2015年6月30日

夏至で明るい。小さな本を作ること

豆本販売
豆本販売
タコシェに納品しました。タコシェは、私が豆本を始める以前の言壺初期から置いてもらっているお店です。私は東京下町に近い方で制作に打ち込んでいるので、最近めっきり中央線方面を遠く感じますが、中央線の方から逆にこっち側は遠く感じるんだろうなあ、と思います。そこで、中野にも豆本を置いたら皆さんアクセス良いよね?と、タコシェにアリス豆本を納品しようと思い立って、実際に制作を進めて納品できるまでに1年かかってしまいました。1年ごしでようやく初志貫徹、と納品して帰ってきたら、もう売れました、という連絡があったので、もう一冊手元にあったので追納しました。ガラス瓶入りの極小活版豆本もあります。おそらくドールに持たせてもさまになりそうと思います。
豆本販売
豆本販売
豆本販売
豆本販売
神保町の東京堂書店のほうにも、納品しました。ここも、おつきあいは長いです。長いのをちゃんと濃くしておきたい。香港で、他のブックアーティスト達との交流の中で、私は一冊30万円のルリユールでもなく、美術館から依頼を受けるインスタレーションでもなく、誰のために作るかと言えば、本屋さんで売る本を作ることを選んだんだなあと感じてました。「かずもの」を作る道です。数千冊の豆本、そして数万冊の著書本。小さければ単に売れたり、生き残ったりするとは思っていないです。
豆本販売
私には、小さい即かわいいと感じる心は薄い。だからいいんだと思いました。アルコールが飲めない人が、ウイスキーのブレンダーに向いているのと同じことかもしれません。今週は、定番で、品切れになりそうなものを作っています。今しっかりやっておかないと、秋から並べる物がないですよ。慌てて作れる物でもない。疲れたらすぐ休んで、読書など他のことをしています。写真を撮ったり、ブログを更新したりもね。
豆本休憩
先週は、ずっとパソコンで新作の組版をしていて、今も手直し中です。バルコニーを座れる空間に改造して、夕方に外で絵を描いたら、なんだかうまく描けた気がします。鹿島茂の『アール・デコの挿絵本』を読んでから、すっかり挿絵本に傾倒しています。『雲捕獲記録』の頃は、白い紙に字だけで表現するのが一番いいと思っていたんだけど。今でもその本はすごくいいけれど、今年は違う雰囲気のものも作りたい。夏はまだ続く。制作時間もまだある。よかったー。
豆本休憩
WriteBacks



Tweet