2013年1月25日

銀座古書の市に行ってきました

松屋の古書市で、木版を買いました。明治期のものです。
古書市で木版
古書市は古本を売るだけと思っていますか? 今回の銀座古書市には、ビジュアルの華やかなものがたくさんありました。デザイナーさん、手作り作家さん、紙もの印刷好きさん、必見です。一般に古書・画で、著作権が切れている物は、その物の所有者になれば、デザインや本の素材に使うことができます。見た目に古い物、だいたいはとっくに切れています。バラになっている一枚ものは500円くらいから買えて、鳥海書房の木版画、古書日月堂の使用済み古切符や手書き文字、かげろう文庫のラベル貼り込み帳、呂古書房の蔵書票など、素敵でした。私はガラス乾板の紙函も買いました。なんとその中に、使用済み乾板が入っていて、開けて一枚ずつ見てうっとりしました。何の役にも立たないけれど、もしかして作品の役に立つかも。
もちろん、端物だけでなく、ケルムスコットプレスや、ポショワールや、細密銅版画入り革装本などあれやこれや素敵すぎる本も出ています。会場にも図録が置いてあるので、ぱらぱらと見て、めぼしをつけて回ると見落としがないかも。古書店を一軒一軒回らなくても一つの会場で全部見られて、しかも普段は奥の方にしまってありそうな本まで、頼まなくてもその場に出してあって見られるなんて、古書市はなんて良いんでしょ。これが美術館展示なら全面ガラスで額装してあったりして紙の風合いがよくわからなかったりしますが、よくわかるし、手に取れるものもあるし、その気になったら買えるという。横長の袖珍本や小型の和綴じ本も、昭和豆本もバラでワゴンに出ていたので、まずは一冊何か買ってみたいという人にも、気軽な入口になりそうです。わからなかったらなんでも古書店の人に聞くといいですよー。「これはいつの時代の物ですか?」とか。本は、買うと、所有者にだけ語ってくれることがあります。手製本は、店頭の見た目だけでわかることは一部だけです。ぜひご自分の所有にしてみて下さい。
古書市で木版
常盤書房から出品の木版。図録を見た時には全くチェックしていなかったのに、見た瞬間、心の火がぼうぼう燃えちゃいました。江戸の職人の生き残り親方クラスによる、版元もお金に糸目をつけないので有名な趣味本の版元で、ものすごく良い彫りだそうです。スタンプパッドですいません、ばれんも持ってないのでフェルトやハンカチを下敷きに、どんな図柄か試し捺ししてみました。
古書市で木版
28日まで、松屋銀座8階最終日5時30分までです。
さてこの一週間、いろいろなことがありました。実は今フォーラムを組み込もうとしていて、間違えて言壺トップページを一日間くらい?消してしまっていました。びっくりされた方、ごめんなさい。ちょっとした事故でした。
小さな本の家では、下は濃厚、てっぺんはさくっとしたガトーショコラをお出ししました。2月2日はコミカレでバレンタイン豆本! ご参加お待ちしています。
古書市で木版
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