校での講演会が無事に終了しました。高校内のホールが会場で、地域の方や保護者の方、かつての恩師、親子連れの方たちに来ていただきました。プロジェクタなど設備は完備の場所で、画像も、実物も、いろいろ見てもらえました。質疑応答もあったかくて活発な雰囲気で、盛況でした。12月という忙しい時期にお運びいただきましてありがとうございました。スタッフの皆様方、本当にありがとうございました。貴重な機会に感謝しています。母校には、卒業以来、初めて行きましたが、いろいろ蘇りすぎな空間で、到着してすぐに、校長室に通されてPTAの方たちに囲まれたのはちょっとむずむず。なにしろあれから四半世紀たったとはいえ、高校時代が蘇った頭だと、校長室という所は悪事がばれて呼び出されて行くイメージ(笑)。とはいえ、あったかいお茶をいただいて、落ち着きました。時間の流れを感じました……。
ところで、私が高校で、もう少し勉強しておけばよかったなあ、と思うのは、化学です。というのも、接着も、掃除も、実は化学です。たとえば木工ボンドは成分が「酢酸ビニル樹脂」で、紙と布はつけることができ、シリコン樹脂はこれではくっつかない理由が、化学頭脳があったらピンとくるんだろうなと思います。本のクリーニングにも、薬品を使用します。この汚れにはこの系統のもので、汚れをはがせる、というのは化学です。生活の中にこんなに化学が関わってくるって、その時はわかっていなかったなあ。
名東高校
こんなクッキーをプレゼントにいただきました。こんな準備をして待っていただいていたなんて……講演成功してよかった。一匹ずつ顔が違ってかわいい。おいしそうなお店の力作です。感涙。在校中はむろん、卒業した今になっても名東生でよかったなあ、と改めて思いました。胸がいっぱいです。
名東高等学校は、英語科がある高校で、英語科に行かなくてもその環境にいるだけで、外国人の先生が身近にいたり、恵まれた設備があったりして、英語に緊張感は感じずに成長できたのは、海外へ気軽に出ていくことにつながり、私のアドバンテージになったと思います。図書館も前から充実していたけれど、改装されて新装オープンする予定だそうです。私が通っていた頃とはいろいろ変化もあるのだろうけれど、自由な校風や、知的で個性的な雰囲気は、集まってきた人たちからは感じました。進学を考えている子がいたら、ぜひ! お薦めです。
豆本の作り方の本
さて、『楽しい豆本の作りかた』が、book1stルミネ新宿で、面陳されていたよ、と写真を送っていただきました!
年内このあとの私の予定は、19日~25日「神保町いちのいち オクリモノマーケット」です。

神保町いちのいち オクリモノマーケット
日時:12月19日(木)~25日(水)
会場:三省堂書店神保町本店1階
参加作家: 活版工房、Bird Design Letterpress、AUI-AO Design、赤井都and more(敬称略)
活版ワークショップも火曜日以外、毎日開催。
私は、プレゼントにぴったりな「赤い鳥」と、切手のミニカードの、作品出品します。

「豆本ツリー」も25日まで、東京堂書店神保町店で開催中。ぜひこの機会に神保町へどうぞ。
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