2016年11月5日

『雨ニモ負ケズ』活字写真の本の製本

豆本展示
『雨ニモ負ケズ』が書かれたのは1931年11月3日でした。ちょうど今くらいの季節。去年の今頃、岩手に行った時は、『銀河鉄道の夜』を作るつもりだったので、SLなどを時間をかけてペンでスケッチしていました。岩手山も描きました。夕食に入った所で、賢治さんの自筆の『雨ニモ負ケズ』がカウンターの後ろに掛けてあり、それが正に文化の日だったので、今日書かれたんですねーと驚き、そこの大将が、今年は米取れるんかなあとか心配しながら書いたのかなあとお国訛りで答えてくれました。それが印象的で、『雨ニモ負ケズ』なら文章が短いから全文、金属活字で組めるなーと考えて、今回のこの本。
豆本
「小さい本を見ている気がしない」と言われる、白地に黒で印刷した本と、印刷の版である黒っぽい本、二冊をブックシューに入れたセットにして、神保町の東京堂書店と、池袋の三省堂書店に置きました。委託店詳細はこちら。ブックシューは竹と楮を混ぜて漉かれた手すき紙で、アクリル絵の具で「水玉と縞」を染め、和紙がけば立たないようにCMCを塗り、小さなしずくのような箔押しを施してあります。作品データや印刷動画はこちら
豆本展示
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豆本
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