2011年9月23日

地震津波による図書写真の被害とレスキュー

 ところで保存修復のクラスでは、当然、今回の被害状況の話にもなりました。片付けに追われてからクラスに戻られた方も。図書館の状況を私なりに比べてみると、どこも、上の棚から本が落ちたといえるようです(本棚ごと倒れた場合は、全て落ちた)。蔵書量によって、落ちた本が腰の高さになったり、膝の高さになったり、床が見えたりしたようです。しかも、重力による下向きへの落下ではないので、本どうしが互いに開いて重なって、ページとページがトランプでシャッフルしたみたいにからまっていたり遠く離れた地点に飛んで行っていたりしたようです。それで、積み重なって下になった本ほど、重みがかかって傷んだと。貴重な本は、揺れても落ちない下の棚に置いておく・箱に入れておくというのが一つの対策になるのでしょうか。国立国会図書館は稀少本は地下書庫にあるとか。
 津波被害のアルバムは、富士フィルムの人が写真の洗い方を 現地で指導に行っているとも聞きました。ぬるま湯で洗うといいとか、ただ温度が高すぎるとフィルムの表面が溶けてしまうので、冷水がいいという説もあるようです。
▼関連リンク
東京製本倶楽部・製本ブログ 図書館被害まとめや復旧活動報告など
史料ネット・おうちの思い出・まちの記憶を残すために 写真を救い出す方法・保存方法・コダック、富士フィルムへのリンクなど。水に濡れた古文書も乾かせるので捨てないで。
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